ママの生理中に子ども連れで旅行!ママも子どもも旅行を楽しめる方法
毎月、生理による体調不良で悩んでいるママにとって、生理中に小さな子どもを連れて旅行をするのは大変ですよね。しかし、子どもと一緒にたくさんお出かけして楽しみたいと思うママが多いでしょう。そこで今回は、生理中でもママも子どもも旅行を楽しめる方法をご紹介します。
痛み止めの服用や痛みの緩和法を知っておく
我慢せずに痛み止めを服用しよう
多少の痛みでは痛み止めを服用する必要はありませんが、顔色が悪くなったり立っているのもしんどかったりというような痛みを感じてつらいときは、痛み止めを服用するとよいかもしれませんね。
痛み止めを服用することに抵抗を感じる方もいるかと思いますが、我慢したところで痛みが治まることはありません。薬の用法と用量を守って数日~1週間程度の服用なら依存したり効かなくなったりすることはなく、我慢せずに痛みが始まったときに早めに服用することが効果的なようです。
体を温めて痛みを軽減させよう
「生理痛がちょっとつらいかも」と思ったらまずは体を温めてみることをおすすめします。お腹や腰を温めるように下着の上からカイロを貼ったり、保温性の高い下着を選んだりするとよいですよ。
また、日ごろからストレッチやヨガなどで骨盤周りの筋肉を鍛えて代謝を改善しておくことも生理痛の緩和に効果があります。夏場は暑いので油断しがちですが、冷たいものを飲みすぎたりエアコンで冷やし過ぎたりしないように気をつけましょう。
生理痛が緩和されるツボをマスターしよう
・気海(きかい)
へそから指2本分ぐらい下にあたるところです。
・三陰交(さんいんこう)
足首の内側のくるぶしの一番高いところに小指をあてて真上に指4本分、人差し指があたるところです。
・合谷(ごうこく)
手の甲を上にして、親指と人指し指の骨が交わるあいだのくぼみ付近にあります。
ツボを押すときは垂直に、痛いけれど気持ちがよいと感じるぐらいの強さにしましょう。ツボ押しは簡単にできますので、お出かけ前や、車や電車での移動中に気軽に試してみてくださいね。
生理中のママにも子どもにも優しい旅行
生理中も子どもと一緒に遊べる場所を選ぼう
たとえば、川や海、山などの自然を体験できる場所に家族みんなでお出かけすると楽しいですが、トイレが離れた場所にあったり、なかったりする場合もありますので、こまめにトイレに行きたい日はおすすめしません。
子どもが遊べるプレイルームのあるホテルや、子どもが喜ぶ遊び心満点のファミリールームのある宿泊施設などを選べば、トイレが近くにあるので安心ですし、子どもも楽しむことができますよ。
タンポン使用で移動もお出かけも安心
移動やお出かけ先でしばらくナプキンを交換するチャンスがないかもしれないというときには、タンポンを使用すると便利ですよ。正しい位置に挿入すれば漏れる心配も違和感もないので、子どもと一緒に走り回って遊んでも生理を気にせず安心して楽しむことができるでしょう。
タンポンは種類によってはナプキンに比べて経血の吸収量が多く、長時間使えるので電車や車での移動にも役立ちますよ。
家族風呂の部屋を予約しよう
家族風呂ならシャワーで流しているあいだに経血が流れても、周りの目を気にする心配がありません。また、赤ちゃん連れの場合も家族風呂だと安心ですね。赤ちゃんがおしっこをしたり急に泣き出したりしても、周りに気を使うことなく対処することができます。
特に何カ月も前から家族の予定に合わせて旅行の日程を決める場合は、生理の周期が予測とずれることもあるので、家族風呂や露天風呂つきの部屋を選ぶと安心です。
慌てないための準備をし周囲へ説明をしよう
子どもにもママにも万能に使えるバスタオル
たとえば、寝るときにシーツの上に敷いておくと、多少経血が漏れてもバスタオルが吸収してくれるので安心です。経血の量が多い日は、夜用のナプキンをつけて漏れないように気をつけていても漏れてしまうことがあります。また、寝ているときは漏れてもすぐに気づくことができないので、バスタオルを敷いて寝るのはおすすめです。
ほかにも、車内で足元が冷えたときにひざ掛けの代わりにしたり、子どもの着替えに使ったり、バッグの中でジュースがこぼれてしまったときに拭いたりなど、様々なシーンで活用できます。
友人ママに聞くと、お出かけ中に子どもが嘔吐したときにバスタオルが役立ったそうです。