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子どもと楽しむ散歩の時間。親子で歩くことの効果と気を付けたいこと

子どもと楽しむ散歩の時間。親子で歩くことの効果と気を付けたいこと

子どもと散歩をすることは、子育てでは日常のことですよね。親子で散歩を楽しむためにも、散歩にかける時間や最適な時間帯を把握することは大切です。また歩くことの効果を理解して散歩をすると、気持ちもアップしますよ。ここでは、親子で散歩する効果や気を付けることをご提案します。

親子で一緒に散歩することのメリット

自然と触れ合い親子でリラックス

子どもを散歩に連れて行くと思うと、しんどいと感じる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、親子の散歩は単に健康によいだけではないのです。

散歩しているとなにかしら自然と触れ合うことがありますね。自然に触れることは、人間の脳の疲れを癒しリラックスを与える効果があります。脳がリラックスすると、気持ちも和らぐので親子が互いに優しく接することができますよ。

また自然には毎日変化があるので、散歩に行くたびに心地よい刺激を感じることができます。いっぽう家の中は人工のものが多く変化も少ないので気持ちもマンネリになりがちですね。

散歩に出て親子で同じ自然のものに触れることで、コミュニケーションが取れ楽しい時間を過ごせるでしょう。

五感を刺激し感情を豊かに

五感とは、視覚、嗅覚、味覚、触覚、聴覚のことをさします。自然は五感を刺激します。例えば、太陽の光を温かいと感じたり、空の青さや木の緑を見て美しいと感じたりしますよね。花の匂いを嗅いだり、川のせせらぎを聴いたりとどれも想像するだけでも気持ちがよいものです。

自然の中で食べるお弁当なども美味しく感じませんか。自然の中では五感が心地よく刺激され、感情も豊かになります。

子どもは特に敏感なので、五感の刺激をたくさん受けると脳の発達にも効果をもたらすといわれています。自然の色や形は二つと同じものがないのも面白いですね。発見は子どもの心を豊かにしてくれるでしょう。

自然は生きる教科書といわれるように、学びがたくさんあります。散歩するほど学ぶことができますよ。

歩くことで体も健康に

やはり散歩は歩くので、足腰に筋肉がつき体力がつきます。また足の裏を刺激し全身の血の巡りをよくするので、健康をうながします。自律神経が整うので、体のコンディションもよい状態になりますよ。1人ではなんとなく面倒な運動も、子どもとの散歩のついでならできそうですよね。

散歩中、子どもが段差のある所や石の上などに上がりたがるかもしれません。そのようなことによって自然と筋肉やバランス感覚が養われるので、危なくない範囲で見守っていましょう。

ママは何かと毎日忙しいですから、ストレスを解消したり体力をつけたりするのに散歩はおすすめです。親子で心身の健康のためという目的を持ってすることができたら、散歩も楽しめるのではないでしょうか。

散歩の際にママが気を付けたいこと

子どもの年齢に合わせた散歩の時間と距離

子どもの歩く距離は、1歳で1km、2歳で2km、3歳で3kmといった目安になりますが、大人も子どもも体力に個人差がありますので、何km歩いたということにこだわる必要はありません。様子を見ながら、その子に合った距離を調節するのがよいでしょう。

また散歩はだいたい20分くらいで体がリラックスできる効果があるとされています。疲れたり飽きたりしてきたら途中で休憩を入れましょう。

体調がすぐれないときや天候が悪いときは家遊びでじゅうぶんですが、散歩できるときは外に出ることを続けていると心も体も伸びてきます。時間や距離も増えて楽しむことができるので、ストレスも発散しやすくなりますよ。

無理はせず、コツコツと散歩して習慣にできるとよいですね。

持ち物はぬかりなく、汚れてもよい服で

持ち物はハンカチやティッシュがあると何かと便利です。急に鼻水が出たり、トイレに行きたくなることもあるかもしれません。

またどんぐりなどの木の実や綺麗な葉っぱや石を持ち帰りたいときにもハンカチで包むこともできますよ。ビニール袋などがあってもよいですね。

ほかに転んでケガをしたときのことを考えて、消毒液やばんそうこうもあると安心です。子どもはいろいろなものに興味津々で触りたがるので除菌シートもあるとよいでしょう。

そして季節を問わず陽射しが強い日があったりするので、晴天の日は帽子や飲み物を用意しておくと急なのどの渇きに対応できます。

服装は叱らなくて済むように汚れてもよい服がおすすめです。ケガを防ぐために長ズボンを履いてもよいですね。

子どものペースに合わせて散歩を楽しもう

子どものペースはゆっくりが基本なので、それにママが合わせるようにしましょう。

散歩なので、道中いろいろな発見があったり寄り道したりでなかなか進まなくても大丈夫です。子どもとの触れ合いを大切にのんびり過ごす心構えで歩きましょう。

ママはもっと歩きたくて物足りなく感じることがあるかもしれませんが、あえてのんびりと過ごすと普段気付いていなかった発見があるかもしれませんよ。それに忙しい毎日だからこそ、ゆっくりした時間も大切です。

どこまで行くと目標を決めると、せかしてしまうことがあるのでときと場合で使い分けましょう。できれば目標よりも、子どもと手をつなぎ子どもが感じていることを共有して今の瞬間を楽しんでくださいね。

散歩のときに起こる「困った」対策

すぐに「抱っこ」という子の対策

子どもが小さいうちは「抱っこ」もできますが、少し大きくなってきた2~3歳頃になるとママの体に負担がかかってしんどいですよね。これでは散歩を楽しむどころではなくなってしまいます。

子どもが「抱っこ」というのは、疲れたときや知らない人が近づいたとき、知らない道に不安になったときなどが挙げられます。

それで「抱っこ」とならないためにも、初めは短い距離から徐々に距離を長くしていくと疲れにくいです。またできるだけお気に入りの道やよく通る道を使った方が子どもは安心できますよ。

散歩をする前に「今日は抱っこしないよ」と一言いっておくのも、心構えができてよいでしょう。その際にできたらおやつなどの楽しみがあるということも伝えるとやる気もでるかもしれませんね。
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