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朝ごはんはスポーツをする子どもに大切!体も脳も元気にしよう

朝ごはんはスポーツをする子どもに大切!体も脳も元気にしよう

子どもの朝ごはんは何を食べればよいの?

体のエネルギーを作るのはパンより白米

炭水化物が多く含まれる食品で頭に浮かぶのが、米とパンではないでしょうか。どちらも朝食としてよく食べられている食品ですが、子どものエネルギー源としては米の方が優れています。

米は粒状ですので、体内で時間をかけて消化吸収されます。腹持ちがよく、じわじわとエネルギーに変わっていきます。一方パンは消化吸収が早く、早くエネルギーに変えたいときは有効ですが、腹持ちが悪く、早くお腹も空いてしまいます。

消化吸収がゆっくりだと血糖値の上昇もゆるやかで安定しています。糖分は脳を働かせるのに必要な物質なので、学校での勉強もがんばれそうですよね。しかも米は粒状なので、朝からよく噛むことで、脳を活性化させてくれるともいわれているのです。

成長期に大切なカルシウムを乳製品で摂ろう

骨を作るのに必要な栄養といえばカルシウムで、成長期の子どもには欠かせません。スポーツをしている子はより強い骨格を作り上げるためにも、もっと多く取りたいですね。カルシウムが豊富な食品は、チーズやヨーグルト、牛乳などの乳製品があげられます。

でも骨を作るには、カルシウムだけでは足りません。タンパク質やビタミン、亜鉛、マグネシウムなども必要だといわれています。乳製品だけでなく、なんでもバランスよく食べることが大事なのですね。

睡眠も骨の成長に関わっています。寝ている間に分泌される成長ホルモンが、骨の成長も促しているからです。毎日決まった時間に寝起きして、規則正しい睡眠をとっている子の方が、成長ホルモンの分泌もよくなるそうですよ。

食欲のない朝にはバナナがおすすめ

いくら朝食がよいとわかっても、食欲がわかず、すぐに食べられない人もいるでしょう。その場合は、少しずつ食べられる物からはじめましょう。

おすすめはバナナです。甘くて手軽に食べられるバナナは、食欲がない人でも食べやすいですよね。しかもバナナには栄養が詰まっています。糖分はもちろん、カリウムやマグネシウムというミネラルも含まれているのです。

バナナの糖分は、すぐにエネルギーになるブドウ糖と果糖、ゆっくりエネルギーになるショ糖の3種類入っていて、持続的なエネルギーが必要なスポーツ選手にとってはありがたい食品です。カリウムはけいれんを防ぎますし、マグネシウムは疲労回復効果があります。練習の合間にバナナを食べる選手がいるのも納得できますね。

まとめ

「朝食は体によい」と漠然と知っていても、理由を詳しく知っている人は少ないようです。どうして朝食が必要なのか、何を食べればよいのかが分かれば、きちんと朝食を食べようと思えますね。

スポーツをする子どもにとって、朝食は特に重要です。子どものためにママがしてあげられることの一つが、朝食作りではないでしょうか。スポーツのためだけでなく、朝からしっかり食べる習慣がつけば生涯元気な生活もできます。ママの朝食で、素敵な1日のはじまりにしてあげましょう!
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