断食ダイエットでママも綺麗に!産後に行う方法や注意点とは
妊娠出産を経て、思っていた以上に増えてしまった体重を早く戻したいと考えるママは多いでしょう。断食ダイエットは、手間がかからず即効性があると話題のダイエット法なので気になりますよね。そこで、断食ダイエットのやり方や注意点についてまとめてみました。
断食ダイエットは産後いつから可能?
母乳に影響するため授乳期間が終わってから
早く体重を戻すために授乳中から始めようとする方もいますが、母乳を作るには多くのエネルギーが必要です。断食ダイエットでは母乳の生成に必要なたんぱく質や糖質が著しく制限されてしまうため、授乳中に行うことで母乳の出が悪くなる可能性があります。
また、断食することにより体内の老廃物や毒素が分解され、血液に乗って排出されるといわれています。母乳がママの血液から作られることを考えると、少し怖くなってしまいますよね。母乳の質や量に影響を与えないためにも、授乳期間が終わってから始めるのがよいでしょう。
もし授乳中に行う場合は短期間にしよう
人によっては、一度母乳が出づらくなってしまうと、断食を止めても元に戻るまでに時間がかかる場合もあります。完全母乳で育てていて、赤ちゃんが哺乳瓶を嫌がる状況では、母乳が足りなくなったときに粉ミルクで補うことができないので注意が必要です。
また、授乳中に行う断食は、酵素ドリンクやスープに食事を置き換えるタイプのものがよいでしょう。ビタミンやミネラルは体内に入るので、母乳の質の低下を少し抑えることができます。
回復食の摂り方でリバウンドを回避できる
実はこの回復期間がダイエットを成功させるためのカギであり、適切に取り組むことでリバウンドを最小限に留めることができるようです。
回復期間の初日は、おかゆや具のない味噌汁からスタートします。固形物はほとんどありませんが、ゆっくりよく噛んで食べましょう。2日目からは野菜や果物、豆腐などを加えて、少しずつ固形物に慣らしていきましょう。厳しい断食期間の努力を無駄にしないためにも、焦らずに回復期間を過ごしたいですね。
断食ダイエットには嬉しい効果がたくさん
腸内環境を整い下痢や便秘の解消につながる
「食べないと余計に便秘になるのでは?」と心配しているママにとっては驚きの効果ですね。腸は水分だけでなく様々なものを吸収する働きがあるので、腸内環境が悪いと当然吸収されるものの質もよくないでしょう。
断食により腸内環境が整うことで、肌荒れやにきびが治ったという声もあります。断食の目的はダイエットでも、肌が綺麗になり化粧ののりがよくなると、自分に自信が持てて嬉しいですね。
免疫力が上がってスタミナもつく
人間の体は白血球が働くことによって、病原菌やウイルスを撃退し感染から身を守っています。この白血球が断食をすることによって新しく生み出されるため、免疫力が上がるといわれています。子育て中にママが風邪をひいてしまうと何かと大変なので、免疫力アップ効果は嬉しいですね。
また、断食により効率よくエネルギーが生み出されるサイクルになるため、スタミナがつき疲れにくくなります。元気いっぱいの子どもと一緒になって遊ぶためにも、スタミナがあるとよいですね。
頭がスッキリとして集中力が上がる
断食中は消化にエネルギーを使わなくなる分、頭がスッキリしてほかのことにエネルギーを使うことができるでしょう。体も軽く感じるので、今までよりも思いっきり子どもと遊ぶことができ、ママにとっても子どもにとっても嬉しいですね。
また、集中力が上がるというのは断食経験者の多くが感じているようです。集中力が上がれば、子どもが昼寝をしているちょっとした時間でも読書や裁縫に没頭でき、ママのリフレッシュにもなるでしょう。
産後の断食ダイエットをする際の注意点
ダイエットによるストレスはうまく発散!
そのような中で断食ダイエットをすると、食べないことがストレスになり、余計にイライラしてしまうことも考えられます。特に、今まで食べることでストレスを発散していた人や、食べることが大好きな人は、つらく感じるかもしれません。
ダイエットによってイライラしやすくなった場合は、ほかの方法でうまく発散することが大切です。子どもを寝かしつけた後に自分の趣味をする時間を作ったり、ゆっくりお風呂に入ったりするのもよさそうですね。