
家庭に溢れる夫婦の価値観の違い!価値観が違う理由や円満な秘訣とは
パパママの価値観相違は子どもに影響する?

自分の意見をしっかり持つ子どもに
パパとママが夫婦でも価値観が違うように、子どもの価値観も親とまったく同じになるわけではありません。子どもが自分の意思をしっかり言えるように、日々をどのように過ごしていきたいのか(なにをして遊びたい、どこに行きたいなど)を親がすべて決めるのではなく、子どもの意見を聞くようにしましょう。
親の価値観を押し付けるのではなく、子どもの意思を尊重しながら生活することで、子どもは自分の意見をしっかり持つように成長します。間違った行動をしたときは正すことも重要ですが、子どもの意見を取り入れることが大切ですよ。
たくさんの価値観にふれ視野が広がる
小さな頃からさまざまな価値観にふれていると、「こんな考え方もあるんだ」「こんなふうになりたい」など、新しい発見ができたり、憧れを持ったりすることができますよね。子どもの視野が広がると、新しいことにチャレンジする、たくさんの人と交流を持つなど、積極的に行動できるようになるでしょう。
たくさんの価値観にふれ、どのように成長していくのか見守っていきたいですね。
相手を否定せず共感する広い心を持つ
人は誰でも「自分の考えが正しい」と思ってしまいがちです。しかし、相手を否定してばかりではよい価値観さえも見逃してしまいますよね。
相手を否定するのではなく、「そういう考えもあるんだ」「そういう生き方もあるかもしれない」と、相手に共感できる広い心を持ちましょう。心に余裕を持って人と接することで、家庭でも大らかな気持ちで過ごせますよ。
パパママの価値観の違いをすり合わせる方法

2人でライフプランの目標を持つ
夫婦になったからには、仲よく寄り添って人生を歩んでいきたいですよね。お互いの将来をイメージしやすいように、夫婦2人でライフプランを立て目標を決めてみましょう。
ライフプランを立てることで、◯年後に家を買う、◯年後に貯蓄◯◯万円達成、◯年後は定年退職など、自分のこれからの人生をイメージしやすくなりますよね。具体的なライフプランを立てるときに、目標も考えてみてください。目標があると夫婦で同じ方向に向かって協力できるので、価値観の違いが気にならなくなるかもしれませんよ。
子どものための教育方針を話し合って決める
教育方針を話し合うときは、「私はこう思う」「俺がこうだったから子どもにも◯◯がよいだろう」など、自分の意見ばかりをいうのではなく、子どもにとってなにがよいかを第一に考えることが重要です。子どもの性格や好きなことを理解し、子どもに合った教育環境を整えられるとよいですよね。
パパとママの教育方針が違うと、話し合いがうまくまとまらないことがあるでしょう。分かり合えない、と話し合いをあきらめるのではなく、時間をかけてお互いが納得できるまで話すと夫婦の絆も深まります。
家計はオープンにして「見える化」にしよう
家計はパパとママ、どちらかが管理している家庭が多く、管理していないほうは現在の家計の状況や貯蓄の進み方などを把握していないケースがほとんどでしょう。夫婦のどちらかが管理するのはよいですが、管理をしていないほうは「もっとお小遣いを増やしてほしい」「ほしいものがすぐに買えない」など、お金の不満が出ることもありますよね。
家計をオープンにすることで、毎月どのくらいのお金がかかるのかや、貯蓄はどのくらいのペースで増えているのかなど、夫婦で共有すると不満も自然と減るでしょう。
価値観が異なる夫婦が仲よしでいる方法

お互いの価値観を押しつけるのはやめよう
お互いの価値観が違ったとしても、「自分はこう思う」「子どものためにはこうしなければならない」などと価値観を押しつけることはやめてみませんか?自分の考えを持つのはよいことですが、相手に押しつけてしまうと相手は嫌な気持ちになりますよね。
「さまざまな価値観の人がいる」ということを頭に入れておき、「価値観が合わない」と感じたことがあっても受け入れられる心を持てると夫婦仲もよくなりますよ。