子どもが手洗いを好きになる!楽しくなる方法や上手な指導の仕方
子どもへの手洗いの上手な指導の仕方は?
パパママが見本を見せながら一緒に手を洗う
まずは、大人が先に洗ってみせましょう。パパやママがすることは、子どもにとっても興味津々です。すぐに真似をし始めますよ。
手洗いが始まったら、やっていることを音にしてみましょう。手順がイメージしやすくなりますよ。「お手手ゴシゴシ。反対側もゴシゴシ。お指の間もシャカシャカ。手首もキュッキュ」といった具合です。
終わったら、なんでもいいので、一言褒めてあげましょう。うまく見つからなければ「すごく上手だったから、ばいきんさんがいなくなったね」でいいと思いますよ。
手洗いの必要性を理解させる絵本を利用する
いしかわまさゆきさんの「てをあらおう」という絵本は、菌のキャラクターたちが「衛生」と「食育」について分かりやすく教えてくれます。シンプルなキャラクターと色合いのよさが人気です。
山本省三著「ビオレママ きちんとてあらい!の術」もおすすめです。CMでおなじみのあのキャラクターたちが、楽しく手洗いの大切さを伝えてくれます。
「ばいきん がっこう」は、「あらしのよるに」シリーズを書いた、木村祐一さんの絵本です。ふとしたことで体が縮んでしまったけんたくんが「ばいきんがっこう」で繰り広げる大冒険です。
手洗い方法のイラストやポスターを貼る
イラストやポスターの内容で、押さえておきたいのは「いつ洗うのか」「洗う場所」「石けんの使い方」「水の使い方」「後始末の仕方」などです。あまりたくさんの内容だと、かえって混乱しますので、ひと月にひとつずつ増やしていくぐらいが、ちょうどいいかもしれませんね。
また、同じ場所に、同じものがずっと貼ってあると、やがて目に入らなくなります。興味がなくなるんですね。
長く貼り続けるのであれば、定期的に新しいものに張り替える必要がありそうですよ。貼る場所を変えるだけでも、随分違います。
まとめ
しかし、そうもいっていられません。手洗いの習慣は必要ですよね。自分の健康を守るためにも、なんとか、楽しく手洗いできるようになってほしいものです。
そんな手洗いの習慣をつけるために、絵本を読んであげたり、アイテムを駆使したり、親子での手洗いタイムを作ったり、いろんな方法があると分かりました。まずは準備することから始めるといいですね。