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子どもがよく転ぶ原因はなに?すぐに泣く子どもへの対応やケガの対処

子どもがよく転ぶ原因はなに?すぐに泣く子どもへの対応やケガの対処

子どもがよく転ぶので、心配になったことがあるママもいることでしょう。子どもはどうして転ぶのか、病気の心配はあるのか、そして転んだ際の対処方法や、病院を受診すべき目安など、わからないことだらけだと思います。この記事では、子どもの転倒について知っておいたほうがよいことをお伝えします。

子どもがよく転ぶ三つの理由とは

乳幼児は頭が重いのでバランスがとりにくい

街中でも、小さな子どもが転んでしまう場面はよく目にしますよね。とくに乳幼児期の子どもが転びやすい原因は、身体のバランスにあります。

生まれてすぐの新生児期(出生直後から生後28日まで)・乳児期(満1歳まで)にかけては3〜5頭身と、全身の20〜30%ほどが頭にあたります。頭は身体のなかで一番重い部位であること、頭を支えるための筋肉がまだ発達していないことにより、歩く際にバランスがとれずに転んでしまうのです。

とはいえ身長が伸びると、幼児期(満1歳から小学校入学まで)では6頭身と頭の割合が徐々に小さくなっていきます。同時に頭を支える筋肉も発達していくため、成長するにつれて転ぶことは少なくなることでしょう。

歩くときに注意する意識がまだない

大人にとって歩行は基本的な動作のため、考え事をしながらも転ぶことなく歩き続けることができます。しかし、歩くことに慣れていない子どもにとって、歩くことは大仕事です。

身体のバランスがとれていないことに加えて、周りの景色や遊びに夢中になることで、足元への注意がおろそかになることも多いのです。

昔と比べて、外遊びの機会が減ったことも一因です。家の中や平坦な道には慣れていても、歩きづらい砂利道やでこぼこ道を知らない子どももいることでしょう。

歩く機会が少ないことで、転ばないように注意して歩かなければいけない、という意識も芽生えにくくなります。ママと一緒に散歩や公園遊びをして歩くことに慣れていけば、だんだんと転ぶことも少なくなるかもしれません。

靴のサイズが合っていないと転びやすい

家の中ではあまり転ばないのに、外出すると何度も転んでしまう子どもの場合は、靴のサイズが合っていない可能性が考えられます。

幼い子どもは、まだ歩くことにも靴を履くことにも慣れていません。そのうえ、靴のサイズが大きすぎたり小さすぎたりすると、余計に転びやすくなってしまうのです。

子どもの成長は早いので、「足のサイズもあっという間に大きくなるから」と少し大きなサイズの靴を買いがちなママも多いことでしょう。しかし大きい靴だと靴の中で足が滑るため、転ぶ回数が増えてしまうことも考えられます。

逆に、小さなサイズの靴のまま過ごしたとします。すると、つま先が曲がったまま固定され、関節が変形する恐れもあります。お出かけの際には靴のサイズをチェックしておきましょう。

いつも転ぶときは病気が隠れている可能性も

子どもの骨や関節、筋肉に異常がある

小さな子どもは転びやすいものですが、あまりにも転ぶことが多い場合には、何らかの異常が考えられます。

転びやすい原因としてはまず、骨・関節・筋肉など直接的に歩行に関係する部位の異常が疑われます。骨の形成に異常があったり、筋肉が発達していなかったりすると、足を踏んばることができないためにうまく歩けないことがあります。

また、先天的な股関節脱臼の子どもも多く、左右差があるなど不自然な歩き方になり、転びやすくなります。

かといって、関節の異常がすべて病的なものということはありません。正常の範囲内のものも存在します。たとえば、O脚やX脚といった関節の異常。乳幼児期の子どもの多くにO脚・X脚が認められますが、小学校に入学するまでに治ることがほとんどです。

弱視や脳の病気が原因のことも

身体のバランスが悪いことが、転びやすくなる原因の一つであることはご説明しましたね。身体のバランスが悪いということは、頭が重いということ。病気によって、頭がより重さを増して、転びやすくなる場合があります。

硬膜下水腫・硬膜下血腫・くも膜のう胞のほか、染色体異常であるソトス症候群、小児がんなどの脳性腫瘍などにより、頭が重くなります。よく転ぶ子どもで、吐き気や頭痛などの症状がある場合には、脳の病気が潜んでいるかもしれません。

