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新生児の哺乳量の目安は?母乳が足りないときのサインと対処の方法

新生児の哺乳量の目安は?母乳が足りないときのサインと対処の方法

赤ちゃんのお世話の中でも重要な授乳。赤ちゃんがお腹いっぱいになっているか、赤ちゃんに飲ませすぎていないかなど気になることも多いですね。新生児の哺乳量の目安から母乳が足りないときのサインなど、母乳ママにも混合ママにも参考にしてほしい、気になる授乳のあれこれについて解説します。

哺乳量や回数は?新生児への母乳の飲ませ方

新生児が1日に母乳を飲む量

新生児は生まれて初めて口にする母乳。実際あげているママには赤ちゃんがどのくらい飲んでいるのかわかりませんね。生後2週間くらいになると1日に500mlほど母乳を飲むようになりますが、生まれた直後の赤ちゃんが1回で飲める母乳やミルクの量はほんの少しで、生後日数×10mlほどです。

そのため、赤ちゃんは1日何度もお腹が減ってしまいます。日に日に成長する赤ちゃんは1日ごとに哺乳量も増えますが、個人差やその日によっても飲む量が変わることがあります。

ママと赤ちゃんがうまく乳首が吸えるようになるまでには少し時間がかかるかも知れませんが、生後1カ月までに赤ちゃんの体重増加が1日当たり25gになっていれば問題ないとされています。

1日の授乳の回数や間隔

新生児は1日のうちほとんどを寝て過ごしますが、それ以外の時間は毎回授乳をすると思っても間違いではありません。平均では7~10回程度といわれますが、赤ちゃんの性格や状態によってはそれ以上の回数になることもあります。

その間隔は2~3時間程度、ときにはおっぱいがなければくずってしまう子もいるので、ママは一日中授乳をしているような感覚になることも。まだ新生児のうちは、昼も夜もない生活なのでどうしても夜通しお世話が必要ですね。

夜中のお世話はつらいですが、夜に授乳をすることで母乳を作り出す力がアップするともいわれています。産後しばらくは母乳が出にくいママもいるので、赤ちゃんにたくさん吸ってもらうことで母乳量を増やせることも見込めますよ。

母乳は欲しがるだけ飲ませてOK

毎回決まった量だけ作り、飲み残した量も明確なミルクに比べて、母乳はどれくらい飲んだか知るのは難しいですね。新生児のうちは、とくに何度も母乳を欲しがることがあるので「こんなに飲ませても大丈夫だろうか」とママが不安になることもありますが、そんなときでも欲しがるだけ飲ませて大丈夫です。

飲みやすい哺乳瓶の乳首と違い、ママの乳首はまだ吸いにくく母乳の出も一定でないことがあります。赤ちゃんは少し飲むと疲れてしまうので、1回に飲む量が少なくすぐにお腹が減ってしまうのが頻回授乳になる理由です。

反対に、授乳間隔が3時間以上あいてしまうと脱水になるなどの恐れもありますので、新生児のうちは眠っていても起こして授乳をするようにしてくださいね。

新生児の母乳が足りないときのサイン

1~2時間の間隔でほしがる

母乳の量がしっかり足りている場合、ほとんどの赤ちゃんは3時間ほどでお腹を空かせます。ですが、産後間もないうちは、ママの母乳の量が少なく回数が多くても母乳が足りていないことがあります。

授乳後1~2時間の間隔でほしがる場合、母乳が足りていないサインと考えられますが、新生児のうちは3時間をまたずに泣いたら授乳をすることで母乳育児を軌道に乗せる対策にもなります。赤ちゃんが成長してくれば、乳首を上手に吸えるようになり、哺乳量も自然と増えるため授乳のリズムがついてきます。

中にはママのおっぱいが大好きな赤ちゃんもいますので、授乳間隔だけでなくほかの母乳不足サインもチェックしてみることをおすすめします。

おしっこの回数が少ない

赤ちゃんが生まれてから半年程度は母乳、またはミルクが唯一の栄養源です。水分補給もすべて母乳とミルクで賄います。

そのため、哺乳量はそのままうんちやおしっこの量に影響します。新生児の場合、1日のおしっこは10回以上にもなることがあり、おむつをのぞくたびに濡れていることも珍しくありません。

おむつにどれくらいおしっこをしたのかは分かりにくいですが、もしもおむつを替えようと思ったのに濡れていないことが増えたり少ししか濡れていなかったりした場合は母乳が足りていないのかも知れません。

