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幼児は楽しく遊びながら成長する!発達を助ける遊びとママの関わり方

幼児は楽しく遊びながら成長する!発達を助ける遊びとママの関わり方

縄跳びを使って大なみ小なみ

4~5歳の子どもは、縄跳びやボールなどの道具を上手に使うことができるようになりますが「うちの子は縄跳びが跳べないから楽しめない」と縄跳びが上手に跳べない子との遊び方に悩むママもいますよね。

縄跳びがまだ上手に跳べない子におすすめの遊び方が「大なみ小なみ」です。「大なみ小なみ」は「小さいときに遊んだことがある」というママも多いかもしれませんね。

「大なみ小なみで、まーわしまーわしさるまわし、1回2回…」という歌で、「大なみ小なみで」の歌詞までは縄跳びをゆらゆら左右に揺らして中にいる子が跳びます。「まーわし」の歌詞の所から縄跳びを回していき何回跳べるかを楽しむ遊びです。縄跳びが苦手な子には、左右にゆらゆら揺らして飛んでみるだけでも十分楽しめますよ。

ころころドッジボール

ドッジボールは、小学生や中学生になっても楽しめる遊びの一つですよね。しかし、ボールを上手に思ったところに投げたり、跳んできたボールをうまくキャッチできたりしないと、ドッジボールは楽しめないと思っているママも多いのではないでしょうか。

4~5歳のボール遊びが苦手な子どもでも、ドッジボールを皆で楽しめる遊び方が「ころころドッジボール」です。「ころころドッジボール」はボールを投げるのではなく、名前の通りボールを転がして相手に当てるルールで楽しみます。

ボールをころころ転がすだけなので、ボール遊びが苦手な子でも一緒に楽しむことができますよ。また、人数が多いときはボールの数を増やすなど、ルールをアレンジして楽しむこともできます。

【5~6歳】ルールや遊び方を工夫してみる

複雑な動きや工夫した遊びができる

5~6歳になると、単純な動きだけではなく複雑な動きや、自分で遊び方を工夫しながら遊ぶことができるようになります。5~6歳の子どもと一緒に遊ぶときは、大人の思っているルールと違っていても「そのルールは違うよ」と否定するのではなく「そんなルールも思いついたの?楽しそうだね」と、なるべく子どもの好きな遊び方で遊びましょう。

友人の話では、子どもが成長するにつれてどんどん遊び方が変わっていくので、成長に合わせた遊び方を一緒にしてあげないと「ママと遊んでも面白くない」となってしまうそうです。

遊び方が単純で簡単すぎると5~6歳の子には物足りないので子どもと一緒にさまざまな工夫をしながら遊んでいると話してくれました。

ルールつきのおにごっこ

鬼ごっこは走り回るので、体力がつく遊びの一つですよね。5~6歳の子どもは、ルールに従って行動できるようになる年齢なので、ルールつきの鬼ごっこをすると楽しめますよ。

ルールつきの鬼ごっこには、鬼に影を踏まれると捕まえられる「影踏み」や、鬼が「赤」というと、赤のものを触らなければならない「色鬼」、泥棒と探偵にチームを分けて追いかけっこをする「ケイドロ」、鬼に捕まえられると氷のように固まってしまう「氷鬼」など、種類がたくさんあるので飽きることがなさそうですね。

ルールをしっかり守りながら鬼ごっこで友達と遊ぶことは、体力がつくだけではなく、社会性やコミュニケーション能力なども身につけることができますよ。

かくれんぼやモノかくれんぼ

5~6歳の子どもは、一日中走り回って遊んでいるくらい体力があります。ですから、「鬼ごっこは体力がもたない」「走り回るのは、もうついて行けない」というパパやママも多いかもしれませんね。そのようなときは、かくれんぼやモノかくれんぼを一緒にするとよいですよ。

かくれんぼをするときは、広すぎるとなかなか探せなかったり目がいき届かなかったりで危ないので、適度な広さの公園がおすすめです。また、「公園からは出ない」「車や危ない所には隠れない」など、あらかじめルールを決めて遊ぶと安全に遊べますね。

また、「モノかくれんぼ」は、一つ「モノ」を決めておき人が隠れるのではなく、鬼がモノを隠します。隠したモノを皆で探すかくれんぼの遊び方です。

友だちと遊ぶ場合のけんかの対処法や注意点

けんかになったら、まず話を聞いてみよう

子どもが5歳くらいになると、友だちと一緒にさまざまな遊びができるようになり楽しいこともたくさん増えますが、友だちとケンカになってしまうこともあります。子ども同士がケンカになったとき、大人はどのように対応すればよいか悩みますよね。

5歳くらいの子どもは、言葉で自分の意思を主張できるようになります。その分友だち同士でケンカになってしまうことも増えるかもしれませんね。子ども同士でケンカになってしまったとき、大人は解決したくなる気持ちになりますが、まずは子どもの話を聞くことが大切です。

