就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン

就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン[teniteo]

生後1カ月の赤ちゃんを知ろう!睡眠や病気、ママの心のケアについて

生後1カ月の赤ちゃんを知ろう!睡眠や病気、ママの心のケアについて

新生児期が終わりママの体も回復してくる生後1カ月は、ママが赤ちゃんのお世話に慣れはじめている時期です。お世話が少し楽になったと感じる場面がある一方、育児疲れを感じやすい時期でもあります。今回は生後1カ月を乗り切るために、赤ちゃんの成長や生活、気をつけたいポイントをご紹介します。

生後1カ月の赤ちゃんの成長について

身長や体重の増えかたをチェックしよう

赤ちゃんの成長や体の大きさには個人差がありますが、生後1カ月頃の赤ちゃんは体重が出生時より1~2kg程度増加し、身長は5cm程度伸びています。

また、新生児のうちは体脂肪が少なく顔や体がほっそりしていることが多いのですが、生後1カ月頃になると体脂肪が増え、顔や体がふっくらした「赤ちゃんらしい体つき」になってきます。

もし、1カ月健診のときに体重や身長があまり増えていないとしても、母子手帳に掲載されている「成長曲線」の範囲に収まっていれば心配はありません。しかし、不安を感じるようでしたら授乳方法や回数などを相談してくださいね。

大人の感覚では大きく成長したように思えないかもしれませんが、確実に成長していますよ。

1日のミルクや母乳の量や回数を知ろう

一度に飲めるミルクの量が増える生後1カ月の赤ちゃんは新生児のころに比べると授乳間隔が開き、授乳回数は1日に8回程度になります。

ただし、授乳リズムがまだ整っていないので授乳間隔がばらつくことも多く、授乳回数が10回程度になることもあります。

1回あたりのミルクの量は個人差がありますが、生後1カ月であれば1回60ml程度です。授乳間隔が短く授乳回数が多いときは量を少し増やし、吐き戻すことが多いときは量を減らしてください。

完全母乳の場合は赤ちゃんが飲んだ量を測ることができませんので、授乳回数とおしっこの回数を目安にします。1日8回以上母乳を飲んでおり、1日7回程度おしっこが出ているなら母乳不足の心配はありません。

生後1カ月でできるようになることは?

新生児期の視力は「明るい・暗い」を判断できる程度ですが、生後1カ月になると目から20~50cmくらいのものに焦点を合わせることができるようになります。パパやママの顔をじっと見つめることも増えますよ。

筋力もつき始めるので、活発に足を動かして布団を蹴ってしまう赤ちゃんもいます。寝返りを打つのはまだ先ですが、足を動かすうちに体が動くこともあるので注意してください。

また、首の力もついてくるので音がする方に顔を向けるようになります。

のどの発達も進み、機嫌がよいときに「あー」「うー」といった声を出すこともあります。ただし、声を出すのは生後3カ月頃が一般的なので、生後1カ月で声を出さなくても心配しないでくださいね。

生後1カ月の赤ちゃんの睡眠について

睡眠時間や睡眠サイクルについて知ろう

生後1カ月の赤ちゃんは新生児に比べると起きている時間が増えるものの、基本的には新生児と同じように、1~3時間程度眠り、授乳をするとまた眠るの繰り返しで1日を過ごします。

生後1カ月では授乳や睡眠のサイクルがまだ整っていないので、睡眠の合間に授乳やおむつ交換をすることになります。まとまって寝ることもなく、昼夜の区別もないので夜中の授乳も必要ですよ。

ミルクで育てている赤ちゃんの場合、授乳間隔が安定しやすいので睡眠のサイクルもつかみやすくなりますが、授乳間隔にばらつきが出やすい完全母乳の場合は睡眠が安定しにくい傾向があります。

赤ちゃんが寝ているときに一緒にお昼寝するなど、ママが睡眠不足になってしまわないよう注意が必要です。

生後1カ月でも夜泣きをするの?

