妊婦も履けるかわいい靴を見つけよう!押さえるポイントや注意点とは
妊娠すると足がむくみやすくなったり、お腹が大きくなり体の重心が変わったりして、今まで履いていた靴が履けなくなることがあります。妊娠中の靴選び、どれにしようか悩む人もいることでしょう。今回は、妊婦の靴選びで押さえるポイントや、注意点を紹介します。妊娠中もかわいい靴で、おしゃれを楽しみましょう!
妊婦の靴選びで押さえておきたいポイント
妊娠中でもバランスがとれて安定感がある
まずは「バランスがとれて安定感のある靴」を選んでください。妊娠初期は、つわりや貧血、めまいなど体の不調が起こりやすい時期です。バランスがとりにくい靴を履いていると、ふらついたときに転んでしまうことも考えられます。
また、お腹が大きくなると、重心が前に傾きバランスがとりづらくなります。さらに、大きなお腹で足元も見えにくくなるので、普段より転倒しやすい状態といえるのです。そのため、妊娠中は時期を問わず、バランスがとれて安定感のある靴を選んでください。
お腹が大きくなっても脱ぎ履きしやすい
また、お腹が大きくなると、かがんで靴を履くことが苦しくなってきます。そのため、靴ひもを結ぶもの、足首をストラップで留めるもの、ファスナーで開け閉めするものなどは避け、サッと履けるタイプの靴を選ぶとよいでしょう。
脱ぎ履きしやすい靴は、赤ちゃんが産まれてから抱っこ紐を使用するときも便利ですし、子どもが活発に動き出す年齢になっても活躍してくれますよ。
足がむくんでも疲れにくくて歩きやすいか
また、お腹が大きくなると足にかかる体重も増えるため、足が疲れやすくなったと感じる妊婦もいます。せっかく靴を買っても「きつくて履けない」「足が疲れるから履きたくない」とならないために、選ぶ際は「足がむくんでも疲れにくくて歩きやすい靴かどうか」もチェックしてみましょう。
靴選びは、もっとも足がむくむ夕方にするのがおすすめです。フィット感やクッション性、ソールの柔らかさや靴の重さなど、足に合っているか確認してみましょうね。
かわいいと機能性をあわせ持った靴を選ぼう
どんな服にも合わせやすいバレエシューズ
まずは、どんな服にも合わせやすい「バレエシューズ」です。フラットシューズの中でも、年齢問わず幅広く女性に人気のデザインとなっています。丸みを帯びたつま先がかわいらしく、足がむくみがちな妊娠中でもきつくなりにくい靴ですよ。
布製や革製、合皮やエナメルなど素材の種類が多く、カラーも豊富です。履き口にゴムが入っているものやリボンがついているものなど、季節を問わず足元を女性らしく演出してくれます。足が幅広でも痛くなりにくい、つま先がスクエアタイプもありますよ。
フォーマルにも使えるローヒールパンプス
一般的にパンプスとは、足の甲の部分が大きく開いていて、ひもや留め金などがない靴のことをいいます。最近は、シンプルなものだけでなく、取り外し可能なリボンやバックルがついていたり、足の甲までしっかり支えるローファーパンプスだったり、デザイン性が高いものも多く見かけます。
妊娠中であればヒールの高さは3cm以下で、ヒールに太さと安定感があるものを選んでみましょう。フォーマルにも使用できますし、今流行のパンプスに靴下のコーディネートで、お洒落を楽しむのもよいですね。
歩きやすさならスニーカーやスリッポン
スニーカーは、ひもを結ぶタイプが多いですが、ゆるめにひもを通し、最後はほどけないようしっかり結んでおきます。そうすると脱ぎ履きするたびに、ひもをほどく必要がなくなり便利です。簡単に脱ぎ履きができるスリッポンは、足の甲をしっかりと覆って支えているので、安定感と歩きやすさの両方を兼ね備えています。
近年、スリッポンもスニーカーも、妊婦だけでなく多くの女性に人気のシューズです。デザインも豊富でカジュアルだけでなく、様々なファッションに組み合わせることができますよ。
妊婦が注意したい妊娠中の靴の履きかた
妊娠中の身体に負担をかけるヒールは控えて
たとえば、妊娠中のヒールを見てみましょう。ヒールは、バランスがとりにくく転びやすいだけではないのです。高いヒールでは足首の動きが少なくなるので、ふくらはぎの筋肉もあまり動きません。その結果、血流が悪くなってむくみやすくなるのです。
また、高いヒールを履くと、自然と骨盤が前傾する姿勢になります。ただでさえ、腰に負担がかかる妊娠中なのに、さらなる負荷で腰痛が悪化してしまうことも考えられるのです。スタイルよく見せてくれるヒールは、妊娠中は我慢した方がよさそうですね。