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人生設計で大切なことを考えよう。ライフイベントを考え家計見直しも

人生設計で大切なことを考えよう。ライフイベントを考え家計見直しも

子どもの学費や老後の生活を考えると、漠然とした不安を感じてしまいます。そこで思いつくのが人生設計です。ライフイベントや夢を盛り込んだ人生設計を作成して不安を解消し、家計やライフスタイルを見直してみませんか。計画的にやり繰りする家計の実現に向けて、人生設計でおさえたいポイントを考えてみましょう。

人生設計で大切なことってなんだろう?

将来像とそれにかかるお金を知り計画しよう

子どもにいくらかかるのだろう、大きな買い物はいつ頃すればよいのだろう?我が家は大丈夫なのだろうか?と心配になったら人生設計をしてみましょう。

なぜなら、人生設計をすることで、どのタイミングで家族に何があり、どのくらいお金が必要なのかがわかり、計画的な資金繰りが可能になるからです。

人生設計には、たとえばマイホーム購入、車購入などを入れます。また、出産、子どもの学校は公立にするか私立にするか、習い事はなにをいつから始めるか、ママの再就職はいつ頃を目指すかなどをなるべく具体的に考えて盛り込みましょう。

入園式、入学式、七五三などの節目イベントは入れやすいですね。家族旅行などお楽しみプランも励みになるのでお忘れなく!

これから起こるライフイベントを考えよう

「人生設計はなるべく具体的に考えよう」ということは理解しました。けれど、これからの長い人生に起こることすべてを考えるのは難しいので、最初は今後10年に的を絞ってみると考えやすくなります。

近々の予定なら子どもの入園、引っ越しなど、次々に思い浮かべることができますよね。10年後の家族のことを想像するのも楽しいものです。子どもは中学校に入学、パパは出世しているかもしれません。

続いて、ライフイベント表を作成します。ライフイベント表はネット検索で金額例が示されたひな型など、様々なスタイルのものを探すことができます。

ひな型を使えば大きなイベントを忘れずに表記できますし、遠い将来のイベントも例を参考にできるので便利です。

シミュレーションが簡単にできるサイト

イベント表の次はいよいよ人生設計の作成ですね。ここでもお役立ちツールをご紹介しましょう。

日本FP協会公式サイト、金融庁をはじめ、銀行や保険会社がホームページで、ライフプランのシミュレーションをサービスしています。質問数が少ない簡単なものから詳しいものまで各種ありますので試してみてください。

質問内容は、世帯主の年齢、年収の額面、配偶者の有無、扶養する子どもの数、貯蓄額、ローンの有無や金額についてなど。詳しいものになると、マイホーム購入などの大きな出費の計画、退職後の生活、性格などについて答えます。

どのくらいの金額を見積もればよいのかわからないイベントがあっても大丈夫。シミュレーションで、誰でも簡単に作成できますね。

時期別にライフイベントを比較してみよう

「結婚から新生活」の比較をみよう

ライフスタイルによって出費の額がどれほど違うのかみてみましょう。ママとパパの最初の大きな出費は結婚、そして新生活を始めるための出費、新生活を軌道にのせるための出費などです。

結婚式の全国平均は約350万円、地域別にみると最高額は四国で平均が約383万円、最もお手頃価格は関西圏の平均で約341万円。工夫を重ねた地味婚なら100万円程度ですから、ゴージャス婚と地味婚の差は100~200万円になります。

新生活の準備には、家電製品、家具の購入をあわせて全国平均は約80万円です。必要最小限で20万円ほどの出費に留めれば貯蓄を始められますが、新製品ばかりの豪華な新生活を始めると貯蓄は難しいかもしれません。ライフスタイルの差は大きいのです。

「出産からマイホーム購入」の比較をみよう

出産に際しては、健康保険から出産手当金や出産育児一時金を受け取れる場合があります。妊娠出産期間をとおしてママと赤ちゃんの経過が順調なら、このような公的保障制度によって出産費用はあまりかからずにすむようです。

育児グッズはついついお金をかけたくなりますが、必要以上に華美にすると出費がかさんでしまい将来のための貯蓄ができません。逆に出費をおさえれば、生活に余裕がでて15歳まで支給される児童手当を学費のために貯蓄できます。

マイホーム購入は頭金をいくら支払えるかがポイントです。親からの資金援助を受ける人もたくさんいますが、マイホーム購入を考えるのなら貯蓄額を増やせるようにライフスタイルを見直しましょう。

「第1子大学入学から退職」の比較をみよう

大学の教育費平均は公立が290万円、私立が430万円程度です。初年度納付金や教材代なども別途かかります。幼稚園から大学まで私立に通うと、公立に通う場合に比べて合計で2倍の金額差がでるそうです。

奨学金制度もありますが、奨学金返済が社会人になった子ども自身の大きな負担になっていることが社会問題になっています。子どもの将来に影響があることを覚えておかなくてはいけませんね。

子どもの独立後、そしてご自身の退職後のために貯蓄額を増やしましょう。なぜなら夫婦2人の年金収入は月々約19万円、出費は約27万円といわれており、貯蓄でカバーしなくてはならないからです。

貯蓄残高が必要分あれば老後の生活は安心!少ない場合は少し不安ですね。

人生設計を具体化して家計を見直そう

家計を「見える化」しよう

比較検討した結果、ライフスタイルや将来像が決まって、そして、貯蓄が大切であることもわかってきましたね。そこで、家計を「見える化」して家計の傾向を把握してみましょう。

見える化の仕方は、ママとパパが我が家の収入金額を把握することから始めます。共働きならママパパそれぞれの収入金額をお互いにオープンにして合計収入がわかることで、月々の支出額や貯蓄可能額が計算でき、より強い家計プランをたてられるようになります。

さらに、パパだけの収入が家計を支えている場合はもちろん、2人の収入がある場合も、家計は一つにまとめて管理しましょう。そうすれば収入や支出の傾向が見え、人生設計で資金不足になりそうな時期に向け家計を見直すことができます。
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