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3月生まれの子どもは本当に不利なの?メリットとデメリットについて
子どもの誕生日が3月だというと、「3月生まれなの?大変だね」といわれることがあります。妊娠中に「3月生まれはかわいそう」といわれ、悲しい気持ちになったママもいるのではないでしょうか。本当に3月生まれの子どもは不利なのでしょうか。今回は3月生まれのメリットとデメリットを紹介します。
3月生まれの子どものメリットは?
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親の手から早く離れる
例えば、幼稚園の3歳児クラスは「年度初めに3歳に達している子ども」が対象になります。4月生まれの子どもは入園後すぐ4歳になりますが、3月生まれの子どもが4歳になるのは進級間近になってからです。
しかしこれは、4月生まれの子どもに比べると、3月生まれの子どもは約1年早く入園できるということもできます。親の手から離れる時期が約1年早いということですね。
子どもが入園したら仕事復帰を考えているママや、下に赤ちゃんがいるママにとって「子どもが親の手から早く離れる」ということは、大きなメリットといえるのではないでしょうか。
発達面で大きな刺激を受けられる
これは、年上の子どもと一緒に遊んだり、関わったりすることで、発達面に刺激を受ける機会が増えるからです。お兄ちゃんがいると運動、お姉ちゃんがいると言葉の発達が早い傾向がありますよ。
3月生まれの子どもは、クラスのなかでもっとも月齢が低いため、クラスのお友だちからさまざまな刺激を受けることができます。4月生まれのお友だちから、弟や妹のようにかわいがってもらえることもあるようです。
また、集団生活に入る時期が早いため、社会性をいち早く育て始めることができます。3月生まれはコミュニケーション能力が高い子どもが多いともいわれていますよ。
できなくても大目に見てもらえる
確かに、赤ちゃんは1カ月違うだけで体格や発達には大きな差がありますが、年齢が上がるにつれて月齢による発達の差は少なくなります。3歳頃になると「月齢よりも個人差」と感じるママも多いのではないでしょうか。
しかし、3月生まれの子どもは体格が小さいことが多く、「ほかの子よりも幼い」というイメージもあります。そのため、できないことがあっても「3月生まれだから仕方ない」と大目に見てもらえることが多いようです。
ママも「3月生まれだから」と考えることで、発達がゆっくりでもストレスを感じずにすみますね。
3月生まれの子どものデメリットは?
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4月生まれの子どもとの差が大きい
例えば、4月生まれの子どもの場合、4歳頃からできるといわれている「ケンケン」は、年少でできるようになることが多いようです。一方、3月生まれの子どもは年中になってからということが珍しくありません。
また、3月生まれの子どもは、お友だちとの遊びのなかで「できない」「悔しい」と感じる機会が多くなりがちです。「できない」という経験から自信を失い、運動や学習への苦手意識が強くなる子どももいますよ。
4月生まれの子どもと比べて背が低いことも多く、見た目の差も大きくなります。
児童手当で損をしている
一方、3月生まれで確実に損をすることがあります。それは、ほかの月に生まれた子どもに比べて児童手当を受けられる期間が短いということです。
児童手当は、生まれてから「15歳の誕生日後の最初の年度末まで」が支給期間と定められています。4月生まれの子どもは15歳になったあとも、支給終了までの11カ月分の支給を受けることが可能です。
しかし、3月生まれの子どもは15歳になった直後に支給期間が終わります。中学生の手当は月1万円ですので、11万円損をしているということですね。
保活に不利になることがある
保育園に預けることができる最少年齢は、園によって違いがあります。0歳児クラスの場合、子どもが0歳であれば保育の対象となりますが、0歳であれば月齢に関わらず預けることができるというわけではありません。
例えば、保育の最少年齢を「生後57日以上」としている園もあります。3月生まれの子どもが生後57日に達するのは早くても5月ですので、4月に入園することはできませんね。
5月以降に途中入園する、1歳児クラスの入園まで待つこともできますが、保育園激戦区と呼ばれるエリアでは途中入園や1歳児クラスへの入園は難しいといわれています。
3月生まれでも不安にならずに子育てしよう
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ほかの子どもと比べずに見守ろう
しかし、縄跳びは「手で縄を回す」「ジャンプする」という動きを同時に行なう複雑な運動です。「できるかどうか」は、運動機能の発達度合いによって決まり、「努力するとできるようになる」というものではありません。
幼児期は「体が未発達だからできない」ということがたくさんあります。
3月生まれの子どもは、同じクラスの子どもに比べて幼いため、発達が遅れるのは仕方のないことです。ほかの子どもと比べず、子どもの成長を見守りましょう。