外出したときに授乳ができない!お出かけを諦めないための解決策
赤ちゃんがいても、日常生活のなかで外出は避けられないこともありますよね。短時間なら外出前にたっぷり授乳してから出かけることもできますが、長時間のお出かけとなるとそういうわけにもいきません。そうなると、外出先での授乳場所が心配になるでしょう。そこで、外出先で授乳するときの方法などをご紹介します。
外出したときに授乳ができない理由とは
公の場での授乳は恥ずかしい
もし、「わたしは恥ずかしくない。だって赤ちゃんへの授乳はママの権利だから」と思う人がいたとしても、逆にそれを目撃する人の方が気を遣ったり、居たたまれない思いをしたりするかもしれません。そう考えると、公の場での授乳は避けたいですね。
なかでも、公共の場での授乳で困るのは、家族や親戚が集まる法事や行事のときでしょう。ママは恥ずかしくて別室に移動したいのに「気にしないからここで授乳しなさい」と言われることもあるかもしれません。親戚といえども、人前で授乳するのは気が引けるでしょうから、事前の確認が必要になりますね。
授乳室が見つからない
もし、電車内で泣き始めたら大きな駅やデパートがある駅で途中下車し、授乳室を探さないといけなくなりますが、都合よく授乳場所を見つけられるとはかぎりません。外出先で困らないためには、まず出かける前にルート上のどこに授乳室があるかを確認しておくことが必要となります。
その上で、自宅を出発する時間や外出前の授乳時間、外出先で泣く前に授乳ができるように計画を立てることが大切でしょう。また、万が一ために授乳ケープやミルク一式も用意しておくと安心ですよ。
授乳グッズを持ってくるのを忘れた
母乳の場合、お手洗いの個室に駆け込み授乳をするママが多いようです。しかし、ミルクの場合はそういうわけにもいかず、哺乳瓶や乳首、ミルク、お湯など忘れたものによって状況も変わってきますね。
哺乳瓶があれば、ドラッグストアで液体ミルクを買う手段があります。お湯の場合は、授乳室や飲食店でもらえることもあるでしょう。
問題は、哺乳瓶を忘れたときです。この場合は、取りに帰るか早めに帰宅するしかないでしょう。
ストレスをなくすための三つの対処法
授乳服や授乳ケープを着よう
さらに、この授乳服の上に授乳ケープをかぶることにより、授乳しているところを隠すことができます。授乳ケープにも色々なタイプがありますよ。トップスにもなるもの、折り畳むと小さくなるポンチョタイプのもの、ベビーカーカバーにもなるものなどです。
また、素材も綿100%にこだわったものやデザイン重視のものなど多種ありますので好みのものを探してみましょう。
あらかじめ授乳室の有無を調べておこう
1)赤ちゃんの駅マップ
ベビー用品で有名なコンビのサイトにあります。都道府県を選択すれば、市町村別に利用できる施設が紹介されていますよ。
2)ママパパマップ(アプリ)
iPhone、Android対応。授乳室、おむつ替え、休憩室が現在地から探せます。お湯や電子レンジが使えるかも分かるため、助かりますね。
3)いこーよ 子どもとおでかけ情報(アプリ)
iPhone、Android対応。子どもとのお出かけ先を探すものですが、授乳室やおむつ替え室の有無も載っています。
授乳室がないときはトイレを利用しよう
なかには、お手洗いにおむつ替えの台だけは備え付けられているところもありますね。このような場所があるなら、お手洗いの個室で授乳をすることを選択しましょう。
混んでいて順番待ちの列ができているようなお手洗いではなく、人が少なくスムーズに入れるところを選ぶことも重要です。授乳には時間が掛かりますから、多くの人を待たせながら長時間個室に入っているのは気を遣うものです。
いくつか目ぼしいところがあるなら、少しでも心を落ち着けて授乳できるところを選びましょう。
ママも楽しく外出するための注意点
慌てないように時間にゆとりを持つ
準備は前日から始め、ミルクのお湯など当日に用意をしなければならないものは、きちんと時間を見て用意しましょう。早くにお湯を沸かして水筒に入れてしまうと、使うときに冷めてしまっていることもありますよ。
また、赤ちゃんは出かける直前になって、うんちやおしっこをしてしまうものです。そのときのおむつ替えの時間も考えて、公共交通機関は少なくとも1本逃しても大丈夫なように余裕を持たせた計画をしておきましょう。