家族4人の防災グッズを用意しよう!必要な備蓄品や決めておくこと
家族4人の防災グッズを用意しようと思ったのはよいものの、なにが必要なのかよくわからず頭を悩ませているママも多いのではないでしょうか。そこでここでは必要な備蓄品やあらかじめ家族で決めておくことなどをわかりやすくご紹介していきます。ぜひ参考にしてみてくださいね。
家族4人に必要な防災グッズや備蓄品は?
非常用持ち出し袋に入れておくもの
また、非常用持ち出し袋は、避難場所などへ避難するときにさっと持っていけることが重要です。そのため、最低限のものだけを入れるようにします。水や軍手、身分証明書、救急セット、ウェットティッシュ、タオル、レインコートは全員のリュックに1セットずつ入れるようにしましょう。
さらに、パパのリュックには多めの水や非常食、懐中電灯、ラジオといった比較的重いものを、ママのリュックには携帯トイレや生理用品、洗面用具、マスクといった衛生用品を、子どものリュックにはおむつやミルク、哺乳瓶といった子ども自身が使うものを中心に入れ、家族みんなで荷物を分担します。
備蓄品は最低でも3日間分の備えを!
まず、水は1人当たり1日3L必要といわれているため、3L×3日×4人分=36Lを用意しましょう。子どもに必要な水分量は大人よりも2~3倍多いともいわれているため、少し多めに備蓄しておくと安心です。
また、 主食は1人当たり1日3食必要なので、3食×3日×4人分=36食を用意しましょう。白米のレトルトパックや缶詰、即席みそ汁、フリーズドライ食品、乾麺など、食べ飽きないようにさまざまなバリエーションを用意しておくことをおすすめします。
持ち出し袋や備蓄品はわかる場所に置く
また、備蓄品は一カ所にまとめるのではなく、わかりやすい場所に分散して置くようにしましょう。例えば、食料品や飲料水、割り箸などは台所に、携帯トイレや生理用品はトイレに置くようにします。収納ボックスなどにまとめて収納しておけば、万が一のときにまとめて取り出せるので安心ですよ。
津波の心配がある地域の場合、建物の1階部分が浸水してしまう可能性があります。そのため、1階だけでなく2階にも備蓄品を置いておくと安心です。
子どもの防災グッズはなにが必要なの?
乳幼児に必要な防災グッズリスト
・おむつ
・おしりふき
・おむつのごみを入れる袋
・ミルク(スティックタイプやキューブタイプのものなど、計量が不要なものが便利)
・哺乳瓶(消毒できない場合もあるため、使い捨てのものが便利)
・ベビー用飲料水
・カイロ(ミルクを温めることができる)
・離乳食
・おやつ
・母子手帳
・保険証、医療証
・おもちゃや絵本(避難所で生活する可能性があるため、音が鳴らないものがよい)
・抱っこ紐
・バスタオル(防寒にもおむつ替えするときのシートとしても使える)
・着替え
・保湿クリーム
かさばる紙おむつや着替えなどは、圧縮袋を利用して収納しておくと便利ですよ。
使い慣れたものを多めに備蓄しておくと安心
例えば非常食の場合、長期保存しやすい乾パンや羊羹を備蓄しがちですが、いざというときに子どもが食べてくれない可能性があります。そのため、普段から食べ慣れているレトルト食品やお菓子などを備蓄するようにしましょう。
また、災害時は精神的に不安定になってしまうため、非常食やおもちゃ、タオルなどの生活用品などは子どもが好きなキャラクターのものを選ぶようにすると、気持ちが落ち着くことがありますよ。
子ども向けの支援物資はすぐに手元に届かないことが多いため、2週間分の備蓄をストックしておくと安心でしょう。
子ども用の備蓄はローリングストックが便利
ローリングストックには、非常食や飲料水の賞味期限切れを防いだり、食べ慣れた食事を非常食にできたりといったメリットがあります。
また、子どもはすぐにおむつや洋服のサイズが変わるため、いざ使おうと思ったらサイズアウトしていた、という事態を招きかねません。季節に合った着替えを用意することもできるため、子ども用の備蓄はローリングストックが便利ですよ。
災害に備えて家族と話し合っておくことは?
パパとママの連絡方法を確認する
災害時は電話回線が混雑するため、電話が繋がりにくくなります。そのため、NTTが提供している声の伝言板である災害用伝言ダイヤル(171)や、各電話会社が提供している災害伝言板などを利用することで、携帯電話やスマートフォンから安否確認をすることができます。いざ使おうと思ったら使い方がわからなかった、ということがないように、事前に利用方法を確認しておきましょう。
また、SNSで安否確認をすることもできます。LINEは相手がメッセージを読むと「既読」マークが付くため、返信がなくともひとまず安否確認をすることもできます。