新生児の正しい爪の切り方を知ろう!爪を切るタイミングや注意点を紹介
手足の爪を切るコツや後処理の方法を知ろう
手の爪を切りやすい順番とは
先ほどもお伝えしたように、新生児は寝ている状態で手の爪を切ることがほとんどです。手の爪を切る際、ママは赤ちゃんの頭側から逆さまに見るような状態で座りましょう。赤ちゃんの手と爪を切る指を、しっかりと固定することが大切です。
手の爪を切る順番は、ママの利き手によって違います。たとえば、利き手が右手のママは、爪切りを右手に持ち、赤ちゃんの右手の小指から親指、左手は親指から小指に向かって順番に切るとスムーズですよ。左手が利き手のママの場合は、右手と逆の順番で切るようにしましょう。
足の爪は形にも気をつけよう
赤ちゃんの足の爪は、切る形がポイントです。巻き爪にならにように、爪の白い部分がスクエア型になるように意識して切るとよいですよ。
まず、赤ちゃんの足をしっかりママの手で握って固定しましょう。そして、赤ちゃんの爪を切る指をママの親指で少し浮かせると、爪が見やすくなりスムーズに切ることができます。
赤ちゃんの足の爪を切る手順も、手の爪を切る際と同じように利き手によって変わってきます。利き手が右手のママは、赤ちゃんの左足の小指から親指へ、続いて右足の親指から小指へ向かって切りましょう。
爪を切った後はきちんと処理をしよう
もし、切った爪が赤ちゃんの手のひらに残っていたり、寝ているそばに落ちていたりすると、ふとした瞬間に顔に触れたり目に入ったりするかもしれません。ですから、ケアの後は、赤ちゃんの周りに爪が残っていないことを確認するようにしましょう。
切った赤ちゃんの爪は、爪切りの刃につきやすい特徴があります。使った後は清潔を保つためにも刃を拭き、爪切りにカバーをして赤ちゃんの手の届かないところに直すと安心です。
また、基本的なことですが、衛生面や切れ味のことを考えて、赤ちゃんの爪以外の物は切らないようにしましょう。
ママが使いやすい新生児用の爪切り三つ
安定感があり使いやすい「赤ちゃんツメキリ」
赤ちゃんの小さくてデリケートな爪に合わせた形状の「赤ちゃんツメキリ」は、刃物メーカーらしい切れ味のよさで、切るときの痛みもありません。爪に負担が掛からず、深爪や爪割れもしにくくなっています。
また、刃の部分は赤ちゃんの爪に合わせて小さめになっていますが、持ち手の部分は長めに作られているため、手が大きなパパでも使いやすいと評判です。新生児から4歳ごろまで長く使え、価格が手ごろなのも魅力ですね。
ただし、キャッチャーがついていないため、切った爪が飛び散ることがあります。爪切りの側面にテープを貼ると飛び散りを防ぐことができますよ。
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ツメ割れ・深爪しにくい設計。ちっちゃくてデリケートなツメに。 小さなツメに適した形状です。ツメに対して角度を変え、何回かカットして行くことで、深ヅメやツメ割れを防ぎ、安心して切れます。入浴後などツメが軟かくなっている時のご使用をおすすめします。
切りやすく安全な「新生児つめきりはさみ」
赤ちゃんの指に合わせた短い刃渡りと、薄くて柔らかい爪を切るのに最適な薄い刃を採用しており、新生児の爪も安全に切ることができます。先が丸いので、赤ちゃんの肌を傷つける心配がありません。
さらに、3本の指で支えることができるハンドルは、抗菌剤入り樹脂使用で衛生的です。左右どちらでも持つことができるため、右利きでも左利きでも使うことができますよ。
ただし、持ち手が小さめなので手が大きい人には使いづらいかもしれません。また、切ったあとはやすり掛けをする方がよいという意見もあるようです。
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赤ちゃんの薄くてやわらかい小さなつめにおすすめです。 生後まもない赤ちゃんにあわせた、特に小さくて薄い刃です。 ハンドルは3本の指で支える形です。バランスがよく、安定して使えます。ハンドル部は抗菌剤入り樹脂使用で衛生的です。 使わないときに刃先を保護するキャップ付きです。
ママも一緒に使える「ネイルケアセット」
指先をほんのり照らすライトがついているため、爪をケアするために部屋を明るくする必要がありません。寝ている赤ちゃんを起こさずケアができるので便利ですね。
先端に取りつけるアタッチメントは、新生児から使える「ソフト」、4カ月ごろから使える「ミディアム」、1歳以上から使える「ハード」の3種類のほか、ママが使えるアタッチメントも3種類ついています。
価格は少し高めですが、赤ちゃんだけではなくママも一緒に使えるため、コストパフォーマンスはよいといえそうです。
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コンビ Combi ベビーレーベル ネイルケアセット レーベルピンク (新生児~対象) ママにも使えるネイルケア。はじめてでも安心&ラクラク! ベビーとママのネイルケア。6タイプのベビーとママ用アタッチメント付き。
爪切りを嫌がる新生児の爪を切るコツ
新生児が寝ている間に切る
また、爪切りが好きな赤ちゃんであれば切っている間もじっとしてくれますが、爪切りが苦手な赤ちゃんは小さな手を盛んに動かしてしっかり抵抗します。
爪切りを嫌がる新生児の爪を切るときは、寝ているタイミングがよいでしょう。起きているときのように動かないため、安全に切ることができます。
ただし、寝ているから絶対に動かないというわけではありません。爪を切ったときの感覚や音に反応して体が「ビクッ」と動くこともありますので、赤ちゃんの手をしっかり固定して切りましょう。
テレビやおもちゃに集中しているときに
たとえば、音が鳴るおもちゃを赤ちゃんの左側に置き、赤ちゃんが集中したら右手の爪を切ります。右手の爪を切ったあと、おもちゃを右側に置けば左手の爪を切ることができますよ。
新生児は手でおもちゃを持って遊ぶことができないため、ガラガラなどのおもちゃよりもベッドメリーなどの自動で動くおもちゃのほうが適しています。光や音が出るとなおよいでしょう。
また、ママが授乳している間にパパが赤ちゃんの爪を切るという方法もあります。慣れない爪切りを怖がるパパも多いですが、スキンシップを取る機会になりますのでチャレンジしてもらいましょう。
無理をせず少しずつ切ろう
爪を切るために嫌がる赤ちゃんを無理に押さえつけてしまうと、赤ちゃんはますます爪切りが嫌いになってしまいます。深爪などをしやすいので無理はせず、いったん中断しましょう。
「残りは明日のお昼寝中に切ろう」など、気楽に考えておけばママのストレスも溜まりません。ママの気分が落ち着いていると、赤ちゃんも爪切りを嫌がらなくなるかもしれませんね。
赤ちゃんが熟睡しているときなどは、まとめて切ることができるときは一度に切ってもよいでしょう。