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5歳の子を寝かしつける方法。イライラしないスムーズな寝かしつけ方

5歳の子を寝かしつける方法。イライラしないスムーズな寝かしつけ方

「うちの子はもう赤ちゃんじゃないのに、寝かしつけが大変」「寝てくれるまでの時間が長くて疲れてしまう」というママさんもいると思います。この時期の寝かしつけは、乳児のときとはまた違った大変さがあります。そこで今回は、5歳の子どもをどうやったらスムーズに寝かしつけられるのかについてお話しします。

5歳児がいるママ達の寝かしつけ方法

スキンシップで安心感を与えよう

5歳ぐらいになると、色々なことが自分で少しずつできるようになってくる反面、まだまだ甘えん坊な部分も残っている年齢です。体は大きくなってきたのに、赤ちゃんのように抱っこをねだってきたりも珍しくありません。

まだまだママにそばにいてほしい、ママにそばで見ていてほしい年齢なので、スキンシップで安心感を与えてみましょう。夜寝るときは横に座りながら、もしくは添い寝しながら頭をそっと撫でてみたり、額や眉毛の辺りを撫でると気持ちよくなって寝てしまう子もいます。

もしくは背中の辺りを優しく一定のリズムで手でトントンとしてみると、子どもの神経も落ち着いてきて眠気を誘ってくることもあります。どんなスキンシップをしたら眠たそうにしてくれるのか色々試してみましょう。

鬼やお化けをチラつかせるママも

ママの中には、鬼やお化けをチラつかせる人もいます。「早く寝ないとお化けが来ちゃうよ。寝ていない子を連れて行ってしまうのよ。」といった具合に子どもを脅かしてみる作戦です。

ただの「お化け」だと、子どもに怖さも伝わりにくいかもしれません。そこで、もしすでに読んだ絵本の中にちょっと怖い存在の登場人物がいたら、そのキャラクターをお化け代わりに利用してみてもよいでしょう。

もしくは好きなテレビ番組に出てくる悪役をお化け代わりにしているママもいますよ。子どもが普段「怖い、意地悪だ」と思っているキャラクターなら、お化け作戦もさらに効果ありです。

ただ、怖がらせすぎてしまうと、夜中トイレに起きても怖くて1人で行けなくなるなどの弊害を起こしてしまうので要注意です。

絵本や図鑑をじっくり読み込む

本が好きな子どもなら、寝る前の絵本や図鑑もおすすめです。この際、明るい電気をつけるのではなく、眠気を誘うように少し暗めの照明にしましょう。

絵本も子どもと一緒に絵を眺めるタイプよりは、文章がずらっと並んでいる読み聞かせタイプの絵本がおすすめです。ママの読む声を聴いているうちにだんだんと子どものまぶたも重たくなってくることでしょう。

もしくは図鑑もおすすめです。子どもの好きな動物図鑑やアニメのキャラクター図鑑など、説明箇所を読み聞かせるようにしてみましょう。

絵本も図鑑も、読むときはあまり大げさに声に抑揚をつけたり、大きなジェスチャーはしないようにするのがコツです。子どもが興奮しないよう、できるだけ落ち着いたトーンを心がけましょう。

スムーズな寝かしつけには日中の行動がカギ

勝負は朝!早めの起床がおすすめ

朝、子どもがなかなか布団から出てくれない、何度声をかけても寝ているから幼稚園に行くのがぎりぎりになる、という悩みを抱えているママもいると思います。生活サイクルを整えるには、朝は早く起きることが大切です。

幼稚園に行っている場合は、余裕をもって朝の支度ができるよう早めに起こすようにしましょう。起きたのがぎりぎりすぎて朝ご飯を食べさせる暇がなかった、などということがないように、朝食をとる時間もしっかり確保するよう心がけましょう。

特に出かける予定がない日でも、朝はできるだけいつもどおりの時間帯に起こし、子どもの体内リズムを安定させるようにしたいですね。体が慣れてくると、そのうちママに起こされなくても大体同じ時間帯に目を覚ますようになってきます。

暖かい日中にたっぷりと遊ばせて

5歳になると体力もついてきて、1日中室内にいたり、大人しくしていると子ども自身、ストレスが溜まり、あり余っているエネルギーを持て余してしまいます。日中に体をたくさん動かして遊べば、夜はほどよい疲労感でぐっすりと眠ってくれるでしょう。

暖かい日中に、できるだけ外で体を動かして遊ばせるように心がけてみましょう。5歳になると、遊びのルールも大分理解するようになっているので、鬼ごっこやかくれんぼ、ボール遊びなども上手にできるようになってきます。この年齢はバランス感覚も発達し、平均台なども上手にできるようになってきます。

冬や雨の日は、ショッピングセンター内の簡単な遊具があるキッズスペースで遊ばせるなどして、子どもの体力を消耗させるようにしてみましょう。

昼寝はナシか短時間に切り上げて

4歳ぐらいから、もう昼寝をしなくても大丈夫な子どもが増えてきます。5歳になると、本来昼寝はあまり必須ではありません。

昼寝をさせる場合は、1時間以内にするようにしましょう。基本的に、5歳児は体力的に昼寝はなしで大丈夫です。日中にたくさん昼寝をさせてしまうと、体内リズムが狂い、夜の就寝時間になっても目がさえて眠れなくなってしまいます。

もし子どもを保育園に預けている場合、昼寝をしているかどうか確認してみましょう。園によっては、昼寝をしない子はほかの子が昼寝をしている間に別のカリキュラムをあてるところもあります。

あまり昼寝させたくない場合は、昼寝なしか、昼寝しない子ども向けのカリキュラムがある保育園に転園を検討してみてもよいでしょう。
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