昼夜の区別がついていない生後1カ月の赤ちゃんは「夜だからまとまって寝る」ということもなく、お腹が空けば泣き、お腹がいっぱいになると眠ります。そのため正確には夜泣きには当てはまりません。

しかし、赤ちゃんはお腹が空いている、おむつが濡れているときしか泣かないというわけではありません。例えば、便秘がちな赤ちゃんやミルクを飲みすぎた赤ちゃんはお腹が苦しくて泣くこともあります。

この場合、授乳をしても泣きやまず、かえってお腹が苦しくなって泣き方やぐずり方が激しくなることもあり、夜泣きのような状態になってしまいます。

生後1カ月の赤ちゃんが夜泣きするというときは、お腹が空いている以外の原因が隠れていないかチェックしてみましょう。

赤ちゃんが眠ってくれないときの対処法

赤ちゃんの睡眠サイクルや寝つきのよさには個人差があり、授乳をしたらすぐに眠る赤ちゃんがいる一方、夜寝てくれない、1時間おきに目を覚ましてぐずるという赤ちゃんもいます。

赤ちゃんが眠ってくれない理由はさまざまで、お腹が空いている、おむつが濡れているというほか、暑さや寒さ、体のかゆみや光がまぶしいといった身体的な不快感が理由になっていることがあります。まずは刺激になっている物がないかをチェックしましょう。

また、抱っこしてゆっくり揺らしてみる、おくるみで「おひなまき」をする、横抱きではなく縦抱きにするとスムーズに寝てくれることもあります。

それでも寝ないときは「この子は寝たくないんだな」と割り切ってしまうのもよいかもしれません。

赤ちゃんの眠りの疑問を解消しよう

睡眠時間が短くすぐ目覚めてしまう理由

人間の睡眠は眠りが浅いレム睡眠と、比較的眠りが深いノンレム睡眠の2種類があり、大人の場合はおよそ90分の間隔でレム睡眠とノンレム睡眠を繰り返しています。

しかし、赤ちゃんは体内時計が完成しておらず、大人に比べてレム睡眠とノンレム睡眠の間隔が短くなることも多く、眠り自体も浅い傾向があります。

さらに、赤ちゃんは音や気温の変化などの刺激に敏感です。小さな物音で目を覚ましてしまう、ベッドや布団におろしたときの衝撃や冷たさで目が覚めてしまうのも、眠りが浅く刺激に敏感だからなのですね。

赤ちゃんは聞きなれない音には敏感に反応しますので、家事の途中に目を覚ましてしまう赤ちゃんも、そのうち慣れて目を覚まさなくなります。

睡眠時間が長くなかなか起きない理由

赤ちゃんが寝ないと困ってしまいますが、赤ちゃんがずっと寝ている、なかなか起きない場合は「こんなに寝て大丈夫?」と心配になりますよね。

赤ちゃんの睡眠時間は生後1カ月であれば1日平均16~17時間程度といわれています。しかし実際は個人差があり、これよりも睡眠時間が長い赤ちゃんもいれば短い赤ちゃんもいますよ。

体が大きめでミルクをよく飲む赤ちゃんは睡眠時間が長くなる傾向があります。

生後1カ月の赤ちゃんは授乳と睡眠のくり返しで1日を過ごします。たくさん飲んでお腹が空いていないからたくさん寝るのは自然なことですよね。

よく寝る赤ちゃんは特に心配する必要はありませんが、ときどき布団がずれていないかなどチェックしてください。

寝ていても起こして授乳するべき?

育児書や保健師の指導では、生後1カ月の赤ちゃんの授乳は3時間おきといわれていますが、ぐっすり眠っている赤ちゃんを起こして授乳するのはかわいそうな気がしますよね。

赤ちゃんが授乳時間になっても眠っていて起きないというときは、赤ちゃんの体重増加が順調で、おしっこもしっかり出ているのであれば無理に起こさなくてもよいといわれています。

ただし、体重が減っているときやあまり増えていないときは授乳する必要があります。しっかり起きているときに比べると飲む量は少ないかもしれませんがミルクを飲ませてくださいね。

授乳しなくてはいけないのに起きてくれないときは、乳首を口に当ててみてください。目を閉じたまま飲んでくれることもあります。

生後1カ月のおもちゃや遊びについて

視覚や聴覚を刺激するおもちゃがぴったり

産まれてすぐの新生児期は「外の世界」に慣れる期間ですが、生後1カ月を過ぎると周囲の刺激をたくさん受けて脳を発達させる時期に入ります。

産まれたときから発達している聴覚に加え視覚も少しずつ発達してくるので、オルゴールの音と一緒におもちゃがクルクル回るオルゴールメリーや、手首や足首にはめるタイプのガラガラなど、視覚や聴覚を刺激するおもちゃが最適です。

手の力がまだ弱いので、おもちゃを手に取って遊ぶのはまだ先になりますが、首を動かして音の方を見たり、おもちゃの動きを目で追いかけたりしますよ。

また、おもちゃをぶら下げたアーチを床に置くベビージムは、おもちゃを見て楽しむだけではなく、足で触って遊ぶこともできます。

スキンシップのとれる遊びが大好き!