脳の病気のうち、精神的な発達に関わるものであれば、周囲への注意力が散漫になり障害物にぶつかって転ぶことも。また、見た目にわかりにくいものでは、弱視といった視力に関する病気も考えられます。

心配なときは医師に相談しよう

上記のことから、子どもが転びやすい原因はさまざまあり、正常な成長過程のなかで起こりうることがわかったと思います。ですが、この記事を読んでいるママには、注意してほしいことがあります。

昨今ではネットが普及しているため、ネットで検索した情報だけで判断する人も少なくありません。しかし、その情報が正しいかどうかはわかりませんよね。

どの程度ならば正常範囲で、どこからが異常なのかは、素人では判断がつきませんし判断しない方が安全です。なにか心配な症状があれば、医師に相談してみてください。

もし異常がなければ「なにもなくてよかった」と安心できますし、なにかの病気が発見された場合でも、早期の発見で早期治療が可能になりますね。

転んですぐに泣いてしまう子への親の接し方

慌てて抱っこせず様子を見る

子どもが転んだとき、あなたはどんな対応をしていますか?驚いてオロオロしたり、ちゃんと前を見て歩いていなかったことを叱ったり、慌ててケガの状態を確認したり、ママによって対応はそれぞれだと思います。

子どもの性格によっても対応は変わるため、「この対応が100%正解」というものはないでしょう。しかし、転んだあとにママが慌てるのはよい対応でないのは確かです。

ママが思っている以上に、子どもは周りの人間のことを見ています。転んだときにはいつもすぐに抱き上げていると、子どもは「転んだらママが抱き上げてくれる」のだと学習するのです。

すると、子どもは自分で立ち上がろうとせず、ママが抱き上げてくれるのを待つようになってしまいます。

泣いたら叱らずに共感の言葉をかける

転んだことは仕方ないと思う一方、外出先などでは早く泣き止ませなければ、と焦るママは多いことでしょう。とっさに転んだこと、泣いていることを強い口調で叱ってしまうママもいるかと思います。

しかし、叱ってしまうと余計に事態が悪化する可能性があるため避けた方がよいでしょう。転んで痛いのに加えて、ママに叱られると「痛いのにママはわかってくれない」と余計に涙を止められないこともあるからです。

転んで泣いている子どもに必要なのは、共感の言葉です。「転んで痛かったよね」とまずは子どもの気持ちに共感して、必要ならば「◯◯をしちゃうと転ぶこともあるとわかったよね」「次からは気をつけようね」と続けると、子どもも受け入れやすくなりますよ。

ケガがあっても大げさに反応しない

転んだ際に子どもがケガをすると、つい慌ててしまいますよね。「たいへん!」「大丈夫!?」「血が出てる!」とママが大げさに反応してしまうと、子どももつられてどんどん不安になってしまいます。

ケガに対して心配する気持ちはもちろんわかりますが、まずは冷静になってください。ママが落ち着いていれば、子どもも転んだことは大したことではないと考えるようになります。

そして、どの程度のケガなのかを確認しましょう。まず流水で傷口を洗い、清潔な布で水分を拭き取って、傷口の状態を確かめることが重要です。

ケガの状態を確認することができれば、その後の対応にすぐ移れるため、過剰に心配せずに冷静に行動するようにすることをおすすめします。

転んで膝や腕などを擦りむいたときの対処法

軽いすり傷は家庭で応急処置する

実際にケガをしてからだと焦ってしまうため、あらかじめ家庭で対応する傷、医師の診察が必要な傷について知っておくと安心ですね。

血がにじむ程度であれば、家庭での応急処置で十分です。水道水で傷口を洗い流して、傷口の周りについている水分を拭き取ったあと、絆創膏を貼るだけで構いません。

絆創膏はハイドロコロイド系のものを使用するのがおすすめです。傷口は乾燥させてかさぶたを作って治すといわれていた昔とは違って、今は湿った環境下の方が、傷口ははやくきれいに治るといわれています。

ハイドロコロイド系の絆創膏は、浸出液によって絆創膏が白っぽくなります。定期的に貼り替える必要があるため、一日一回は傷口を確認するとよいでしょう。

すり傷で病院に行く目安

「子どもは傷だらけになるものだよね」「すり傷くらいであれば絆創膏を貼っておけば大丈夫でしょう」と考えるママもいるかもしれません。基本的には家庭での処置で問題ないのですが、医師の診察が必要となるレベルのすり傷もあるため頭の片隅に置いておいてください。

まずは、明らかに範囲が広かったり深かったりする傷です。適切な治療をした方が傷の治りがはやいのはもちろん、下手をすると一生傷が残ってしまいます。

もう一つは、傷口に異物が残ってしまった場合です。流水で洗ったあと、絆創膏を貼る前に傷口をしっかり確認してください。

砂利などの異物が傷口に残っていると、そこから化膿する危険性が高くなります。そのため、病院を受診して異物を取り除いてもらうと安心です。

子どものすり傷は何科で診てもらうの?

