赤ちゃんが立つための練習法!立つ時期や楽しみながら練習する方法
赤ちゃんの成長は、ママにとって嬉しいことです。「立っち」も赤ちゃんの成長の一段階で、心待ちにしているママもいるでしょう。でも「うちの子は立っちが遅いのでは」と心配してしまうことも。ここでは立っちの時期を知り、楽しみながらできる練習法をご紹介します。
赤ちゃんはいつから1人で立っちするの?
立つ前の段階のつかまり立ちは7カ月頃
この立っちの前段階に「つかまり立ち」があります。家具や手すりなどをつかんで、手の力も使って立っている状態です。
「つかまり立ち」は、赤ちゃんにもよりますが、だいたい7カ月頃にはじめる子が多いです。家具のまわりをつたい歩きして、上に置いていあるものをなんでも触ろうとするので、ママがあわてて物をもっと奥や高い場所に移すのが、この時期ですよね。
つかまり立ちは、早い子なら5カ月くらいからはじめる子もいて、だいたい10カ月くらいまでにするといわれています。
つかまり立ちから偶然立っちへ
もしくはママの方を振り向こうとして、家具から手を離した瞬間、立っちになっていることもあります。2本足で立っている我が子を初めてみて、ママは感動するのですが、赤ちゃんはキョトンとしていたり、いつもと変わらない微笑みだったりするのですよね。
こうして立っちの瞬間は偶然にやってくることが多いです。つかまり立ちをはじめたら、いつ立っちするか分かりませんし、まだバランスは十分取れていませんので、ママが近くについていてあげましょうね。
1人でバランスを保てる時期は10カ月頃
立っちをすると目の位置が高くなり、見える景色も変わります。それを「楽しい、おもしろい」と思う子は立っちを楽しみます。でも「こわい」と感じたり、興味がなかったりする子は、立っちをする気にならないかもしれません。
赤ちゃんは興味があることには夢中になり、チャレンジもします。立っちが好きな子は立っちがじょうずになりますが、好きでない子はあまり上達しません。でも立っちしないからといって、いつまでも歩けないという心配はありません。その子にあった進み具合があるのであまり心配しないようにしましょう。
つかまり立ちが安定したら立っちの練習へ
ママの手をゆっくり離してみよう
まずママが赤ちゃんの両手を握って一緒に立ちます。赤ちゃんが自分の足でバランスを取って立ち、ママの手に力をいれる必要がなくなって、軽くなったとき、そっと手を開いてみてください。まだ赤ちゃんがママの手を握っているなら、無理にその手を離させようとしないでくださいね。
赤ちゃんも自分で大丈夫だと思えば、ママから手を離していくでしょう。ママは「大丈夫よ。あんよで立てるかな。ママは近くにいるからね」などと声をかけてあげて、緊張をほぐしてあげましょうね。
手押し車などのおもちゃも利用してみよう
積み木を積みあげながら立っちの練習をすることもできます。最初は低かった積み木が、どんどん積みあげられて高くなって、立っちしなくては手が届かないくらいになります。高いところに触りたいという気持ちを起こさせると、立っちをしてくれるようになるでしょう。
ママの膝の上に立っちさせて脇を支えながらぴょんぴょんジャンプさせたり、立つことに興味を持たせたりしてあげることが、立っち好きにするコツですね。
遠くから優しく「おいで」と声かけも効果的
赤ちゃんは生まれたときからママの声を聞いています。ママの声は赤ちゃんを安心させてくれるのです。ママが場面場面でうまく声をかけることで、赤ちゃんは不安がらずに新しいことにチャレンジすることができるのですよね。
「おいで」と声をかけるときは、笑顔で、両手を赤ちゃんの方に伸ばして迎え入れるようにしていってあげましょう。ママが嬉しそうに、自分を受け止めてくれるような姿勢で呼んでくれていると、赤ちゃんも嬉しくなって、ママの方に行きたいと思うでしょう。