生後1カ月の赤ちゃんは声を立てて笑うこともなく表情もはっきりしていないことが多いので、スキンシップをとっても楽しんでいるのか喜んでいるのか分かりづらいですよね。

しかし、皮膚への刺激はしっかり感じていますので、スキンシップを取ることは脳の発達を促す効果があります。ママの情緒を安定させる効果もあるので、ぜひ取り入れてください。

赤ちゃんをきゅうりに見立てて体をなでたりくすぐったりする「きゅうりができた」や赤ちゃんのお腹に口をくっつけて「ぶーっ」と息を吐く遊びは、赤ちゃんが好きな「くすぐり」の要素が入っているのでおすすめです。

ただし、スキンシップ遊びをするときは赤ちゃんの体を大きく動かしたり、激しく揺らしたりしないように注意してください。

赤ちゃんの様子をみながら楽しもう

赤ちゃんと遊ぶときは決まった時間に遊ぶのではなく、赤ちゃんの機嫌がよいときや赤ちゃんが眠たくないタイミングを選びましょう。

赤ちゃんによって個人差がありますが、授乳やおむつ交換のあと、お風呂のあとは比較的機嫌がよいことが多いようです。おむつを替えたときや着替えのあとに足を持って動かしたり、ベビーマッサージ感覚でお腹や背中を撫でたりする遊びを取り入れてもよいですね。

授乳後に遊ぶときはミルクを吐き戻しやすいので注意が必要です。特に腹ばいになる遊びや足を高く上げる遊びなどは避けてくださいね。

また、赤ちゃんの反応が普段より鈍いときは「眠い」か「体調が悪い」のどちらかです。体温などに問題がなければ、そのまま寝かせてあげましょう。

お出かけデビューができる生後1カ月

1カ月健診で許可がでれば外出できる

生後1カ月になると病院で1カ月健診を受けることになりますが、このときに特に問題がなければ自由に外出できるようになります。

しかし、病院で許可が出たとしても急に何時間も外出できるというわけではありません。生後1カ月の赤ちゃんは新生児に比べると病気への抵抗力と体力がついていますが、まだまだ感染症などの病気にかかりやすく、疲れて体調を崩しやすい状態です。

また、ママの体も慣れない育児や睡眠不足で疲労が溜まっています。産後の回復が順調だとしても、外出先で貧血やめまいを起こしてしまうかもしれません。

外出許可が出ても長時間の外出や遠出、人混みは避けるようにしましょう。また、最初のうちはパパに付き添ってもらうと安心ですね。

少しずつ無理のない範囲から始めよう

1カ月健診で外出許可が出たら、最初から長時間の外出をするのではなく日当たりのよい窓辺で日光を浴びたり、ベランダで過ごしたりする「外気浴」から始めましょう。

外気浴に慣れたら5分くらい外出し、5分ずつ時間を延ばしていきます。ただし、外出は長くても1時間までにしておきましょう。

外出するときは授乳の直後やおしっこなどのタイミングを外してください。授乳から30分経ったくらいのタイミングならミルクを吐き戻す心配もなく、安心して外出できます。

また、赤ちゃんのお散歩は毎日欠かさずしなくてはならないというものではありません。極端に暑い日や寒い日、雨や風が強い日、ママの体調が悪い日は無理をせず、お家で過ごしてくださいね。

外出するときは持ち物や服に気を付けよう

生後1カ月の赤ちゃんは新生児に比べると体温調節能力が発達していますが、大人や幼児に比べるとずっと未熟です。体が小さく外気温の影響も受けやすいので、外出するときは寒さ、暑さ対策が重要です。

春と秋は長肌着の上にカバーオール、夏は短肌着の上にカバーオールを組み合わせ、肌寒くなったときや冷房が利いているときに備えておくるみなどを用意しましょう。

冬は春秋の服の上にベストやおくるみを合わせ、屋内では脱がせて調節してください。

また、外出のときは母子手帳と健康保険証、乳児医療証を携帯しましょう。ある程度長い時間外出するときは、おむつとおしりふき、ゴミ袋、赤ちゃんの着替え、授乳やミルクの準備もあると安心です。

赤ちゃんに元気がないなと感じたら

免疫のある生後1カ月でも風邪を引くの?

