ママの悩みは母乳育児相談室へ!不安解消に相談室へ行ってみよう
子育てをしていると毎日たくさんの悩みや疑問が出てきます。多くのママはインターネットで検索したり育児本を読んだりして解消しますよね。実はそんな悩めるママを助けてくれる、母乳育児相談室というところがあります。この記事では、母乳育児相談室はどんなところなのかご紹介します。
悩めるママに寄り添う母乳育児相談室とは
母乳や乳腺炎などおっぱい全般を相談できる
出産後、産院である程度の指導はしてもらえますが、退院した後は1人で赤ちゃんに向き合わなければなりません。こんなとき、母乳育児相談室では授乳中の赤ちゃんの抱き方や姿勢、混合育児の進め方を教えてもらうことができます。また、授乳中の悩みで多い乳腺炎についても診てもらえます。
初めての出産だと、どこに相談すればよいのか分からないことが多いですよね。母乳育児相談室ではママと赤ちゃんの状況に合わせたおっぱい全般の相談に乗ってもらうことができますよ。
離乳食やトイトレまで産後長く相談できる
離乳食講習では、大人のメニューから取り分けて離乳食を作る方法や離乳食の保存について学べます。赤ちゃんのうちから親しんでほしい出汁の取り方などを教えてもらうこともできますよ。
また、トイトレで苦労しないためにおむつなし育児の講座もあります。おむつなし育児は、0歳のときからタイミングを見ておまるで排泄することを覚えさせます。これによって、スムーズにおむつが外れるのです。
母乳育児相談室では、こういった離乳食やトイトレの悩みまで産後長く相談に乗ってもらうことができます。
1人1人に対応するため事前予約が必要
母乳育児相談室ではママと赤ちゃんのために時間を作って待っていてくれます。赤ちゃん連れだとなかなか時間どおりに動けないことも多いですが、予約の時間に余裕を持って到着できるとよいですね。
診察料は意外と高額になるので、あらかじめ電話やホームページで確認しておくことをおすすめします。カードが使えない場合もあるので気を付けましょう。また、母子手帳やタオルなどの持ち物が必要な場合があるので、忘れないようにしましょう。
最初は緊張すると思いますが、気軽に問い合わせてみるとよいですよ。
母乳育児相談室で相談や教えてくれることは
おっぱいをマッサージしてくれる
こういった悩みを解消する方法におっぱいマッサージがあります。色々なマッサージがありますが有名どころでは桶谷式がありますね。
マッサージをすることによって、乳房の血流がよくなります。母乳がスムーズに出るようになるので、様々なおっぱいトラブルに効果があります。
自己流のマッサージはかえって症状を悪化させてしまうことがあります。時間やお金はかかりますが、ぜひ母乳育児相談室で診てもらってくださいね。
授乳の仕方や哺乳瓶の使い方の指導
自宅に戻って色々と試していくうちに疑問も出てくることでしょう。自宅では看護師や助産師がいないので、そういったときにぜひ母乳相談室で相談してみてください。
育児本やインターネットにもたくさんの情報はありますが、ママと赤ちゃんの数だけ授乳の仕方もあります。そういったときには、自分たちの状況に合わせた指導をしてくれる母乳育児相談室のほうがよいですよ。
また、出産後すぐは母乳の出が安定しないことが多くあるので、哺乳瓶を使い搾乳したものやミルクを飲ませることもあります。そういったことも指導してもらえるので安心ですね。
ママ友の交流会を開くところも
また、産後は妊娠中とは違った育児の悩みがたくさん出てきます。赤ちゃんと一緒に参加できるサークルでは、赤ちゃんの計測やベビーマッサージなどでママの不安や緊張を取り除きます。
育児による肩こりや腰痛を緩和する産後ヨガは、赤ちゃんと一緒に参加できるものが多くあります。赤ちゃんと2人きりで煮詰まってしまったら、こういったものに参加しママ友や助産師との会話を楽しんでみるのもよいですね。
母乳育児相談室はどこにあるの?
全国で取り入れられている桶谷式母乳相談室
桶谷式母乳育児とは、助産師の故桶谷そとみ氏が考案した独自の乳房マッサージと母乳育児のことです。ママが健康だと赤ちゃんも健康になるという「母子一体性の理論」を提唱し、母乳育児を支援しました。
彼女の意志を引き継いだ後継者たちが、桶谷式母乳育児推進協会を発足し、認定された助産院つまり桶谷式母乳相談室は全国に約330カ所あります。
桶谷式のマッサージの特徴は痛くないこと。そして、母乳がよく出るようになること。母乳が足りなくて訪れるママが多いですが、ママが楽しく母乳育児を行えるようにサポートしてくれますよ。