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乳児の睡眠時間はどれくらい?赤ちゃんの眠りと発達の関係を知ろう

乳児の睡眠時間はどれくらい?赤ちゃんの眠りと発達の関係を知ろう

乳児の睡眠。みんなが疑問に思っていること

眠りが浅くてすぐに目が覚めてしまう

赤ちゃんによっては眠りが浅くて、寝たところなのにすぐに起きてしまう子がいますよね。新生児のころは特に、ちょっとした物音でも起きてしまう子が多く「もしかして神経質な赤ちゃんなのかな?」と心配になるママもいます。

新生児は一日をほとんど寝て過ごしていますが、眠り自体は浅くて、小さな物音や刺激でもすぐに目を覚ましてしまいます。

赤ちゃんがすぐに起きてしまう理由は、レム睡眠とノンレム睡眠のバランスが関係しているのです。レム睡眠は浅い眠りで、ノンレム睡眠は熟睡している状態のことをいい、睡眠はこの二つの眠りを繰り返しています。

大人の睡眠は、浅い眠りのレム睡眠が全体の15%位になっていますが、赤ちゃんは50~60%位がレム睡眠なのです。

ずっと寝ていて寝過ぎではないか

赤ちゃんの睡眠にもひとりひとり個性があります。「授乳の時間になっても赤ちゃんが起きなくて心配」「睡眠時間が平均より長いけど、私の赤ちゃんは大丈夫かな?」と不安になっているママもいるでしょう。ただ、一般的な赤ちゃんの睡眠時間に気を取られ過ぎないようにしましょう。

先輩ママの中には「新生児のころからよく寝る子で、夜中も起こさないと朝までミルクを飲まずに寝ていた」という話もありました。2~3時間おきの授乳が平均的なので心配したそうですが、夜中は3時間おきに目覚ましをかけてミルクを与えるようにしたそうです。

健診のときにお医者さんに相談してみると「赤ちゃんは元気に成長しているから心配ないよ」と言ってもらえて安心したそうですよ。

寝ているときの呼吸が心配

赤ちゃんが寝ているときに、しっかり呼吸しているのか心配になったことはありませんか?生後間もない赤ちゃんは寝ている間に突然死してしまうこともあるので、ママは不安になりますよね。

友人ママの赤ちゃんは夜眠るとあまり起きない子で「ちゃんと息しているかな」と心配になり、赤ちゃんが呼吸しているかを何回も確認して、眠れないことがあったそうです。

赤ちゃんは体がまだ未発達で、呼吸のリズムが大人のように整わず不規則な呼吸をすることがあります。これは「周期性呼吸」と呼ばれていて、赤ちゃんによってはたまに呼吸するのを止めてしまうこともあるようです。ママは焦るかもしれませんが、自然と呼吸を再開するのであまり心配しなくても大丈夫でしょう。

睡眠時間を整えるコツとポイント紹介

生活リズムを見直してみよう  

赤ちゃんが快適な睡眠を取るためには、ママとパパが赤ちゃんと一緒に生活リズムを作っていくことが大切です。朝日が昇るころには赤ちゃんを起こして日の光を浴び、体や脳に「朝は起きる!」と教えましょう。毎朝同じ時間に起きることで、脳や体は起きた後も活発に活動することができ、色々な刺激を赤ちゃんがたくさん吸収できますよ。

赤ちゃんとの生活では、夜も早く寝ることをおすすめします。21:00になっても部屋の電気を消さなかったり、テレビをつけたままにしたりと、赤ちゃんが大人の生活に合わせて過ごしていると、寝かしつけも大変になります。赤ちゃんは夜しっかり寝ている時間に、体や脳が発達していくので早めに寝かせるようにしましょう。

寝かしつけをルーティン化してみる  

赤ちゃんの寝かしつけに苦労するママは多いですよね。全然寝てくれない日が続くとママの体力も限界になり、赤ちゃんにイライラしてしまうことも…寝かしつけをやりやすくするには、寝かしつけのときに毎日同じことを繰り返すことです。大人も寝る前に音楽を聴くとすぐに眠れるなど、寝る前のルーティーンを決めている人もいますよね。