すり傷で病院にかかろうとしたとき、「とりあえず小児科でよいよね」と思っていませんか?何かあったときこそ、かかりつけの小児科に連絡するママは多いと思います。

実は、ケガをしたときには小児科だと対応できないことが多いのです。小児科は風邪などの内科治療がメインであるため、傷の治療などはほかの科に連絡した方がスムーズに対応してもらえますよ。

軽いすり傷の場合は、まずは皮膚科に連絡するとよいです。ただし、皮膚科では傷口の洗浄やぬり薬・はり薬といった処置はできますが、深い傷の治療はできないため、形成外科を紹介されることもあります。

できるだけはやく適切な治療が開始できるよう、悩んだ場合は病院へ電話して症状を伝え、その病院で対応可能かを尋ねてみてもよいですね。

転んで顔や頭を打ったときの対処法

顔面を打ったら目、鼻、口を観察する

転ぶのにも慣れていない子どもにとっては、「うまい転び方」がわからず、顔面から地面に激突することも多いです。

顔面を打ったときすぐに確認してほしいのが、目、鼻、口です。とくに目の粘膜が傷ついてしまうと、失明の危険性もあります。

また、出っぱっている鼻は、顔面から転んだときに打ちつけやすい部位の一つです。転んだあとしばらく経ってからも、子どもが鼻の痛みを訴えるようであれば、鼻の軟骨を骨折している可能性も考えてください。

口も、転んだ際に噛み締めて唇が切れたり、強く打ちつけて歯が欠けたり抜けたりすることがあります。少し血が出るくらいであれば様子見で構いませんので、しっかり経過観察をしましょう。

たんこぶや鼻血の対処法

頭や顔を打ったときにたんこぶができたら、まず冷やすことが大切です。打ちつけて腫れた場合には、たんこぶに限らず冷やすことで痛みが和らぎ、はやく治すことができます。

保冷剤や氷を布で包んで、医療用のネットで固定するとよいでしょう。ネットがなければ、冷えピタなどの冷却シートをたんこぶができた部位に貼るのも効果的ですよ。

さらに、たんこぶだけでなく鼻血が出ることもあるため、すぐに止血できるようにティッシュやハンカチは必ず持ち歩いておいてください。

ただし、ティッシュを丸めて鼻に詰めるのはNGです。鼻血が止まったと思ってティッシュを外した際に、その刺激で再び出血することがあるため、血が垂れないように押さえる程度にしておきましょう。

頭を打ったときは様子を見て受診を

頭を打ったときに問題なのは、たんこぶや鼻血だけとは限りません。頭を強く打ちつけたあとすぐに症状が出る場合もあれば、何日も経ってから急に様子がおかしくなって、生命の危機に瀕することもあります。

わかりやすい判断基準としては、「血が出ているかどうか」。出血している場合には、程度によって傷口を縫合しなければならないこともあります。

傷口以外でも、耳から出血していたり、サラサラの鼻血があったりするときも要注意です。脳や頭蓋骨が傷ついたことによる出血の可能性が考えられます。

「なんとなく変な気がする」といったママの直感も重要です。普段よりボーッとしている、ウトウトしている、吐き気がある・嘔吐したといった症状があれば、迷わず受診してください。

まとめ

子どもが転んでケガをすると慌てるママも多いことでしょう。大切な我が子がケガをしたら、つい心配になってしまいますよね。

しかし、子どもが感情をコントロールできるようになるための一歩として、自分で立ち上がれるように見守ってあげることもときには必要です。突き放すのではなく、一歩引いて見守ってあげることで、子どもは強く育つことでしょう。

子どもが自分で立ち上がることができたら「がんばったね」とほめてあげてくださいね。あとは、ケガの程度を見極めて、適切な処置をしてあげられるとよいですね。

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teniteo WEB編集部

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