赤ちゃんとのコミュニケーションは大切!注意することや子への接し方
赤ちゃんとコミュニケーションを取りたいけれど、言葉は通じないし、どのようにしたらよいのか悩んでいるママがいるかもしれません。そこで今回は、赤ちゃんがママの声かけに応えるのはいつか、コミュニケーションが不足するとどのような影響を及ぼすのか、コミュニケーションの方法などについてお話しします。
赤ちゃんがママの声かけに応えるのはいつ?
赤ちゃんとのはじめての会話はクーイング
クーイングは、成長の早い赤ちゃんだと生後2カ月前後から、遅くとも生後3カ月には始まるといわれています。しかしこの時期の赤ちゃんの成長具合には個人差が大きいため、生後3カ月になってクーイングが少なくても心配する必要はありませんよ。
ママがあやしたときに、赤ちゃんが嬉しそうな声をだしていれば問題ありません。どうしても気になる場合は、定期健診のときなどに相談してみるのがよいでしょう。
4カ月頃からママの声に喃語や笑い声で反応
喃語を話すようになると、「ぶぅぶぅ」「あばあば」といった2文字以上からなる言葉を発するようになり、成長とともにその種類も増えていきます。
抱っこしてほしいときは「だぁだぁ」と発するなど、赤ちゃんなりに使い分けていることもあるので、注意して聞いてみましょう。
ママが赤ちゃんに話しかけると、喃語や笑い声で反応するようになるので、赤ちゃんとのコミュニケーションがますます楽しくなってきますね。
10カ月頃にはジェスチャーを交えて応える
たとえば、欲しいものがあるときは指をさしてママの顔を見たり、抱っこしてほしいときは手を広げて声を発したりなど、意思表示がはっきりとしてくるので、ママが赤ちゃんの意図を推測する必要がありません。
赤ちゃんの利き手もわかってくるので、赤ちゃんがどちらの手を使って物をつかんだり、指さしたりするのかよく観察してみると面白いですよ。
赤ちゃんとのコミュニケーション不足に注意
コミュニケーション不足は発達に影響する
サイレントベビーという言葉を知っているママも多いと思います。コミュニケーション不足により、泣いたり笑ったりなどの感情表現のない、おとなしい赤ちゃんを指します。そのままにしておくと、コミュニケーション能力の低い大人になるという説もあります。
医学的に実証された説ではありませんが、なにかを訴えるには「泣く」ことしかできない赤ちゃんにとっては、泣くことが大切なコミュニケーションの一つといえますね。
泣いているのに放置し続けるのはNG
おむつが汚れているのに無視したり、お腹が空いて泣いているのに放置したりすると、赤ちゃんは「泣いても相手してもらえない」と感じ、泣くことをやめてしまいます。ママにアピールすることを諦めるのです。
赤ちゃんは言葉で表現できない分、泣くことにより色々な不快感や気持ちをママに伝えようとしています。赤ちゃんの気持ちを理解するようにしたいですね。
1人遊びをしているときも見守りは忘れずに
しかし、ママが立ち上がった瞬間に泣き始めたり、抱っこをせがんできたりして、がっかりすることも多いと思います。子どもは1人遊びをしているとき、時折ちらっとママの表情を見ては反応をうかがっています。「これでいいのかな、ママに見てほしいな」と思っているのです。
赤ちゃんが1人遊びをしているときは、できるだけそばで見守るようにし、赤ちゃんと目が合ったら「よくできたね」というように声がけしてあげましょう。
赤ちゃんとコミュニケーションをとる方法
赤ちゃんのお世話をするときに声をかける
赤ちゃんとコミュニケーションをとるためには、赤ちゃんのお世話をするときに声をかけることも大切ですよ。たとえばおむつを替えるときに「今日はたくさんでちゃったね。気持ち悪いから早く替えようね」と話しかけてみたり、お風呂に入れるときに「お水ちゃぷちゃぷ楽しいね」というように声がけしてみましょう。
話しかけるときは赤ちゃんの目を見ながら、優しい声で話してあげると効果的です。ママが話していることを理解できなくても、会話の抑揚やママの表情から赤ちゃんはいろいろなことを学んでいますよ。