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子どもの歩く速度や時間は測れる?歩行速度の速さや遅さと体の成長

子どもの歩く速度や時間は測れる?歩行速度の速さや遅さと体の成長

子どもと一緒に歩いて出かけるようになると、立ち止まったりなかなか前に進まなかったりと、特に時間がないときには焦ってしまいますよね。また危ないところで手をつないでくれなかったりと、ママの苦労は絶えません。でもやっぱり歩くことは大切です。今回は歩くことと体の成長について紹介します。

子どもが歩けるようになるまでと歩行速度

ハイハイからよちよち歩きの成長過程

赤ちゃんは徐々に筋肉をつけて動けるようになり、全身に筋肉がついてくるとハイハイを始めます。

次の段階は立つことですね。早い子で生後7カ月くらいからつかまり立ち、生後8カ月くらいになると伝い歩きができるようになります。ハイハイをして家具などつかまれる場所に行き、そこにつかまって歩くということをくり返します。

同じことを長く続けて次のステップになかなか進まない子もいるので、このあたりになると、時期には個人差が出てきます。

1人で歩くようになるのは、早い子で8~9カ月くらいから、一般的には1歳前後、遅い子は1歳過ぎて少ししてからと大きな差が出て心配になるママもいますが、体の筋肉がついてきていると感じるのであれば心配しないでくださいね。

歩き始めたら気をつけたいこと

歩行が安定するまでは、何もない所や小さな段差でつまづいたり、走り出すと転んだりしますよね。

まだ頭が大きくバランスが悪いということもありますが、歩く経験が少なく筋力が未発達な子もいます。外遊びが少ない子や移動が乗り物ばかりの子は、積極的に散歩や公園で遊ぶ時間を作りましょう。

また、子どもが手をつなぎたがらず苦労するママも多いのではないでしょうか。

子どもが手をつなぎたがらないのは、外には気になるものがたくさんあり、近づいて見て触りたいという好奇心があるからです。

子どもは手をつなぐ理由がわかりません。ママは危ないことを何度も話し、手をつなぐ場所と自由にできる場所をきちんと分けるようにすることを続け、根気強く教えていきましょう。

子どもが歩ける距離で速度を計算してみよう

子どもの歩行速度について考えたことはありますか?【速度=距離÷時間】と、小学生のときに習った計算方法を使えば、自分の子どもがどれくらいの速さで歩いているのかが簡単に計算できます。

成人の歩行速度が時速4~6kmなのに対して、発達により個人差はありますが、子どもの歩行速度は時速1~2kmになります。子どもに無理のない数メートル、数十メートルで測って計算しましょう。

「いちいち測って計算するのは面倒」と思うママは、アプリで計測するのはいかがでしょう?「ランタスティック」という無料のランニング&ウォーキングのアプリでは、GPSを使って手軽に歩行速度がわかるようになっています。簡単に使えますので試してみてくださいね。

成長のきっかけの子どもの“やりたい”が見つかる習い事を見つけよう

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気になる!子どもの歩き方や足の成長

歩き方がちょっと気になるときは

子どもの歩き方が気になるママへ、主な例を紹介します。

【内股】
内股のほとんどはO脚です。骨盤が開き気味で、かかとと爪先をつけて立つと、くるぶし、ふくらはぎ、膝、太もものいずれかが離れます。生まれたときはO脚で、1歳半頃からまっすぐになっていき2歳半頃にX脚気味になり、5〜8歳頃に安定しますよ。

【ガニ股】
立ったときに膝が外を向きます。幼児の場合は自然と治ることが多いので様子を見てくださいね。

【つま先歩き】
自分では心地よい動きだと思っている子、関節や筋肉が動かしづらく、つま先歩きの方が歩きやすいという子がいます。自閉症の子に多くみられるようです。

【靴が合っていない】
子どもは靴が合っていなくてもわかりません。3カ月に1度はサイズ確認をしましょう。

急に走り出したり飛び出すときの注意点

商品を見ているとき、お会計のとき、自転車のカギをつけているとき、鞄にものをしまうとき、そんな一瞬で子どもが消えてしまったエピソードをよく耳にしますよね。子どもは急に走りだすものだと思いましょう。

隣にいるのに、子どもがママを見失って「ママどこ?」と走り出してしまった、という話も多いため、ママを探しに走り出してしまうこともあるのでしょう。また、気になるものがあって急に立ち止まったり走って行ったりすることもあります。

大抵は、店員さんやほかのお客さんが保護してくれますが、外に出てしまったら大変です。

お会計時や荷物が多いときなど、どうしても子どもの手を離さざるをえないときはあります。ヒヤッとすることが多いときは、迷子ひもを使うことも考えましょう。

一人ひとりにあわせて足の力をつけてみよう

10万人以上の足形を集めて研究してきた「足の健康科学」の権威、阿久根英昭先生は、移動や遊びで足を使うことが減り、足力(あしりょく)の低い子どもが増えているといいます。足力とは「土踏まずの形成」「足指の機能」「足指の力」で、足指の開閉や曲げる機能につながるものです。

足力が低いと体に次のような影響が出ます。
・バランスをとって立てない
・歩くとすぐ疲れる
・猫背になり、疲れて長時間立てない
・低体温になる
・骨がもろくなる

足指を鍛えるためには、足指を使ってバランスを整え、背筋を伸ばし足指で地面を蹴って歩くのが大切です。

靴は、立ったり歩いたりしてみて、足指を圧迫せず足にフィットするもの選びましょう。草履、地下足袋、5本指ソックスを履くのもおすすめです。
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