停電の情報はどこで確認できる?電力会社や市町村の情報をチェック
突然の停電で電気が使えなくなったとき、途方にくれる人は多いのではないでしょうか。昼間ならまだしも、夜なら真っ暗になるため余計に大変です。そんなときは慌てず、まず停電の情報を確認しましょう。アプリやツイッターなど様々な方法があるので、自分に合ったやり方を見つけてくださいね。
スマホで簡単に停電の情報を得る方法
スマホのアプリから停電情報を知る
そんなとき大切なのが情報です。情報を得るには、停電になっても使用することができるツールを使うことが大切です。
身近にあるツールとして、多くのママが利用できるものの一つがスマホです。停電になったときに慌てないためには、停電情報を確認できるアプリを入れておくと安心ですよ。
各電力会社から停電情報を発信するアプリが配信されています。アプリのダウンロード方法や使い方は各電力会社のHPで確認できるのでチェックしてくださいね。
電力会社のホームページで検索
インターネットで調べるときは、まず各電力会社のホームページを開きます。次にホームページ上にある「停電情報」と書かれたリンクをクリックすれば、情報を確認できるページへ移動することができます。もし分からない場合はウェブサイト上で「◯◯電力 停電情報」とキーワードを入れて検索してください。
「停電情報」では何が原因で停電が起きたのか、どの地域でどのくらいの規模の停電が起きているのか、どのくらいで復旧できるかの目安など、詳細な情報が確認できますよ。
市町村からのツイッター発信を確認
例えば横浜市戸塚区です。戸塚区では平成24年から区の様々な情報を公式ツイッターで発信しています。緊急時には停電情報や避難情報など、また平常時は戸塚区のイベント情報などを確認することができます。
ほかにも多くの自治体の公式ツイッターで様々な情報を確認することができるので、お住まいの市町村が公式ツイッターを発信しているのか、一度チェックしておくと安心ですね。
なお、ほとんどの各自治体のツイッターでは原則としてほかのアカウントのフォローやリツイートは行っていないようです。問い合わせをしたいときは各自治体のホームページを確認してくださいね。
スマホやパソコンが使えないときの情報確認
ブレーカーを調べて自宅原因でないかを確認
夜なら屋外を見渡して、街灯が点灯しておらず近所にも明かりが灯っていなければ、自宅が停電の原因ではないことが確認できます。昼間や夜でもわかりにくい場合は、自宅のブレーカーを確かめてみましょう。
ブレーカーが一つでも「切」になっていたら、電気が使えない原因は自宅であることがわかります。電気を使いすぎていたり家電製品や屋内配線に不良箇所があったりするとブレーカーが落ちる原因となるので、確認してみましょう。
電気の使い過ぎが原因の場合、頻繁に電気が切れるようであれば屋内配線の増強工事も視野に入れたほうがよいかもしれません。
防災無線や広報車での放送に耳を傾ける
防災無線は地域の重要な情報を屋外拡声器を使って放送します。屋外拡声器は広範囲にわたって声が届くため、注意深く聞くことで情報を入手することができますよ。ただし、雨音が大きいと聞こえにくいのが難点です。
広報車は町中をゆっくり走りながら拡声器で情報を伝えます。家の近くを通るのでよく聞こえるのですが、車で移動しながら放送するため情報を聞き逃してしまう恐れもあります。広報車が来たら子どもと静かに耳を傾けるようにしましょう。
防災用ラジオがあれば停電時でも情報が入る
実はラジオ局やラジオ電波塔には非常電源が備わっています。そのためラジオであれば、停電時などの非常時でも情報を発信することができるのです。
防災ラジオの中でも手回しで充電できるタイプがおすすめです。乾電池式もよいですが、乾電池の予備が無いと途中で聞けなくなる可能性があります。
手回しで発電した電気を、スマホ充電に使用できる防災ラジオもあります。「家族と連絡が取りたいのに充電が無くてスマホが使えない」というときにも対応することができますね。
停電の情報が入っても困らないためには
トイレや手洗いができないことを想定
停電になると、トイレによっては洗浄ができなくなります。レバーを引いて水が出てこない場合は、バケツに水を汲んで直接便器内へ流しましょう。
バケツで水を流すときは、バケツ1杯分(約6~8L)の水を一気に入れて、さらに静かに半杯程度の水を入れます。排水管のつまりを防ぐため、2~3回に1度は多めの水を流しましょう。
またオール電化の家庭では停電時にお湯、またお湯と水が使えないことがあり、手洗いや体を清潔に保つことが難しくなります。そんなときはウエットティッシュや赤ちゃんのおしりふきを利用して、清潔を保つよう心がけましょう。