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赤ちゃんは夢見て笑う!赤ちゃんが睡眠中に微笑む訳には2種類ある

赤ちゃんは夢見て笑う!赤ちゃんが睡眠中に微笑む訳には2種類ある

赤ちゃんが眠っているときにふいに微笑むのを見ると、とても幸せな気持ちになりますよね。どんな夢を見ているのか気になりますが、生まれたばかりに夢を見るのか不思議に思うこともあります。そこで成長によって異なる赤ちゃんの二つの笑いの種類や夢について、また、赤ちゃんが出てくる夢の意味についてご紹介します。

赤ちゃんの「えな笑い」ってどんな笑い?

生理的現象で微笑んでいる

「えな笑い」とは「新生児微笑」とも呼ばれる、生まれて間もない頃、突然「ニコリ」とする天使のような微笑みのことです。しかしこの頃はまだ、嬉しい楽しいという感情はないといわれるので、感情表現としての微笑みではないようです。

はっきりと解明されてはいませんが、おっぱいを飲んで胃が膨らんだり睡眠中の反応だったりと、なにかの刺激で顔の筋肉が引きつって笑顔に見えるのだといわれています。この微笑みは生まれた直後、または胎児から始まっているという意見もあり、生後2~3カ月くらいになると見られなくなります。

この微笑みはニホンザルやチンパンジーの赤ちゃんにも見られます。しかしその後、笑いを高度な意思疎通の道具として発展させるのは人間特有の文化といえます。

防衛本能で微笑んでいる

産まれたばかりの赤ちゃんは、おっぱいに吸い付いたり、手のひらに触れたものをぎゅっと握ろうとしたりしますよね。これらの反応は生きていくための本能です。

同じように、「新生児微笑」もママやパパにしっかりとお世話をしてもらうための本能だという説があります。

新生児のお世話は大変で手探り状態であることも多いので、ママは緊張して疲れていることがあります。そんなときに赤ちゃんが「にこっ」と笑えば、疲れが吹き飛び幸せな気分になり、一生懸命育てようと思いますよね。「えな笑い」の「えな」は胎盤のことです。

昔の人も、お腹の中で赤ちゃんを守っていた「えな」が役目を終えても、赤ちゃんがみんなにかわいがられるように笑わせていると考えていたのですね。

ママを癒すために微笑む

小さな赤ちゃんは一日の多くの時間を眠って過ごします。「新生児微笑」が睡眠時に起きるときは、短いサイクルで浅い眠りと深い眠りを繰り返すときに、切り替えが上手にできずに顔の筋肉が動いてしまうからではないかといわれています。

ママは眠る赤ちゃんが微笑むのを見ると、日頃の疲れが癒されますよね。夜泣きがひどくて眠れなくても、おっぱいが上手に飲めずに悩んでいても、赤ちゃんが笑えば辛さも吹き飛んでしまいます。

私たちには赤ちゃんの笑顔に心を動かされる遺伝子が組み込まれているのです。赤ちゃんが夢を見始める時期は明確には分からないので、夢で笑っているかどうかはわかりませんが、ママを癒し幸せな気持ちにさせてくれることは確かですね。

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外的刺激による「社会的ほほ笑み」頃の夢

あやされて微笑むころ

生後2~3カ月くらいになると「社会的微笑」が始まります。この頃は、新生児期よりも目が見えるようになるため、ママがあやすとつられて微笑むようになるのです。

赤ちゃんは、初めはママの笑顔を真似て笑うのですが、だんだんと笑顔が楽しさや嬉しい気持ちと結びつくことを理解します。そうすると自分の気持ちを表現するために笑うようになるのです。

個性によってよく笑う子、あまり笑わない子がいます。しかしママがたくさん笑いかけると、赤ちゃんもよく笑うようになることが多いようです。

赤ちゃんの声にママがよく反応して過ごすと、その後の言語や情緒の発達にもよい影響を与えるといわれます。なるべく赤ちゃんに声をかけたり一緒に遊んだりして、積極的に関わるようにしましょう。

日中の外的刺激が夢になる

夢については解明されていないことが多いのですが、体験したことを脳の中で整理したり嫌な経験を癒したりする役割があるといわれます。なにもかもが初体験の赤ちゃんは、一日にたくさんの刺激を受けているといえます。

睡眠には深く眠るノンレム睡眠と浅くて夢を見やすいレム睡眠を繰り返していますが、赤ちゃんは低月齢では約5割、6カ月~2歳くらいまでは約3割がレム睡眠だという研究結果があります。たくさんのできごとを頭の中で整理するのにも、多くの睡眠が必要なのかもしれませんね。

ママと遊んだり、やさしく撫でられたりした幸せなできごとを夢で見て笑っているのだと考えると、日中はママと楽しいスキンシップや声かけをして、穏やかに過ごせるとよいですね。

睡眠中に声を出して笑う

新生児も睡眠中に声を出して笑うことがありますが、これは夢なのか生理的な反応なのかはわかりません。しかし、およそ生後6~7カ月くらいになると嬉しいときに声を上げて笑うようになるので、睡眠中も夢で笑っていると考えられます。

この頃は脳の発達が著しくなり喜怒哀楽もはっきりするので、昼間に興奮し過ぎて夜泣きで大変なことがありますよね。けれども睡眠中に笑う「夜笑い」は、見ているママを幸せな気持ちにさせてくれます。

赤ちゃんの脳は睡眠や笑いなどで発達するといわれ、「夜笑い」は赤ちゃんの脳の発達によいそうですよ。赤ちゃんの性格でなかなか笑わない子もいますが、日中はなるべく、赤ちゃんはママと笑い合ってご機嫌で過ごし、夜には楽しい夢を見られるとよいですね。
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