また、話を聞いてから「どうしたらいいと思う?」と子どもに解決方法を尋ねてみましょう。子ども自身が考えることで、何か問題が起こったときに自分で解決する力が身につきますよ。

なるべく広い場所で。危険がないか見守ろう

子どもが成長していくと友達同士で遊べるようになるため、公園や広場に行ったときパパやママが目を離してしまうこともあるかもしれませんね。しかし、子どもの事故などは、いつ起きるか分かりません。子どもを遊ばせるときはなるべく広い場所を選び、危険がないか見守るようにしましょう。

たとえば、お家の前や狭い道路などで遊んでいると、車や自転車などの接触事故が起きる可能性が高いです。子どもは遊びに夢中になっていると周りが見えなくなってしまうので、車や自転車が来ていても飛び出してしまうことがあるのです。

子どもがケガがなく安全に遊べるように、パパやママが安全な場所を選んであげて思いっきり遊ばせてあげることが重要ですね。

ほかの子と比べない!できたことを褒めよう

大人でも得意不得意があるように、子どもにも得意なこと苦手なことがありますよね。しかし、「ほかの子は縄跳びが跳べているのに、どうして跳べないの?」や「ほかの子はもっと速く走れるのに」など、ほかの子と我が子を比べてしまうパパやママも多いのではないでしょうか。

子どもはほかの子と比べられると、自分に自信がなくなって運動することが嫌いになってしまいます。できないことがあっても、子どもが楽しそうに遊んでいることが大切です。

走りが遅かったとしても「かっこよかったよ」「ママより速いね」などとたくさん褒めてあげるようにしましょう。パパやママに褒められることで、子どもは体を動かす遊びが好きになり、「もっと頑張って速く走りたい」などと、向上心がでてきますよ。

子どもがママと遊びたがるときはどうする?

子どもと遊ぶのを難しく感じることも

子どもがママに「一緒に遊ぼう」と声をかけてくることも多いですよね。忙しく動き回っているママとしては、なるべく子どもひとりで遊んでほしいと思うかもしれません。

しかし子どもが誘ってくるたびに「ママは忙しいからあとでね」と断っていると、そのうち子どもの方が誘ってこなくなる可能性もありますよ。ママの手が空いたときに子どもに「一緒に遊ぼうか」と声をかけても子どもがへそを曲げて「今これで遊ぶのに忙しいから」と断られるかもしれません。

子どもがしている遊びにママが興味を持てないケースも多々あります。仕方なく遊び相手をしていると、子どもはママが乗り気でないのを感じ取ってしまいます。そうすると子どもの方から「もうやめる」と言い出してすねることもありますよ。

ママが無理せず楽しめる範囲で遊ぶ

子どもの遊び相手をするときは、ママも楽しむことが大切です。ママが楽しんでいるかどうかは、ママの声色や表情から子どもは察していますよ。ママが楽しんでいないとわかると、子どもが怒るかもしれません。

家事で手が離せないときは「今している作業が済んだら遊ぶから待っていてね」「時計の長い針が12のところにいったら一緒に遊ぼう」というように、子どもにもわかりやすく声かけしましょう。

そして一緒に遊ぶときは何かをしながらではなく、しっかりと遊びに集中したいですね。ママが片手間だと子どもは寂しく感じます。

ママがどうしても忙しいときは、「30分だけ一緒に遊ぶ」というようにあらかじめ時間を決めるのもおすすめです。子どもと遊ぶ時間がママの気分転換にもなりますよ。

ママと一緒に遊びたがるのも今だけ

公園に行くと、その場にいる子どもとは遊ばずにママにばかり絡んでくる子どももいます。ママとしては「ほかの子どもと一緒に遊べばよいのに」と思うかもしれません。

しかし子どもがママと一緒に遊びたがるのも今だけですよ。小学校へ入学し、学校の友だちができてくると友だちと遊ぶ方が楽しくなり、ママと遊ばなくなるかもしれません。

そうなったときに「小さなときにもっと一緒に遊べばよかったな」と思う先輩ママも少なくないようです。今だけだと割り切って、子どもとの時間を大切に過ごしたいですね。

子どもの遊びに興味が持てないのであれば、ママも楽しめる遊びを考えて子どもと一緒に試すのも名案ですよ。親子で楽しい時間が過ごせるよう工夫してみましょう。

まとめ

幼児期の子どもが遊ぶことは、体力がつき体の成長を健やかにするだけではなく、発想力や危険回避能力など、さまざまな能力を育むことができるといわれています。また、友だちと一緒に遊ぶことで社会性が身につき、コミュニケーション能力も成長します。

友だちとケンカになったときは、時間がかかっても子どもたちの話を聞きながら、子ども同士で解決できるように見守ることが大切です。幼児期の子どもと遊ぶのは体力がいりますが、パパやママも一緒に楽しめるよう工夫したいですね。
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