子育て夫婦は生活にゆとりなし?お金の不安を軽減し心豊かに暮らそう
前向きにお互いをもっと知ってみよう
大好きで結婚した夫婦でも、ずっと「恋愛時代」のような熱々カップルでいることは難しいですよね。仕事と子育てに忙殺されるうち、夫婦の会話といえば「業務連絡」になっていく傾向もあります。
自分が期待しているような反応が返ってこないと、「わかってもらえない」とますますストレスが増えてしまいます。「相手に理解してもらう」のではなく、「相手を理解する努力をする」ことが大切です。前向きに今のお互いをもっと知ってみましょう。
夫婦に必要なのはおもいやりと時間の整理
そうなる前に、すれ違い生活になっている夫婦は「時間の整理」をしてみてはいかがでしょうか。それはつまり、夫婦が2人でゆっくりとコミュニケーションできる時間を考えるということです。
パパの帰りが遅いなら、子どもと一緒に寝落ちしてしまわないように昼寝をしてパパの帰りを待つというのもおすすめです。毎日でなくてもよいので、積極的に夫婦の時間を作る努力をしましょう。お互いに「おもいやり」を持って接する時間を持てば、すれ違い生活でも夫婦の絆は盤石なものになるでしょう。
円満な夫婦生活を送るために必要なことは?
夫婦も子どももみんなで「会話」をすること
でも、子どもが生まれてからは子どもを交えて、家族みんなで「会話する」ということが楽しいものになりますね。まだ上手にお話しできない子どもでも、パパとママが優しく話しかけてくれるという環境はよい刺激になります。
家族で会話することは、パパママが子どもの成長を感じることができる機会にもなるでしょう。毎食でなくてもよいので、家族揃って食卓を囲み家族の会話を楽しみたいですね。家族のコミュニケーションは夫婦円満、家庭円満の秘訣ですよ。
感謝の「ありがとう」を言葉で伝えよう
しかし気持ちというのは言葉にして伝えないと、うまく伝わっていないことも多いですね。「夫婦だからわかってくれているだろう」ではなく、夫婦だからこそ感謝を伝えましょう。
何気ないことでも、「ありがとう」と言葉を発すれば、相手も嬉しい気持ちになりますし、今度は向こうから「ありがとう」の言葉が聞こえるかもしれません。そんなパパママの姿を見て、子どもは感謝する気持ち、相手をおもいやる気持ちの大切さを学んでいくでしょう。
言葉にできないスキンシップの大切さ
しかし、パパママになったとしても夫婦間のスキンシップには言葉とは違った意味での大切さがあります。肩が触れ合うほどの距離で座る、手を繋いで寝る、おやすみやおはよう、いってきますのキスをするなど、日々の生活の中にちょっとずつスキンシップを取り入れましょう。
おすすめは「ハグ」です。年齢や性別を問わず、愛しいと思う人をハグするとストレスが軽減されるという効果があるようです。寝る前に30秒間ハグしてみるだけで、夫婦関係が円満になるかもしれませんよ。
ライフバランスをもう一度見直してみよう
家事力と稼ぎ力の理想と現実のバランス
パパの収入だけでは生活が難しく、共働きをする世帯は増えてきています。家事代行や子育て支援など、ママの社会進出を後押ししてくれる環境があれば家事と仕事を両立することも可能ですね。
夫婦の生活に不安を感じたら、「家事育児」と「世帯収入」の理想と現実を考えてみましょう。パパママそれぞれの「理想」をどうしたら「現実」にできるのか…無理のない範囲で実行していけるよう、お互いに妥協や努力が必要になるでしょう。
パパと家事や育児を一緒に楽しもう
また、パパが育児に協力的でも「ちょっと違うのよね…」「もっとうまくやってよ!」とストレスを感じるママもいると思います。パパはパパで「せっかく手伝ってあげたのに…」と不満を抱えているかもしれません。
家事や育児を夫婦で楽しみながらやるコツは、ママが「甘え上手」「褒め上手」になることです。パパはママから頼られて感謝されれば、さらに積極的に家事育児に参加してくれるでしょう。ちょっとした不満はグッと我慢して、「夫婦で協力し合っている」という実感をお互いが持つことが大切です。
夫婦に合った必要な働き方と生き方改革
それはつまり、「働き方」が変わることで「生き方」にも変化が起きるともいえるでしょう。仕事中心の生活だったパパやママも、余暇を楽しむ時間ができることで家族とのコミュニケーションや趣味の時間にあてることができます。
多様な働き方が実現されれば、夫婦のライフスタイルにもバリエーションができるでしょう。「働き方改革」は「生き方改革」。変化の時代にあって、それに対応すべく夫婦に合ったかたちのライフバランスを見つけていけるとよいですね。