赤ちゃんも同じで、寝かしつけのときにママが絵本を読むなどを毎日繰り返すことで「絵本を読んでくれた後は寝る時間だな」と覚えて、眠りに入る準備ができます。

友人は寝かしつけのときに、赤ちゃんの好きな歌を何曲か歌うそうです。歌い始めは手を叩いて喜んでいるそうですが、ずっと歌っていると眠そうにし始めて途中で寝ていると話してくれました。

寝かしつけはタイミングと環境が大切

赤ちゃんがスムーズに眠りにつくには、タイミングと環境が大切です。夜寝かしつけする前には寝室に行き、赤ちゃんがまだ遊んでいてもテレビは消して部屋を暗くすることをおすすめします。

また、部屋の温度や湿度を整えておくことも忘れないようにしましょう。

やり始めたころはなかなか寝てくれないかもしれませんが、毎日繰り返すことで生活リズムが整い、自然と眠くなる子が多いです。そして赤ちゃんが眠たくなったときが簡単に寝かしつけできるチャンスですよ。お尻をトントンしたり歌を歌ったりと、赤ちゃんが好きな寝かしつけを行いましょう。

友人ママの赤ちゃんは、添い寝して優しく背中をさすると、自然と寝てくれるそうですよ。

生後5カ月ごろからはネントレを始めよう

泣いていてもひとまず見守る

赤ちゃんの寝かしつけをスムーズにするためにママは様々な工夫をしていますよね。ある程度寝かしつけに時間がかからなくなってきた生後5カ月ごろからはネントレを始めていきましょう。

ネントレは赤ちゃんがひとりで寝るための練習です。早いと生後2カ月になる前からネントレを始めている家庭もありますよ。初めのうちは泣くことが多く、ママが寝かしつけをしたほうが楽だと思われるかもしれませんが、その期間を乗り切ることが大切です。

まずは泣いていてもひとまず見守ることから始めてみましょう。泣き疲れてくると眠気が強くなってひとりで寝てくれることもあります。慣れることが必要ですので、体調や機嫌が悪い日以外はできるだけチャレンジしましょう。

寝る直前に授乳しない

赤ちゃんの寝かしつけで効果的な方法の一つに「ママのおっぱい」があります。授乳中に赤ちゃんがおっぱいをくわえたまま寝るのはよくあることですよね。

夜中にお腹が空いて目が覚めないようにと、寝る前におっぱいを与えるママも多いと思いますが、ネントレを始めたら、赤ちゃんがおっぱいをくわえたまま寝るということのないようにしましょう。それがクセになると、ママのおっぱいなしでは寝られないようになってしまう可能性があります。

先ほどもお伝えしたように、ネントレはママが何かをすることなく寝られるようになることが大切です。授乳するなら赤ちゃんが眠たさでウトウトし始めたときではなく、意識がまだはっきりとしている間に行いましょう。

ママの時間に余裕が生まれる

ネントレを始めたばかりのころは、なかなか寝てくれない赤ちゃんを見てよりストレスを感じるでしょう。

ただ、赤ちゃんがひとりで寝られるようになったときのことを想像してみてください。ママの時間に余裕が生まれると思うと「今だけだから頑張ろう!」という気持ちになりませんか。赤ちゃんが寝た後にひとりでゆっくりお風呂に入ったり、夫婦の時間を過ごせたりできるかもしれませんね。

友人ママたちの話を聞いていると赤ちゃんの寝かしつけに2時間以上かかったときもあったというエピソードもありました。

月齢が上がると自然とひとりで寝られるようになるということもあまりないようなので、ママの時間を作るためにも早めにネントレを始めることをおすすめします。

まとめ

赤ちゃんの睡眠はママの睡眠時間にも影響してくるので、ママにとっては大切なことですよね。月齢によっても平均睡眠時間は違いますが、あまり寝ない赤ちゃんだとママは大変です。

ママやパパが少し工夫すると赤ちゃんが夜泣きせずに眠るようになったというケースもあります。

生活リズムの改善や寝かしつけの前に歌を歌うなど、ママとパパの無理のない程度で挑戦してみましょう。赤ちゃんが寝てくれない日もありますが、焦らず落ち着いた心で過ごしてくださいね。
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