「赤ちゃんはママの免疫をもらっているから風邪をひかない」といいますよね。しかし実際は、生後1カ月の赤ちゃんでも風邪をひいてしまうことがあります。

そもそも風邪とは、特定のウイルスや細菌によって引き起こされる病気ではありません。さまざまなウイルスや細菌にが鼻や喉に炎症を引き起こしている状態が「風邪」です。

赤ちゃんがママからもらう免疫は「ママがかかったことがあるウイルスに対する免疫」だけですが、風邪の症状を引き起こすウイルスや細菌は数が多く、全部で数百種類あるといわれています。

赤ちゃんが風邪をひきにくいのは確かですが、ママがかかったことのないウイルスを防ぐことはできませんので注意してくださいね。

平熱と正しい熱の測り方を知っておこう

赤ちゃんの体温は大人に比べて高めだといわれていますが、実際の平熱を知らないと熱があるのか判断ができません。赤ちゃんの健康管理のためにも、普段から熱を測って平熱を知っておきましょう。

赤ちゃんの体温を測るには、計測時間が短い電子体温計が最適です。耳用と脇用がありますが、耳で測るタイプは赤ちゃんの耳に合った製品を選んでくださいね。

また、脇で測るときは測定部が体温の一番高い部分に密着しているか確認しましょう。生後1カ月の赤ちゃんは脇の脂肪が少ないため、脇で測りづらいときは首で測ってもよいでしょう。

起床時や午前、午後、夜の赤ちゃんが起きているときを選んで体温を測ってください。数日間続けると平熱を知ることができますよ。

SOSを見逃さないためにチェックしよう

赤ちゃんはお腹が空いたときやおむつが汚れたときなど、不快なことを泣いて伝えようとします。

ときには「お腹が痛い」「鼻が詰まっている」「耳が気持ち悪い」など、病気の症状に苦しんでいることもあります。なにをしても泣きやまないときは、体温やお腹の硬さ、泣いているときのしぐさをチェックしてください。

例えば、耳を触りながら泣いているときは耳の中が炎症を起こしている可能性があります。何日も続くようであれば耳鼻科を受診してくださいね。

もし、原因は分からないけれど泣き方がいつもと違う、異常な感じがするというときは病院へ連れて行ってください。休日や夜間であれば「こども医療でんわ相談」(#8000)に相談してみましょう。

熱が出たときに考えられる病気と対処法

赤ちゃんがかかりやすい発熱をともなう病気

生後1カ月の赤ちゃんはママの免疫に守られているので病気にかかりにくいといわれていますが、ママがかかったことのないウイルスに対する免疫はなく、病気によっては免疫が強く働かないケースもあります。

赤ちゃんがかかりやすい発熱がともなう病気といえば、やはり風邪が多いのではないでしょうか。風邪の原因になるウイルスや細菌は種類が多いため、ママの免疫では防ぎきれません。

また、風邪をひいたときに発症することが多い急性中耳炎も発熱をともないます。中耳炎を防ぐためにも、風邪の予防が大切ですね。

生後1カ月でもロタウイルス胃腸炎や手足口病に感染することがあります。保育園や幼稚園に通うお兄ちゃんやお姉ちゃんがいる場合は特に注意が必要です。

服を薄着にし水分補給を忘れずに

赤ちゃんは汗をかく量が多いので簡単に脱水症状を起こしてしまいます。熱が出ているときは水分補給が欠かせません。

生後1カ月であれば水分補給は母乳やミルクでかまいませんが、どうしても飲んでくれないというときは赤ちゃん用の経口補水液を試してください。

また、赤ちゃんの体温は外気温の影響を受けやすく、厚着をしたり厚い布団をかけたりすると体温が高くなってしまいます。熱があるときは薄着にして、こまめに汗を拭きとってくださいね。

熱が38℃以下の場合、機嫌がよければあまり心配ありませんが赤ちゃんは体調が急変しやすいので、なるべく病院を受診してください。また、水分をまったく受け付けないときは熱の高さにかかわらず病院に行きましょう。

38℃以上の場合は特に注意が必要

赤ちゃんが38℃以上の熱を出した場合は、たとえ「風邪」という診断を受けたあとでも注意が必要です。

例えば、風邪が重症化して肺炎になったときや急性中耳炎を起こしたときは高熱が出ます。いずれも放置すると危険ですので、風邪という診断を受けていても高熱が出たときは再度受診をしてください。

