40歳のダイエットは基礎代謝が鍵!役立つ生活習慣や運動法を知ろう
40代になると、今までなかった部分にたるみが出たり、特に食べ過ぎているわけでもないのに太ったりすることがありますよね。それは基礎代謝が低下していることが原因の一つだと考えられます。「基礎代謝って何?」と思われるママもいるかと思いますので、ダイエットの鍵を握る基礎代謝について詳しくご紹介します。
基礎代謝の意味や基礎代謝量の平均
生きるために必要な最低限のエネルギー
基礎代謝というのは、息をしたり、心臓を動かしたり、体温を維持したりなど、人間が生きるために必要な最低限のエネルギーのことです。ほかにも、人間は活動代謝と食事誘発性熱産生をおこなってエネルギーを消費しています。
ウォーキングやジョギングのように何か特別なことをしなくても、座ってテレビを見ている間も寝ている間もエネルギーは消費されます。この基礎代謝は1日に消費されるエネルギーのうちの6~7割を占めるといわれていますので、基礎代謝が高いと痩せやすい体になれるのです。
男性と女性の基礎代謝量の平均は?
【男性】
・18~29歳…24kcal
・30~49歳…22.3kcal
【女性】
・18~29歳…22.1kcal
・30~49歳…21.7kcal
女性は男性に比べて低く、年齢とともに低下しているのが分かりますね。ちなみに、40代のママの体重が53kgだとすると、1日の基礎代謝量は約1,150kcalということになります。
太りやすく痩せにくい40歳のママ
痩せるためには、消費エネルギーが摂取エネルギーより高くなる必要があります。ただ、先ほどご説明した基礎代謝量は10代が一番高く、年齢とともに低下していきます。40代になると基礎代謝量が低下しているため、摂取するエネルギーが変わらないままなら太る可能性もあるでしょう。
また、筋肉が多ければ基礎代謝も多いのですが、40代になると筋肉量が少なくなっているため、基礎代謝が下がって一度太ってしまうと痩せるのが難しくなるのです。
生活習慣を見直して基礎代謝をアップ!
朝起きたらベッドでストレッチ
そんなママは、朝起きたらベッドの上でストレッチするのはいかがでしょうか。激しい運動ではないので、起きたらすぐに始められますよ。
まずは、仰向けの状態で、両手を頭の上で組み伸びをするように全身を伸ばしましょう。後は四つん這いの状態で、背中を天井側へ突き出すように丸めたりお腹を凹ませたりする動きや、両手を左右に広げて両足を立て、左右に倒してしばらくキープする動きなど、ゆっくり体を動かすとよいですよ。
コップ一杯の白湯を習慣に
白湯を作るときは、ヤカンに水道水を入れて10分以上沸騰させてから冷ましましょう。そうすることで、水道水に含まれる塩素や塩素から発生する有害物質を除去することができます。
白湯を飲み始めて3~5日程度でダイエットの効果を実感できる方もいるそうです。早く効果を感じられるとやる気になりますよね。経済的で簡単に始められることなので、忙しいママにもぴったりです。
できるだけ毎日、湯船に浸かろう
しかし、基礎代謝をアップさせるにはできるだけ毎日湯船に浸かることをおすすめします。湯船に浸かることで体の芯から温まり、全身の血流がよくなるのはもちろん、しっかり温められた体はお風呂上がりも長く持続するため、エネルギー消費に効果的です。
さらに、女性に多い冷え症の悩み改善や、体に溜まった老廃物の排出にも効果が期待できるというメリットもあります。基礎代謝アップ以外のメリットがたくさんあるのも嬉しいですね。暑い日でも面倒くさがらずになるべく湯船に浸かりましょう。
筋肉量を増やして基礎代謝を上げよう
まずは普段の姿勢から見直そう
まずは普段の姿勢から見直してみましょう。掃除機をかけたりスマホを見たりして、いつの間にか猫背になってしまっていることはありませんか。姿勢の悪い方は意識しないとすぐに悪くなってしまいがちです。お腹に力を入れて背筋をしっかりと伸ばすということを意識してみましょう。姿勢を正すだけでも、腹筋と背筋が鍛えられて基礎代謝が上がりますよ。
40代になると、筋肉だけでなく皮膚も脂肪もたるみ、体に締まりがなくなってきやすいです。正しい姿勢を継続して、綺麗なママを目指しましょう。