保育園児にGPSは必要?入学に向けてGPSを検討するときの選び方
GPSを利用する際に気をつけたいこと
位置情報の誤差が生じることも
そのような場合に、子どもがGPSを身につけていると、ママは位置情報を把握することができるので安心です。しかし、GPSの精度は機種によって異なります。実際に子どもがいる場所とGPSによる位置情報に誤差が生じることもあります。
とくに、建物の中や地下などにいる場合は、電波を受信しにくく正確な位置情報が分からなかったり、位置情報の誤差が100m以上生じたりすることもあるそうです。
ですから、GPSの位置情報は目安と考えて、事前に子どもの行き先を把握しておく必要がありますよ。
なるべく身につけることが大切
GPS端末には、キーホルダー型や腕時計型、スマホに搭載されているタイプなど様々な種類があります。なるべく子どもが身につけやすいタイプを選ぶことも大切ですよ。
たとえば、地震などの災害が起きて子どもが避難したとします。その際、衣類などに引っ掛けられるGPSを身につけていると、子どもが体一つで避難しても、ママは避難位置情報を確認でき不安な気持ちも和らぐでしょう。
なるべく子どもがGPSを身につけることも大切なことなのですよ。
日常会話の中でも安全意識を高めよう
子どもが危険な目に遭わないためだったり、子どもの居場所が分からないことが不安だったりするときに、GPSの利用を検討するママが多いものです。しかし、先ほどもお伝えしたように、GPSの位置情報には誤差が生じることや、充電が切れてしまうなどのデメリットに遭遇することもあります。そうなると、GPS機能があまり役立たなくなってしまいますね。
ですから、子どもとの日常会話の中で、危険な場所や1日の予定などを共有して安全意識を高めるようにしましょう。
小学校入学後も使える子どもに最適なGPS
位置情報だけ知りたいならGPSBoT
端末は買い取りなので、最初に端末料の4,800円(税別)を払えば、毎月のレンタル料を払う必要がありません。定額通信料を含む月額使用料は480円(税別)と低料金なので固定費が少なくてすみ、家計の負担になる心配もありません。
通常のGPSの電波のみならず、WiFiや携帯基地局の電波も利用して位置を測定します。ですから、子どもが屋内や地下にいても安心ですよ。
※GPSBoTに関する情報は2020年3月現在のものです。
通報機能が欲しいなら警備会社のGPS
たとえば、緊急時にGPSのボタンを押すだけで、警備会社のガードマンと保護者に通報できるシステムを搭載しているものがあります。ボタンを押すだけなので子どもにも分かりやすく、速やかにトラブルを知らせることができます。
また、登録した電話番号からの着信を受けられるものもあります。操作も簡単なので緊急時に子どもと話せるとママは安心ですね。
携帯電話の持ち込みが禁止されている場合は、位置情報サービスだけの機能のGPSもあります。端末も小型なので身につけやすいですよ。
通話やSMSが必要ならキッズ携帯
主に携帯電話会社がサービスを提供しており、キッズ携帯だけの契約は難しいことが多いので気をつけてくださいね。まずは、保護者が加入している携帯電話会社がキッズ携帯サービスの提供をしているかをチェックしましょう。
月額使用料は保護者の月額使用料にオプションとして追加することがほとんどです。タイミングが合えば、携帯本体もしくは月額使用料が無料になるキャンペーンを行っている場合もありますよ。
5歳ぐらいの子どもであれば、すぐに操作を覚えて使いこなせるでしょう。
まとめ
年長児ならキッズ携帯を検討してもよいですが、入学予定の小学校でも使うことができるのかなどを事前に確認するようにしましょう。
子どもの安心安全を守るために様々なGPSサービスが提供されています。子どもと使い方を確認しながら、上手に利用したいですね。