3歳が飽きずに楽しめる遊びは?心と体を育む発達に合った遊び
3歳児の体作りにおすすめの遊びは?
全身を使うトランポリン遊び
トランポリンは全身を使う遊びであり、運動効率も圧倒的に高いといわれています。筋力を鍛え、バランス感覚も養うことができます。
全身のバネを使って上に跳び、着地するときには、体が倒れないように、無意識にバランスをとって着地します。その動作を繰り返すことで、三半規管が刺激され、バランス感覚が発達します。
また、トランポリンは体の中心である体幹を鍛えることもでき、骨格のゆがみも正してくれます。その結果、体が自然にまっすぐになり、姿勢がよくなります。
楽しく遊んで筋力やバランス感覚が鍛えられるのはうれしいですね。
転がしたり投げたりできるボール遊び
ボールを使って遊ぶことで、体の動かし方だけではなく、ボールと自分との距離をつかむ感覚やボールの動きを予測する力なども養うことができます。ボールを追いかけるだけでも、子どものこれらの能力の成長を促すのです。
ボールを投げたり、蹴ったりする動作は個人差がありますが、最初はうまくできないことが多いでしょう。子どもの成長に応じたボール遊びができるとよいですね。
ボールを使って遊んでいると、子どもはボールを追いかけるのに夢中になります。なるべく人が少ない広い場所で行うことが望ましいです。危険がなく、子どもが安心して遊べる場所を選びましょう。
滑り台やブランコがある遊具遊び
遊具で遊ぶことは、全身運動であるため、運動機能を高めることができ、また、ブランコなどのゆれる遊具はバランス能力も高められます。遊具によって「これはどうやって遊ぶのかな?」と発想力を伸ばすきっかけにもなります。
最初は、怖くてすべり台をすべれなかったり、ゆれるブランコにどうやって乗ったらよいのかわからなかったり、うまくできないことが多いと思います。「なんでできないの?」と子どもを責めず、子どもの成長に見合った遊具で、たくさん遊んでくださいね。
3歳児が嬉しい工夫した遊びは?
好奇心が刺激される探検遊び
3歳になると、物の名前や色、大きさなどいろいろなことを理解できます。近所の公園などに出向き、探検してみましょう。
近所の公園に探検に行き、「どんぐりを10個集めよう!」「タンポポがさいている場所を探そう!」など、子どもがクリアできそうなミッションを作ります。ママやパパはそのミッションがクリアできるように手伝うのもよいでしょう。
あまりにも難しいミッションは、子どもがクリアできなくて飽きたり、落ち込んだりするので、あくまでも子どものレベルに合わせたミッションにしましょう。
クリアしたときは、子どものキラキラした顔が見られるかもしれません。
ワクワクしながら室内でできる宝探し
そんな子におすすめなのが、室内での宝探し。室内なので、雨でも関係なく遊ぶことができます。
まずはお宝を決め、子どもにも「今からこのお宝を隠すから、待っててね」と違う部屋で待っていてもらいましょう。お宝を隠すときは、完全に見えなくするのではなく、よく見れば見つかるといった場所が好ましいです。
お宝といえば、地図やヒントがかかれたカードですが、3歳はまだ字が読めません。カードを用意する場合は、イラストで描くか、矢印を描いた紙をおいておくなどの工夫が必要です。
きっとお宝をみつけたら「みーつけた!」と大はしゃぎです。
女の子も男の子も好きなごっこ遊び
想像力が発達するこの時期は、ごっこ遊びもより複雑なものになります。また、記憶力も発達するため、普段の生活の中でいろいろなことを覚え、遊びの中で真似をするようになります。
ごっこ遊びは、想像力や記憶力の発達に欠かせないものです。子どもの世界観を大切にし、ママやパパもその役になりきって遊んであげましょう。
3歳になると、お友だちとも遊べる時期。小さな集団を作り、その中でごっこ遊びをするようになります。お友だちとごっこ遊びをすることで、社会性やコミュニケーション力も身につけていきます。