ただし、尿路感染症などで一時的に尿が出にくい症状になる場合があります。突然おしっこの回数が減った場合はほかに変わった様子がないか確認するようにしましょう。

新生児の体重が増えていない

出生時3kg前後だった新生児の体重は、生後1カ月をむかえるころには5kg程度にまで増えます。このころは、1週間で250g以上体重が増えていれば栄養的には問題ない、母乳が足りているということになります。

赤ちゃんの1カ月健診では必ず体重を計測しますが、そのときに体重増加が平均値より下回っている場合はミルクを足すように指導される場合があります。ただ、生後2日から5日ごろの赤ちゃんには生理的体重減少という現象が起こるため、一時的に体重が減ります。

生後1週間で元の体重に戻るのが普通ですが、万が一体重が10%以上減ってしまったり体重が戻らなかったりした場合は母乳不足、またはそのほかにも原因があるかもしれませんので医師に相談しましょう。

母乳量が足りていないときの対処法

授乳の回数を増やしてみよう

真面目なママは、育児書どおりに赤ちゃんのお世話を進めようと頑張りすぎてしまうところがあります。授乳の間隔や回数もきっちり守ろうとすると、ママにも赤ちゃんにもつらい状況になってしまうことがありますね。

母乳が足りていないと感じる場合、なるべくたくさん乳首を吸ってもらうことで、それが刺激となり母乳の分泌を促すことができます。ママの胸が張っているときや、搾乳などで十分母乳が出ているのに赤ちゃんが泣くときは、赤ちゃんが乳首を上手に吸えていないのかもしれません。

赤ちゃんを抱く姿勢を変えるとうまく乳首が吸えるようになることも。乳首の先だけを吸うとママも痛みを感じるので、乳輪までしっかり口に含めるように吸わせ方を工夫するなど試してみましょう。

母乳の不足分をミルクで足してみよう

完全母乳で育てることは、ママの一つの目標になることがありますが、母乳だけで育てることが正解ということではありません。ママと赤ちゃんが無理なく成長する助けになるようにミルクがありますね。

完全母乳を目指して毎日できることをすべてしたとしても、残念ながら母乳が足りない現実を受け止めなければいけないときがあります。赤ちゃんがいつも空腹でいることはママも望んではいないはずです。

お腹が減って泣く赤ちゃん。ママも母乳をあげたいのに泣かれてしまうと苦しいですね。

完全母乳のこだわりを捨て、母乳の不足分をミルクで足すようにすればママの気持ちも楽になります。リラックスすることも母乳の分泌量を増やすのに重要です。

ママの食事を見直して母乳を出やすく

ママが食べたものが、そのまま母乳の味や量にも影響します。海外ではナッツや乳製品をとると母乳が増えるといわれますが、日本人にはやはり和食が一番体質に合っています。

糖分、脂肪分を控えた健康的な食事を心がけると母乳もおいしくなるそうです。脂っこすぎる食事は体質によって乳腺炎になることがあるので注意してくださいね。

また、母乳を作り出すためにはたっぷりの水分が必要です。毎日3L以上を目安にこまめな水分補給を心がけましょう。

お味噌汁や野菜スープなどを作り置きしていつでも飲めるようにしておくのもおすすめです。身体が冷えると母乳を作り出す力が弱まりますので、温かい飲み物を飲んだり授乳の際に乳房を温めたりすることも効果的です。

母乳が足りないときのミルクの足し方

授乳の後に少量ずつ飲ませてみる

ミルクを初めて足す場合、必ず左右の母乳をたっぷりあげた後にミルクを飲ませるようにしましょう。ミルクを少し作って足すようにするのが理想的ですが、最初はどれくらい作ったらいいか迷いますね。

月齢によってもママの母乳量によってもどれくらい足せばいいのかは変わりますが、新生児の場合はまずは30ml~40mlを目安に作ってみましょう。あまり多く作ってしまうと、哺乳瓶の方が飲みやすいため必要以上に飲んでしまうことがあります。

赤ちゃんがママの乳首を嫌がる原因にもなりますので、母乳と違い飲ませすぎないように注意をしましょう。ママの母乳の量が増えてきたら徐々にミルクの量を減らしていくようにするとスムーズに母乳育児に戻すことができます。

体重を測って授乳量を確認する

赤ちゃんの授乳前と授乳後の体重を測り、その差を導き出すことでどれくらい母乳を飲んだかを知ることができます。ただし、赤ちゃんの体重が増えるといっても最初のうちは数十グラムの単位のことなので、大人が使う体重計では細かく測ることができません。