また、赤ちゃんが高熱を出す病気には、細菌性髄膜炎や脳炎、溶連菌感染症など、悪化すると後遺症が残る病気や命に関わる病気も多いので注意が必要です。

赤ちゃんの病気は急激に進行します。咳や下痢、嘔吐などの症状もなく、ミルクも飲んでいるし機嫌がよいから大丈夫と判断せず、38℃以上の熱が出たときは必ず医師の診察を受けてくださいね。

咳が出るときに考えられる病気と対処法

赤ちゃんがかかりやすい咳をともなう病気

赤ちゃんが咳をしていると、息苦しそうなだけではなく咳き込んだ刺激で吐いてしまうこともあるため、呼吸困難や窒息にも注意してください。

赤ちゃんがかかりやすい咳をともなう病気としては、風邪や風邪のような初期症状から始まる百日咳などがあります。また、風邪が悪化して起こる肺炎やクループ症候群といわれる病気は命に関わることもあるので注意が必要です。

さらに、咳が出る病気として注意が必要なのは急性気管支炎や気管支喘息です。いずれも体質的な要因が関わっているため再発しやすく、長期に渡って治療が必要になります。

咳をしている人が身近にいる、またはママやパパ自身が咳をしているという場合は、ママもパパもマスクの着用や手洗いで予防してくださいね。

部屋の湿度とどんな咳が出ているかチェック

咳は喉に入った異物を取り除くために出る反応ですので、呼吸するときにホコリや煙を吸い込んだときにも咳が出ます。

赤ちゃんが咳をしているときは空気をきれいにするため、掃除や換気をしてください。また、空気が乾燥していると咳が出やすいので部屋を加湿してくださいね。

赤ちゃんがどんな咳をしているかもチェックしてください。たんが絡んで湿った「ゴホゴホ」という咳なら風邪、乾いた「コンコン」という咳にゼイゼイ、ヒューヒューという呼吸音がするときは喘息性気管支炎の可能性があります。

さらに、声がかすれて犬やオットセイの泣き声のような「ケンケン」という咳はクループ症候群の可能性が高く、呼吸困難の危険があるので要注意です。

こんなときはすぐに病院を受診しよう

喉や鼻の炎症によって起きる咳は、悪化すれば呼吸困難や窒息の原因になることがあります。なかでも犬やオットセイの泣き声のような「ケンケン」という咳が出るクループ症候群は呼吸が止まることがある病気です。

また、38℃以上の熱がある、ぐったりしている、水分が取れない、息を吸うときにゼイゼイ、ヒューヒューという音がする、胸が大きくへこむ、呼吸が早く息苦しそうなときはすぐに病院を受診してください。

さらに、唇が紫に変色しているといったチアノーゼが現れたときは緊急受診が必要です。

特に心配のない咳でも、咳き込んだときに嘔吐することもあります。万が一吐いても窒息を起こさないよう顔が横向きになるよう寝かせて、ときどき様子を見てくださいね。

赤ちゃんの命を脅かす事故に気を付けよう

周りの不注意によるやけどや転落

動きがまだ活発ではない生後1カ月の赤ちゃんが事故に遭うとき、その原因のほとんどは大人の不注意によるものです。

6カ月頃までの赤ちゃんに多い転落事故は、まだ寝返りがうてない1カ月の赤ちゃんでは起こりにくい事故ですが、足を動かすうちに体が動いて落ちる可能性はあります。ベッドの柵は必ず上げ、ソファや椅子に1人で寝かせないようにしてください。

また、赤ちゃんは急に手足を動かすことがありますので、赤ちゃんを抱っこしたまま熱いお湯などを使ったり、赤ちゃんのそばでアイロンを使ったりすると危険です。

熱いものを扱うときは赤ちゃんから離れ、お風呂やシャワーは温度を確認し、湯温が安定してから赤ちゃんにかけてください。

脳に損傷が起きる揺さぶられっこ症候群

近年、耳にすることが増えた「揺さぶられっこ症候群」は、パパやママが赤ちゃんをあやすときに頭を前後や左右に揺すったことで脳に損傷が起きることです。

赤ちゃんの脳は頭蓋骨の中に浮かんだような状態で納まっています。そのため、頭を揺らすと脳が動きやすく、脳しんとうや網膜出血などを起こすことがあります。

揺さぶられっこ症候群の症状としては、嘔吐、けいれん、意識がはっきりしないといった症状などがあります。このほか、脳の損傷が原因で言語障害や学習障害などの後遺症、最悪の場合、命に関わるケースもあります。

