子どもと家でプール遊びがしたい!ビニールプールの選び方や注意点
暑い夏の季節になると、子どもたちと一緒に海やプールへ遊びに行く人も多いですよね。でも、遊びにいった海やプールは混んでいて思うように遊べない…なんてことはありませんか?そこで、家の庭やベランダで遊ぶことができるビニールプールの選び方やおすすめ商品、家でのプール遊びの注意点をご紹介します。
ビニールプールの選び方を教えて
置く場所と人数に合わせたサイズを
ビニールプールを選ぶときは使う場所と、利用する人を考えます。購入してもサイズが合わないとむだになってしまいます。家族や兄弟など複数名で使いたいときは、直径300cmほどのサイズがおすすめです。
ベランダなどに置く場合は、直径200㎝位の手ごろなプールで場所の広さを考えておきましょう。そのほか、小さな子ども用ミニタイプのプールは直径50~100㎝、遊べる滑り台つきや屋根つきなど種類もたくさんあるので、置く場所と人数を考え好きなプールを選びましょう。
プール底のクッション性能に注意
実は、プール底は自宅でプール遊びをするときにかなり重要になります。例えば、自宅の駐車場のコンクリート部分にプールを置いて使おうとしたとき、プール底が1枚の薄いビニールで作られていると子どもがプールで転倒してしまうと大変危険です。プール底にクッション性のあるビニールプールを選びましょう。
プール底を考えないで購入した場合は、プールを使用するときに、プールの外側に薄めのクッション性のあるマットやシートを敷いたりして工夫すれば安全に使えます。プール底の性能に注意してプールを選んであげるとよいですよ。
空気の入れ方と排水栓をチェック
大型タイプのプールは、空気を入れる量も多いので電動空気入れがあると便利です。プールが終わった後は、水を抜きましょう。このとき、水抜き用の排水栓がプールにあると簡単に水抜きができます。
コンパクトなプールは排水栓がなくても、プールを持ち上げ水を簡単に捨てられますが、大型プールは、持ち上げて流すのは大変です。ビニールプールを購入するときは、空気を入れる部分やプールの水を出せる排水栓があるかどうか確認してから購入しましょう。
家でのプール遊びで気をつけること
赤ちゃんと一緒の場合は無理をさせない
プールに長い時間入ると赤ちゃんは疲れてしまいます。始めは赤ちゃんの様子を見ながら小さなタイプのプールを使い短時間で終えます。
赤ちゃんはまだ体力がないので、プールが終わったらお風呂に入れてからだを温めます。水分も不足するので、お茶や水を飲ませましょう。
小さなプールは、直径50㎝ほどなので赤ちゃんは身を支えられますが、200~300cmある大きいプールは、赤ちゃんが中心部分にひとりでいくと支えがなく危険なので、大人が赤ちゃんを抱き一緒にプールに入りましょう。
熱中症や日焼け対策を万全にする
プールだから大丈夫と思わずに、子ども用やベビー用のウォータープルーフの日焼け止めを塗ってあげましょう。日焼け止めを塗ることで、子どもの肌も守ることができます。
それと、屋外のプールでは日差しを浴びているので熱中症にも注意しましょう。スポーツドリンクなどで、からだから失われてしまう水分を補給してあげるのを忘れないようにします。
プール遊びは、意外と汗をかいて体力を消耗しています。気がつかないうちに熱中症になっては大変です。こまめな水分補給をして、子どものからだを守ってあげましょう。
浅くても危険。目を離さないで!
赤ちゃんは、水のなかでもハイハイをしてしまうときがあります。浅い5㎝の水の深さでも、赤ちゃんは水に口をつけて溺れてしまう場合があります。
浅い水だから大丈夫と思わずに、必ずプールに赤ちゃんが入っているときは、目を離さないようにしましょう。赤ちゃんだけではなく、小さな子どもも自宅のビニールプールだから平気と思わずに、目を離さないで見守ることをおすすめします。
プールでの転倒や、溺れる可能性もあります。子どもだけで遊ばせるのではなく、事故を防ぐためにも大人が子どもから目を離さないようにしましょう。