マタニティママのための美容法!美容グッズと美容院での注意点
マタニティ期に起こりやすい髪の悩み
妊娠前よりパサつきがち
美しくツヤのある髪を維持するためには、適度な水分、油分、栄養分は欠かせません。しかし、妊娠中はホルモンバランスが安定せず髪の栄養不足が続きます。特に、妊娠初期はホルモンバランスが急激に変化するので、肌と同じように髪の乾燥で悩まされることもあるでしょう。
また、ただ単に髪のケアをしていないというのも大きな原因になっているのかもしれません。体調管理だけでも精一杯のマタニティママは、髪のケアに時間をかけている余裕がないことも多いですよね。
伸びたカラーが気になる
美容院でカラーするとなるとカットをするよりもさらに時間がかかり、長時間座っていられるかが不安になりますよね。また、自分でカラーをするとしても、妊娠中にカラーをすることで赤ちゃんに悪影響を与えないかということを心配されているママもいるでしょう。
明るめのカラーをしているママほど、髪の根元の伸びた地毛との境目が目立ちます。真っ黒にする必要はありませんが、そのまま放置していると汚く見えてしまいますよね。しばらくカラーしない場合は、カラーの明度を落として境目を目立ちにくくするとよいでしょう。
短めにするか結べる長さにするか問題
「何カ月も美容院には行けないからとにかく短くしておこう」というママもいるかもしれません。確かに、短いとシャンプーしたり乾かしたりといった手間を短縮することができるので、お手入れが楽になります。
しかし、伸びてきたときにうっとうしく感じるのはショートです。その点、ある程度の長さがあれば、邪魔になったときはゴムで結んでおけるので扱いやすいというメリットがあります。
どちらにもメリット、デメリットがあるので悩んでしまいますね。
マタニティママが美容院に行くときの注意点
臨月は避けて安定期以降に行くのが安心
マタニティママが美容院に行く場合、体調が安定している妊娠中期以降に行くのが安心です。妊娠初期でつわりがあると、美容院のパーマ液やシャンプーの匂いに気分が悪くなることが考えられます。
臨月はいつ赤ちゃんが生まれてもおかしくない時期なので、美容院に行くのは避けた方がよいでしょう。妊娠後期であっても体調がよければ問題ありませんが、大きなお腹を抱えて長時間座りっぱなしになる美容院は、腰痛やむくみがあるマタニティママには辛いかもしれませんね。
予約時に妊婦である旨を伝えよう
「イスにクッションを用意してもらえた」という嬉しい体験をした友人ママもいました。妊娠していることを伝えるのは、特別なサービスを期待するものではありませんが、妊婦の安全と安心のためには大事なことです。
担当の美容師さんが妊婦であることを気遣って、声をかけてくれるだけでも安心できます。経験豊かな美容師さんならば、産後にお手入れしやすいヘアスタイルの提案やヘアケアの方法も教えてくれるかもしれませんね。
妊娠中のヘアカラーは避けた方がよい
実際に、妊婦さんにはヘアカラーを施さないという美容院もあるようです。妊娠中は肌が敏感になることで、妊娠前はなんでもなかったヘアカラー剤の成分にアレルギー反応を起こすことがあるそうです。
また、ヘアカラー剤に含まれる化学物質が経皮吸収され、お腹の胎児に悪影響を与えるリスクがないともいえません。どうしてもという場合は、ヘアカラー剤が頭皮になるべくつかないようにお願いすることもできますが、ママとお腹の赤ちゃんの健康を考えると少し我慢した方がよさそうです。
まとめ
体型が変わっていくことに恐怖を感じるママもいるかもしれません。ですが、命を育むことを幸せに感じること、豊かな母性が生まれることなどがママの表情を穏やかに美しくするのもまた事実です。美容にとっても、心が満たされていることがとても大事になります。
妊娠中は注意点を守りながら、見た目だけでなく心が満足するような美容法を試してみてくださいね。