生後1カ月の赤ちゃんは首がしなって頭が揺れやすいので、あやすときは動きが激しくならないよう注意してください。

原因が解明されていない乳幼児突然死症候群

大きな病気もなく順調に育っていた赤ちゃんが、ある日突然眠ったまま息を引き取ってしまう「乳幼児突然死症候群(SIDS)」は、1歳未満の赤ちゃんの死亡原因3位という恐ろしい病気です。毎年およそ100人の赤ちゃんが命を落としている病気ですが、この病気の恐ろしいところは「原因不明」ということです。

しかし、SIDSを発症した赤ちゃんについて調べるうちに「うつぶせ寝」「体の温めすぎ」「パパやママの喫煙」がリスク要因であることが分かっています。

SIDSを予防するには、赤ちゃんをあお向けに寝かせること、パパやママがタバコをやめること、体を温めすぎないことが重要です。また、母乳で育つ赤ちゃんはSIDS発症率が低いことも分かっています。

赤ちゃんのお世話が辛いと感じるときは

生後1カ月はママにとってとても大変な時期

ママにとって赤ちゃんとの生活に慣れてくる1カ月目は、24時間休む暇もない育児の疲れや、自分の時間を持つことができないストレスが強くなる時期です。

さらに、赤ちゃんが泣く時期について厚生労働省が調査を行ったところ、生後1~2カ月頃がもっともよく泣く時期という結果も出ており、ママにとってとても大変な時期だということが分かります。

もし、赤ちゃんのお世話がうまくいかずイライラを感じるときは、赤ちゃんのお世話を就職に置き替えて考えてください。入社1カ月で完璧に仕事をこなせないのは不思議なことではありません。

「ママだからできて当たり前」という考えは横に置いて、多少手を抜いてもよい、失敗してもよいという気持ちで乗り切ってくださいね。

辛いと感じることに罪悪感を持たないで

深夜でも明け方でも関係なく授乳やおむつの交換をし、赤ちゃんがぐっすり眠っているときも「呼吸が止まっていないか」「鼻や口がふさがっていないか」を気にし続けているママは、24時間いつも気が休まることがありません。

さらに、赤ちゃんのお世話だけではなく家事もこなしているママは、まさに「身を削る思い」で日々を過ごしています。休むこともできず自分の時間もできず「ありがとう」の言葉ももらえないとしたら、辛くなるのは当然ですよね。

ママだって人間です。辛いと感じることに罪悪感を持つ必要はありません。

「赤ちゃんのお世話が辛いなんてママ失格」という言葉で自分を追いこまず、赤ちゃんから少し離れて心と体をリフレッシュしてくださいね。

頼れる人や場所を探して息抜きしよう

従業員を1人も雇わずコンビニを1人だけで経営できるかと聞かれたら誰でも「無理だ」と答えるでしょう。

24時間いつでも赤ちゃんの要求にこたえ、その合間に掃除や洗濯、料理などの家事をしなくてはいけないママの仕事はコンビニの経営のようなものです。1人だけでこなし続けるのは無理というものではないでしょうか。

コンビニに従業員が必要なように、赤ちゃんのお世話にもパートナーが必要です。パパはもちろん、おじいちゃん・おばあちゃん、ファミサポやベビーシッター、保健師など、頼れる人にはどんどん頼ってください。

また、SNSや子育て広場など悩みや不安を共有できる人と繋がれる場所や息抜きできる時間を探してみましょう。1人でがんばりすぎず、休息することも大切ですよ。

まとめ

生後1カ月の赤ちゃんは新生児のころに比べると体つきがふっくらして手足の動きも活発になります。体力や抵抗力もついて外出も楽しめますよ。

しかし、深夜の授乳が必要なほか、動きが活発になったことで事故に遭う確率も高くなります。また、よく泣く時期でもあるのでママに大きな負担とストレスがかかります。

赤ちゃんのお世話が辛くなったときは「疲れていること」「辛いと感じていること」を受け止め、周囲の人に助けを求めてください。助けてもらうことは、決して恥ずかしいことではありませんよ。

関連記事

この記事のキーワード

ライター紹介

teniteo WEB編集部

  • フリーペーパーテニテオ愛知・宮城版
  • teniteoWEAR
  • テニ-とテーオ
  • teniteoSHOP
  • teo's
  • ハロウィン2018
  • クリスマスプロジェクト2018