2人目の生活リズムはどう整える?寝かしつけやお風呂のコツを解説!
2人目が産まれて、上の子はお兄ちゃん・お姉ちゃんになる喜びとともに「ママをとられた!」という思いがこみ上げるかもしれませんね。いわゆる「赤ちゃん返り」といわれる状態になり、下の子と上の子を同時にお世話するのは大変です。寝かしつけやお風呂のコツを知り、2人育児の生活リズムを整えましょう。
2人目誕生、生活リズムが崩れる要因とは?
上の子の寝不足と赤ちゃん返り
また、ママと遊ぶ時間やご飯の時間、お風呂の時間や絵本の時間など、常に上の子のリズムに合わせていたのが、急に赤ちゃん中心の生活に変わるのでストレスを感じることもあるでしょう。
上の子は、生活リズムが崩れストレスを感じることで、「赤ちゃん返り」を引き起こすことが多くなります。過剰に甘えてきたり、泣き止まなかったり、ママを困らせて気を引こうとするでしょう。そのことが原因で、さらにリズムが崩れていくという悪循環になりがちです。
新生児のお世話(頻回授乳とおむつ替え)
また、新生児期はおむつ替えも頻回です。デリケートなお肌のためにも、おむつは汚れたらすぐに変えてあげる必要があるでしょう。頻回な授乳とおむつ替えの合間に家事をこなさなくてはならないので、慣れるまでは本当に大変な思いをしたというママが多いようです。
赤ちゃんは待ったなしに泣くので、段取りよくこなそうとしても、なかなか計画通りいかないのが現実です。さらに上の子のお世話もあるので、どうしても生活リズムは崩れてしまいがちになるでしょう。
ママの寝不足と産後のホルモンバランス
産後3カ月くらいは慢性的な寝不足状態が続くことになります。さらに、妊娠中に増えていた女性ホルモンが、産後急速に減少します。逆に赤ちゃんを育てるためのホルモンが大量に分泌されるなど、産後のホルモンバランスはとても乱れた状態になります。
こうした慢性的な寝不足やホルモンの乱れにより、体力の回復や精神を安定させることが難しくなり、中には「産後うつ」などの症状があらわれてしまうママも少なくありません。
2人目育児をする中で大変なポイントとは?
寝かしつけがとにかく大変!
1人寝かせるのも苦労するものですが、2人になると本当に大変で、寝かしつけといいながら、ママが先に力尽きて「寝落ち」してしまうということはよくあるようです。
子ども2人を同時に寝かせようとすると、微妙に寝るタイミングが違うので、どちらかの声でもう一方が目を覚ましてしまい、2人ともなかなか寝てくれないという状況になりがちです。
また、下の子を先に寝かせようと上の子に背を向けてしまって、上の子がやきもちを焼いて泣く、というパターンもあるある話です。
乳幼児2人とのお風呂は大変!
別々に入れるにしても、待っている方の子どもが寂しくて大泣きしてしまうことも多々あるでしょう。安心させるためにお風呂のドアを開けたまま入っていて、脱衣所が水浸し…という経験のあるママもいるようです。
なんとか子ども2人は洗うことができても、ママ自身が顔や頭を洗うのは別ということが多いですね。短時間でも、目を閉じている時間は安心できませんよね。そこで、子どもたちが寝静まった後で、ママが1人でお風呂に入りなおすとなると、とても手間がかかります。
買い物や病院、外出も大変!
そして移動の際は、車ならチャイルドシートを2人分装着し、徒歩なら抱っこ紐やベビーカーを準備します。「忘れ物!」と思って、家に戻るだけでも一苦労。子ども2人分の移動準備は思った以上に時間がかかるものなのです。
産後一カ月を過ぎて、スーパーに買い出しに行ったり、病院に出かけたりするようになると、ひとつの用事で半日潰れてしまうこともあるでしょう。