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人生設計に移住を組み込みたい!生きる場所を自分で選ぶためのコツ

人生設計に移住を組み込みたい!生きる場所を自分で選ぶためのコツ

子育て世帯に人気の海外移住先

子どもの教育によく、家族で過ごしやすい人気の海外移住先をご紹介します。

【シンガポール】教育水準が世界屈指です。物価は高いですが、ゴミのポイ捨て禁止など衛生面や医療でも安心。治安のよさはアジアの中で3位です。日本から直行便で約7時間で行けますよ。

【マレーシア・クアラルンプール】安くよい教育を受けられ、小学生のうちから3~4カ国語が当たり前の学校も多いです。物価も安く住環境もよいです。また、気候がよく国民性もゆったりしていてのんびりと暮らせそうです。

【カナダ・バンクーバー】移民権があれば歯医者や薬を除き医療費が無料、治安もよいです。会社はプライベート重視であまり残業はありません。都心部でも自然を感じられる生活ができますよ。

家族で海外移住をする際の注意点

移住先の生活費が思いのほか高かったり子どもが病気をしたりするなど、予想外の出費があることも。子どもがいる場合は特に、余裕を持った金額の資金や収入がないと安全な住居やきちんとした食事だけでなく、適切な教育も与えられない可能性が出てきます。

治安がよいことも大切ですよね。いくら物価が安く自然豊かでも治安が悪ければ子どもが危険です。

ママは多少の語学力があった方がよいですね。日本語が通じない環境で子どもが急病で受診したり、子ども同士で問題が起こったりしたときに、言葉がわからないと的確な治療や問題解決がしづらくなります。

とはいえ、語学が得意でなくても現地の人に溶け込み数カ月過ごすと、子どもはもちろんママもだんだんと話せるようになるといわれますよ。

海外移住をする前に準備したいこと

どんな種類の長期滞在ビザがあるのか調べる

海外移住をする前に、その国での住みやすさや教育について考えることも大切ですが、まずどんな種類の長期滞在ビザがあるのかを調べる必要があります。

移住をする場合、まず日本国内にある該当国の大使館で長期滞在ビザを取得し、渡航してから現地の公的機関にて滞在許可証を取得するというケースが多いでしょう。大人の場合、何かしらのビザで渡航はできるかもしれません。

しかし必ずしも未成年の子どもが取得できるビザがあるとは限らないので注意しましょう。ママもしくはパパのどちらかが先に現地へ渡り、そこでの滞在身分と生活が安定してから日本の家族を呼び寄せるという方法もあります。

どんな形であれば家族一緒に長期滞在できるのか、よく調べたいですね。

現地で安定した仕事があるのか調べる

現地での生活を支えるためにママやパパも仕事をしますよね。渡航して生活が落ち着いてから仕事を探したいと考えるママやパパもいるかもしれませんが、国によってはスムーズに仕事が見つからない可能性もあります。

失業率の高い国の場合、その国の国籍を持っている人を優先的に採用するという決まりにより、外国籍の応募者は就労のチャンスが少ないというケースもあります。必ずしも安定した仕事が見つかるとは限らないので留意しましょう。

渡航する前から現地で日本人向けの求人はあるのか、求人があってもパートやアルバイトだけでなく正社員の仕事はあるのかなど調べるようにしたいですね。また、仕事は見つかっても日本にいたときよりキャリアダウンすることが多々あります。

日本にいつか戻る可能性はあるのか検討する

子どもの教育のために海外移住を考えた場合、子どもが巣立った後に夫婦で日本へ戻る可能性はあるのか検討するようにしたいですね。

そのまま現地に住み続けるのであれば、老後もその環境で生活をする覚悟があるのか、よく考えましょう。若いうちはよいですが、年齢を重ねると日本語や日本食が恋しくなることもあります。

もし日本に永久帰国する可能性があるのであれば、日本の住居をどうするのかという問題も出てきます。また、日本に戻ったときに寂しくないよう、日本に住む親戚や友だちとの関係も細く長く続けておくことが大切ですよ。

海外に住むという目先のことだけでなく、その後のことも夫婦間でしっかりと話し合ってから海外移住を決めるようにしたいですね。

まとめ

移住について調べると、無理に今の環境に留まらなくても、ほかに選択肢があることがわかります。そしてもし移住すれば、なんでもすぐに手に入る便利な生活ではないかもしれませんが、豊かな自然の中でゆっくりと丁寧に過ごし、家族の触れ合いや趣味を楽しむことができますよね。

けれども子どものことを考えると、無謀な移住はできません。人気がある国内の移住先も、極端な環境というよりも首都圏や関西圏に近いところでしたよね。国内でも海外でも、よく下調べをして家族が納得した上で移住を決断できるとよいですね。
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