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子育て夫婦は生活にゆとりなし?お金の不安を軽減し心豊かに暮らそう

子育て夫婦は生活にゆとりなし?お金の不安を軽減し心豊かに暮らそう

 節約に加え収入を増やすことを考えよう

子どもが小さい今こそ考えるべき

子どもが生まれてしばらくすると、子育ての大変さとともに金銭面での厳しさにも直面しますね。家族が増えることで、当然必要なお金も増えます。日々のやりくりに苦労しているママは、将来に向けた貯蓄ができずさらに不安を募らせるでしょう。

子どものためにもある程度の教育資金は準備しておきたいところです。しかし子どもは大きくなるにつれて、食費・衣料費・交際費・教育費(学費や習い事)などが増えていきます。子どもが小さい今こそ、貯蓄について真剣に考えなくてはなりません。

貯蓄には様々な方法がありますが、「節約」するのと並行して実践したいのが「お金を増やすこと」です。収入が増えれば、それだけ貯蓄にまわすことが可能になります。できることからコツコツ始めていきましょう。

大きい控除で手取りを増やす「iDeCo」

「iDeCo(イデコ)」とは「確定拠出型年金」と呼ばれるもので、簡単にいうと「個人で掛ける年金」のことです。国民年金や厚生年金とは別に加入することができるので、老後資金の貯蓄手段としておすすめです。

iDeCoを利用することの一番のメリットは「税制優遇」される点です。掛け金(限度額あり)の支払い額が全額所得控除対象となるため、実質的な「手取り給与」が増えることになります。また、株や投資で得た利益は通常20%課税されますが、iDeCoでの運用利益は「非課税」です。

ただし「個人年金」が目的であるため、原則60歳まで引き出すことはできません。教育資金として必要になる分とは別に考えておく必要があるでしょう。

「つみたてNISA」でコツコツ資産形成

「投資」や「運用」と聞くと「リスクがあるから怖い」など抵抗感を持つママも少なくないと思います。確かに株や投資信託は、元本保証された銀行預金と違いリスクをともないます。

「つみたてNISA(ニーサ)」なら小額から投資が始められ、長期に積立ながら分散投資することができます。また、投資対象商品もプロが厳選したものに限られているため、一般的な株式投資に比べてリスクが小さいのが特長です。投資初心者でも始めやすい仕組みになっているのが嬉しいですね。

つみたてNISAの最大のメリットは、投資で得た利益が非課税である点。掛け金は年間40万円を上限とし、最長20年間継続することが可能です。小額から始めて長期にコツコツと資産形成するのもよいですよ。

「住む場所」でも変わる生活の水準

生活水準は都会から離れるほど変わっていく

子育て世代がライフスタイルやお金のことを考えるとき、「住む場所」がひとつの大きな基準になります。便利な都会を選ぶか、自然や地域のつながりを求めて郊外に住むか…子どものことを考えると迷ってしまいますね。

都会は高所得の企業が多く、経済水準が高いといえます。幼稚園や大学など学校が多く、子どもに進路の選択肢を持たせることができるのもメリットです。一般的に、都会から離れるほどこうしたメリットが薄くなっていく傾向にあります。

「生活水準」といっても、経済的な面だけでなく、住居形態や学歴、レジャーや趣味など様々な角度から考える必要があります。精神的に満たされることも大切なことです。家族にとって大事にしたいのは何なのか、夫婦でよく話し合いたいですね。

都会から離れると地域で子育てできる利点も

都会から離れた場所で暮らすことは、子育て中の家族にとってメリットも多くあります。

〈地方で子育てする利点〉
・交通量が少なく、空気がきれい
・身近に自然がある
・家の近所に遊べるところが多い
・隣近所との交流機会が多い
・安価な家賃で広い家に住める

都会に比べて外で遊べる場所が多いため、隣近所の交流機会が増えます。またお店が少ない分、地域住民同士で協力し合うなど関わりも深くなる傾向にあります。都会では「便利さ」がメリットですが、地方では「不便さ」がメリットになることもあるのです。

「地域で子育てする」ということは、子どもにとっても家族以外の「他者」と関わる絶好のチャンスであり、「社会性」を身に着ける場となるでしょう。

何を重視し優先するのかは夫婦それぞれ

「子育てしながら住む場所」を考えるなら、夫婦が何を優先したいのかを明確にする必要があるでしょう。例えば「子どもの早期教育」を優先したい場合、学校や習いごと、塾など教育に関する選択肢が多い場所に住む必要があります。

「夫婦ともに都会の企業に勤めたい」場合や、「とにかく便利な暮らしがしたい」場合も都会がよいでしょう。一方、「自然の中でのびのび子育てしたい」「仕事先にこだわらず、美味しいごはんと美しい景色の中で暮らしたい」という場合は地方暮らしがよいですね。

都会と地方、どちらもメリット・デメリットがあります。「どちらの方がよいか」は夫婦次第です。子どもをどんな環境で育てるかは、将来の人格にも関わる部分ともいえます。夫婦でしっかりと考えたいですね。

すれ違いやすい子育て夫婦が心がけたいこと

子育て中でも夫婦だけの時間は必要

子どもが生まれると、ママは子どものお世話中心の生活になるため、パパと2人の時間を過ごす機会が減ってしまいます。「夫婦と子ども」家族みんなで過ごす時間も幸せですが、子育て中でも「夫婦2人だけ」の時間を持つことも大切です。

実際、「夫婦だけの時間が必要」と感じている夫婦は約7割いるといいます。しかし子どもの寝かしつけとともに「寝落ち」してしまうパパママは多く、子どもが寝た後の時間を有効活用できずにいるのが現実でしょう。

毎日でなくても、長時間でなくてもよいので、たまには子どもを両親に預けて2人でお出かけするのもおすすめですよ。夫婦円満は子育てにとって非常に重要です。子育ての忙しさを一時忘れて、パパと楽しい時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
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