ママチャリは正しい姿勢で乗ると楽に!高さ調節の仕方と乗り方のコツ
ママチャリの移動を楽にするポイント
荷物は前かごに置くと安定する
一般的なママチャリは前と後ろにかごがついているものもありますが、幼児同乗タイプのものだと前かごだけのものが多いですよね。
やりがち、でもおすすめできないのは「ハンドルにかける」ことです。荷物の中身が揺れて左右のバランスを崩しやすくなりますし、形状によっては膝とハンドルの間に挟まることもあり危険です。
次によく見るのが「リュックを背負ったまま」で乗っているママ。運転者の体に近いところだから安定していて楽なのでは?とも思いがちですが、荷物の重みで上体が揺れやすくなり運転がしづらくなります。
やはり前かごに置き、重心を安定させるのが一番です。
急な坂道は立ち漕ぎよりも降りて押す
立ち漕ぎはとにかく体力を消耗しますし、子どもや荷物を乗せている場合は特にバランスを崩しやすく、危険です。荷物が振り子のように揺れたり、子どもがふざけて重心をわざとずらしたりすることもありえます。
また雨などで路面が濡れているときはタイヤがスリップしやすくなるので危険度も増します。特にマンホールや排水溝などの金属部分、横断歩道などの路面標示は驚くほどすべりやすいもの。
面倒でも一度降りて、両腕でしっかりハンドルを持ってゆっくり押しましょう。
メンテナンスは定期的に行うのが大事
タイヤの空気が抜けてきている自転車は、ペダルが重く感じられたり、路面の衝撃を感じやすくなったりしてきます。またバランスを崩しやすくもなり、非常に運転しづらい状態となります。
毎回乗る前にタイヤを触って状態を確認すること、月に1回は空気を入れること、などを習慣にできるとよいですね。
もう一つしておきたいのがチェーンのチェックです。屋外で自転車を保管している場合は特に、チェーンはさび付きやすいもの。定期的に油をさし、さび落としをすることで快適な状態を保つことができます。
まとめ
それでも自転車の乗り方なんて意識したことなかった、というママがほとんどではないでしょうか。ちょっとしたことを気をつけるだけで、ぐっと乗りやすくなるのでぜひ一度試してみてください。
また、ママチャリとはいえ、道路交通法上はれっきとした「軽車両」です。しっかりとルールを守り、快適に、何よりも安全に、楽しんでいきたいですね。