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こどもの日に鯉のぼりを飾ろう!飾る前に知っておきたいこと

こどもの日に鯉のぼりを飾ろう!飾る前に知っておきたいこと

最近はあまりこだわらない

鯉のぼりを揚げるにあたって、明確な年齢制限はありません。地域によっては7歳まで、15歳、16歳まで、20歳までと年齢を決めているところもあるようです。しかし多くは10歳前後で鯉のぼりを揚げなくなるようです。お子さんが恥ずかしがったり、楽しまなくなってしまったらやめるタイミングかもしれません。

しかし、お正月やクリスマスのように、毎年の行事の1つとして鯉のぼりを揚げるのもいいかもしれません。

地域で鯉のぼりを楽しむイベントがたくさんあります。群馬県館林市ではお祭で鯉のぼりを5283匹揚げてギネス世界記録に認定されたそうです。鯉のぼりの生産量日本一の埼玉県加須市ではお祭で全長100mの巨大な鯉のぼりを揚げているそうです。関東だけではなく、全国様々な地域で鯉のぼりのイベントはあります。

何百年も前の日本人が始めて、長い年月を経ても残っている行事です。やり方や内容は少し変わってきていても、どの時代にとっても子どもの成長は大変喜ばしいことです。何歳になっても子どもの成長をお祝いしていきたいですよね。

初めての鯉のぼり!値段や種類を知ろう

鯉のぼりの値段はいくらくらい?

「屋外用」と「屋内用」の2つに分けてご紹介します。

「屋外用」
・スタンド 20,000円~200,000円程度 
下に石や水袋を置いて安定させてポールを支えます。
・ポール 20,000円~1,000,000円程度
地面に穴を掘って、そこにポールを埋めます。

「屋内用」(ベランダを含む)
・ステッカーや紙素材 1,500円~5,000円程度
壁や窓などに貼ります。吊り下げるものもあります。
・スタンド 2,500円~100,000円程度
棚に飾れるような小さなものから、2mのものもあります。
・ベランダ用 10,000円~100,000円程度
金具で留めるもの、スタンドタイプなどあります。

鯉のぼりを買うのは誰?

昔は母方の実家で用意することが一般的だったようです。結婚した女性は実家を出て、夫の家に住むことが当たり前だったためのようです。

現代ではお互いの実家とは離れて暮らしている夫婦も多いですし、特に決まりはないようです。夫の実家が買う場合、母の実家が買う場合、両家が折半する場合、夫婦で買う場合などがあります。五月人形や兜も買う場合は、両家でどちらかを用意し、分担する場合もあります。もしくは両家からお祝いのお金をいただいて、夫婦が自分たちに合ったものを買う場合もあります。

きまりがある地域もあるようなので、両家にどのような風習があるか確認してみるといいでしょう。それをきっかけに誰が用意するか、穏やかに話あえるといいですね。

どんな種類があるの?

様々な色や種類の鯉のぼりを見たことがあると思います。鯉のぼりの種類を紹介します。

・真鯉(まごい) ほかのものよりも大きい黒色の鯉です。
・緋鯉(ひごい) 真鯉よりひとまわり小さい赤色の鯉です。
・子鯉(こごい) 青色が多いですが、緑色のものやほかにも色があります。

一般的によく見かける組み合わせは、5色のひらひらとした吹き流しと真鯉(黒)、緋鯉(赤)、子鯉(青)で大中小と並んでいるセットではないでしょうか。鯉のぼりをセットで販売している場合も、このセットをよくみかけます。

ほかにもオレンジや紫、ピンクなどの鯉のぼりもあります。これは近代に登場したもので、兄弟に女の子がいる場合や、個性を際立たせるにはいいかもしれませんね。

鯉のぼりの選び方のポイント

大きさは設置場所によって種類を決めよう

鯉のぼりには様々な大きさ、金額、素材があり、種類が豊富です。まず最初に鯉のぼりをどこに設置するか決めると、選びやすいと思います。

屋外に設置する場合、電線や木、道路などに気をつけなければなりません。ギリギリの場所ではなく、1m以上余裕をもって考えましょう。また、風になびいていないときのことも想定した方がいいでしょう。

ベランダに設置する際も注意が必要です。マンションの規約によっては、外観の見た目を重視し、洗濯物を見えないように干さなくてはならないところもあります。規約を調べてから購入した方がいいかもしれません。

屋内に設置するものは大小様々で種類もたくさんあります。ペットや赤ちゃんに危険がないか、想像してから決めるといいかもしれません。

鯉のぼりの素材で決めよう

設置場所が決まり、大きさが絞れたら次に素材で選びましょう。鯉のぼりの生地は主にナイロンとポリエステルの2種類です。

大きな違いは価格です。ポリエステルの方が値段は高くなります。ナイロンと比べると、耐久性、色もち具合、耐水性が優れています。

ナイロンももちろんポリエステルと同じ機能はありますが、ポリエステルよりも3~5年ほど早く劣化してしまう可能性があります。ナイロンであっても、雨に当たらないようにしたり、夜は屋内にしまったりと、丁寧に扱うことによって寿命が延びるでしょう。

鯉のぼりには長く鮮やかにいてほしい場合はポリエステルがいいでしょう。コストを落としたい場合はナイロンがいいのではないでしょうか。

鯉のかたちやデザインで決めよう

鯉のぼりは色も素材も、そしてデザインも豊富です。よく見かける黒色、赤色、青色の鯉のぼりも、よく見るとデザインが違います。色の濃淡、てかり具合、うろこのデザイン、使っている色を比べてみてください。

更には真鯉が黒ではなくオレンジや黄色や黄緑など明るい色をたくさん使っているものもあります。値段は高くなってしまいますが、有名なデザイナーがデザインしたものもあります。

特に屋内用のものには、木でできたものや紙素材など種類が豊富です。棚やカウンターに飾れるタイプのものには北欧風の模様であったり、パッチワークで作られたものもあります。

頻繁に買うものではないので、お気に入りのものが見つかるといいですよね。
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