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生後1カ月の赤ちゃんを知ろう!睡眠や病気、ママの心のケアについて

生後1カ月の赤ちゃんを知ろう!睡眠や病気、ママの心のケアについて

新生児期が終わりママの体も回復してくる生後1カ月は、ママが赤ちゃんのお世話に慣れはじめている時期です。お世話が少し楽になったと感じる場面がある一方、育児疲れを感じやすい時期でもあります。今回は生後1カ月を乗り切るために、赤ちゃんの成長や生活、気をつけたいポイントをご紹介します。

目次

生後1カ月の赤ちゃんの成長について

身長や体重の増えかたをチェックしよう

赤ちゃんの成長や体の大きさには個人差がありますが、生後1カ月頃の赤ちゃんは体重が出生時より1~2kg程度増加し、身長は5cm程度伸びています。

また、新生児のうちは体脂肪が少なく顔や体がほっそりしていることが多いのですが、生後1カ月頃になると体脂肪が増え、顔や体がふっくらした「赤ちゃんらしい体つき」になってきます。

もし、1カ月健診のときに体重や身長があまり増えていないとしても、母子手帳に掲載されている「成長曲線」の範囲に収まっていれば心配はありません。しかし、不安を感じるようでしたら授乳方法や回数などを相談してくださいね。

大人の感覚では大きく成長したように思えないかもしれませんが、確実に成長していますよ。

1日のミルクや母乳の量や回数を知ろう

一度に飲めるミルクの量が増える生後1カ月の赤ちゃんは新生児のころに比べると授乳間隔が開き、授乳回数は1日に8回程度になります。

ただし、授乳リズムがまだ整っていないので授乳間隔がばらつくことも多く、授乳回数が10回程度になることもあります。

1回あたりのミルクの量は個人差がありますが、生後1カ月であれば1回60ml程度です。授乳間隔が短く授乳回数が多いときは量を少し増やし、吐き戻すことが多いときは量を減らしてください。

完全母乳の場合は赤ちゃんが飲んだ量を測ることができませんので、授乳回数とおしっこの回数を目安にします。1日8回以上母乳を飲んでおり、1日7回程度おしっこが出ているなら母乳不足の心配はありません。

生後1カ月でできるようになることは?

新生児期の視力は「明るい・暗い」を判断できる程度ですが、生後1カ月になると目から20~50cmくらいのものに焦点を合わせることができるようになります。パパやママの顔をじっと見つめることも増えますよ。

筋力もつき始めるので、活発に足を動かして布団を蹴ってしまう赤ちゃんもいます。寝返りを打つのはまだ先ですが、足を動かすうちに体が動くこともあるので注意してください。

また、首の力もついてくるので音がする方に顔を向けるようになります。

のどの発達も進み、機嫌がよいときに「あー」「うー」といった声を出すこともあります。ただし、声を出すのは生後3カ月頃が一般的なので、生後1カ月で声を出さなくても心配しないでくださいね。

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生後1カ月の赤ちゃんの睡眠について

睡眠時間や睡眠サイクルについて知ろう

生後1カ月の赤ちゃんは新生児に比べると起きている時間が増えるものの、基本的には新生児と同じように、1~3時間程度眠り、授乳をするとまた眠るの繰り返しで1日を過ごします。

生後1カ月では授乳や睡眠のサイクルがまだ整っていないので、睡眠の合間に授乳やおむつ交換をすることになります。まとまって寝ることもなく、昼夜の区別もないので夜中の授乳も必要ですよ。

ミルクで育てている赤ちゃんの場合、授乳間隔が安定しやすいので睡眠のサイクルもつかみやすくなりますが、授乳間隔にばらつきが出やすい完全母乳の場合は睡眠が安定しにくい傾向があります。

赤ちゃんが寝ているときに一緒にお昼寝するなど、ママが睡眠不足になってしまわないよう注意が必要です。

生後1カ月でも夜泣きをするの?

昼夜の区別がついていない生後1カ月の赤ちゃんは「夜だからまとまって寝る」ということもなく、お腹が空けば泣き、お腹がいっぱいになると眠ります。そのため正確には夜泣きには当てはまりません。

しかし、赤ちゃんはお腹が空いている、おむつが濡れているときしか泣かないというわけではありません。例えば、便秘がちな赤ちゃんやミルクを飲みすぎた赤ちゃんはお腹が苦しくて泣くこともあります。

この場合、授乳をしても泣きやまず、かえってお腹が苦しくなって泣き方やぐずり方が激しくなることもあり、夜泣きのような状態になってしまいます。

生後1カ月の赤ちゃんが夜泣きするというときは、お腹が空いている以外の原因が隠れていないかチェックしてみましょう。

赤ちゃんが眠ってくれないときの対処法

赤ちゃんの睡眠サイクルや寝つきのよさには個人差があり、授乳をしたらすぐに眠る赤ちゃんがいる一方、夜寝てくれない、1時間おきに目を覚ましてぐずるという赤ちゃんもいます。

赤ちゃんが眠ってくれない理由はさまざまで、お腹が空いている、おむつが濡れているというほか、暑さや寒さ、体のかゆみや光がまぶしいといった身体的な不快感が理由になっていることがあります。まずは刺激になっている物がないかをチェックしましょう。

また、抱っこしてゆっくり揺らしてみる、おくるみで「おひなまき」をする、横抱きではなく縦抱きにするとスムーズに寝てくれることもあります。

それでも寝ないときは「この子は寝たくないんだな」と割り切ってしまうのもよいかもしれません。

赤ちゃんの眠りの疑問を解消しよう

睡眠時間が短くすぐ目覚めてしまう理由

人間の睡眠は眠りが浅いレム睡眠と、比較的眠りが深いノンレム睡眠の2種類があり、大人の場合はおよそ90分の間隔でレム睡眠とノンレム睡眠を繰り返しています。

しかし、赤ちゃんは体内時計が完成しておらず、大人に比べてレム睡眠とノンレム睡眠の間隔が短くなることも多く、眠り自体も浅い傾向があります。

さらに、赤ちゃんは音や気温の変化などの刺激に敏感です。小さな物音で目を覚ましてしまう、ベッドや布団におろしたときの衝撃や冷たさで目が覚めてしまうのも、眠りが浅く刺激に敏感だからなのですね。

赤ちゃんは聞きなれない音には敏感に反応しますので、家事の途中に目を覚ましてしまう赤ちゃんも、そのうち慣れて目を覚まさなくなります。
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