育児休業復帰までの準備とは。スムーズな復帰や復帰後の工夫ポイント

2019,7,24 更新

すべてを完璧にこなすことを諦めてみる

もともと共働きをしていたママはバリバリ仕事と家事をこなしていた人が多いため、育休明けもつい頑張ってしまいがちです。でも育休明けは、これまでの仕事と家事に「子育て」が加わります。

仕事と子育ての両立は大変です。妊娠前と同じようにバリバリこなそうとすると疲れて参ってしまいます。参ってしまうと赤ちゃんにも悪い影響を与えかねません。そうなる前に、すべてを完璧にこなそうとせず「できない」と諦めてみることも大切です。

「仕事で認められたい」「産休前と同じくらい成果を上げたい」ママもいると思います。しかし「無理なことは無理」と割り切って、家庭ではパパに、職場では上司や同僚などに助けを求めることも、ワーキングママには大切なことです。

ファミリーサポートなどの育児支援を活用

仕事復帰後のストレスを解消するため「ママの時間」を作りませんか？勤務後に少しだけカフェでくつろいだり帰宅して睡眠をとったりして、リフレッシュしましょう。

「ママの時間」を作るためにおすすめなのが自治体が支援するサービス「ファミリーサポート」です。「提供会員（子育ての援助を行いたい人）」に育児サポートを依頼できますよ。

料金は自治体により1時間700～1,000円ほどで、事前に申請や面談、予約などが必要です。ファミリーサポートに依頼すれば、提供会員が子どもを保育園にお迎えに行ったり、子どもを預かったり、自宅まで送り届けたりしてくれます。

ママの時間を満喫できれば、仕事や子育てに気合いが入りますね。上手に活用してください。

まとめ

育児休業からスムーズに仕事復帰するために、育休中に会社の人と連絡を取ったり復帰後について相談したりしておくとよいですよ。また子どもの突然のお休みなどの対応も準備しておくと安心です。

ただ、いくらスムーズに復帰できても、仕事との両立は大変です。頑張りすぎないために家事を家電に頼ったり、完璧を諦めたりすることも必要ですね。

「辛い」と感じたら、周りの人に頼りましょう。パパやおばあちゃんに協力してもらったり、ベビーシッターやファミリーサポートなどを利用したりして、工夫して乗り切ってください。