赤ちゃん専用のベビースケールがあると便利ですが、なかなか自宅に用意することは難しいですね。機会があれば、子育て支援センターなどの福祉施設やベビールームのある商業施設などで一度測ってみるとよいでしょう。

ママが赤ちゃんを抱っこして体重計に乗り、ママの体重と差し引くと大体の体重増加を知ることが可能です。あまり神経質になることはありませんが、授乳量が足りないことが分かればミルクを足す選択も必要です。

満腹中枢が未発達なので飲ませすぎに注意

生まれたばかりの赤ちゃんはまだ満腹中枢が未発達なため、ミルクを与えただけ飲んでしまう恐れがあります。母乳に比べて哺乳瓶の方が飲みやすく、母乳を飲む勢いでミルクを飲んでしまうとアッという間に哺乳瓶が空になってしまうことも。

ママはショックを受けることもありますが、月齢が低い赤ちゃん特有の現象なので一概に母乳が足りていないとはいい切れません。飲みっぷりがよいと、まだ足りないのかとミルクを追加してしまいたくなりますが、ちょっと待ってください。

あげすぎると吐き戻しをしてしまうことがあり、吐かなくても1回の哺乳量を越えてミルクを飲むと肥満の原因になります。ミルクの場合は、細かく1日の哺乳量が決められていますので飲ませすぎに注意しましょう。

新生児の哺乳が上手くいくポイント

体重が増えないときは寝ていても起こして

体重が順調に増えている場合は、無理やり起こして授乳をする必要はありませんが、体重が停滞している場合などは寝すぎているため哺乳量が足りないことが考えられます。赤ちゃんが長く寝る、寝ないには個人差があるのでどちらがよいというわけではありませんが、あまりにも授乳の間隔があきすぎると脱水や栄養不足に陥るリスクもあります。

新生児の場合は3時間を目安に寝ている場合も起こして授乳をするようにしましょう。寝ている赤ちゃんの口元に乳首を近づけるようにすると、びっくりさせることなく上手に起こすことができますよ。

生後3カ月頃からは夜まとめて寝ることもあるので、体重増加に問題なければ夜中の授乳はしなくても大丈夫です。

リズム作りまで!頻回授乳時期を乗りきろう

生まれたばかりの赤ちゃんはママの母乳が出る、出ないにかかわらず、まだ吸う力が弱いため少し飲むだけでも疲れてしまいます。飲む量が少なければすぐお腹が減ってしまうので、授乳の間隔があかず頻回授乳になってしまいます。

ミルクの場合は間隔が決められているため、求められるがままに飲ませるわけにはいきませんが、母乳の場合は赤ちゃんが吸うことでママの母乳の出もよくなるため、お互いにとって大事なことととらえて頻回授乳を乗り切りましょう。

赤ちゃんの母乳を飲む力と母乳の分泌量の安定、双方がうまく揃うのが生後3カ月の頃です。このころに頻回授乳から卒業できる可能性がありますので、それからは徐々に授乳のリズムも整ってくるでしょう。

ストレスは大敵!完全母乳を気にしすぎない

ママの身体が母乳を作り出すのは、産後の身体の仕組みの一つではありますが、精神面も大きく関わっています。ママが疲れていたり、心配事を抱えたりしているときは母乳の分泌も悪くなってしまいます。

完全母乳は度々育児の理想とされますが、それがすべてではありません。産前に「完全母乳にしたい」という理想があったとしても、自分の身体のコンディションと赤ちゃんの状態によってはそれをあきらめることも立派なママとしての選択です。

完全母乳の呪縛がストレスとなって逆に母乳を出させないなど悪循環に陥っていることもあります。あまり自分を追い詰めず、いろいろな育児の方法、さまざまな授乳スタイルがあってもいいんだと気持ちに余裕を持つことが大事ですね。

まとめ

赤ちゃんが生まれるとママの身体から母乳が出るようになります。とても不思議ですね。

赤ちゃんを実際に産む前、当たり前のように母乳がたっぷり出ると思っていたママは、もしかしたら滲むようにしか出ない母乳にがっかりしたかもしれません。ですが、たくさんのママは同じ経験をして徐々に母乳が出るようになったはずです。

新生児にとってはママの母乳とミルクが唯一命をつなぐ栄養源です。そのことをしっかり理解して、赤ちゃんとママ、双方にとって最善の選択をしてくださいね。

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