3歳の子どもと釣りに行こう!安全に楽しむためのポイントや注意点
子どもと楽しく釣りをするための注意点
子どもから目を離さない
特に川や海の場合、流されてしまうと助けるのにも時間がかかってしまいますし、ママやパパがさっと反応できないケースもあるでしょう。万が一に備え、ライフジャケットは必ず着せておくようにしたいですね。水場は走らないように注意しておくことも大切です。
また、子どもがほかの釣り人の釣り具を触って迷惑をかけてしまうこともあります。釣り場には子どもにとって危険がいっぱいあることを認識し、子どもがなにをしているのか常にママやパパの視界にいれておくようにしたいですね。
釣り針が危険であることを教える
前にもお話ししましたが、ほかの釣り人が投げ釣りをするときも背後には回らないように注意する必要があります。過去に、投げ釣りのときに針が背後にいた人の耳に引っかかり、外そうとして耳が裂けたという事故もあります。目に当たると失明の危険性もあります。
針の中でも、食いついた魚を逃がさないようにする返しのついた針の場合、一度刺さると自力で抜くことはできません。この場合、最寄りの病院に行って医師に適切な処置をしてもらうようにしましょう。
キャッチ&リリースをして楽しむ場合は、返しのついていない針を使う方が安全です。
天候が悪い日には行かない
雨はもちろんのこと、天気がよくても風が強い日などは避けるようにしたいですね。風にあおられて水場に落ちてしまうと危険ですし、釣り糸が飛ばされて針が思わぬところに引っかかってしまうトラブルも考えられます。
また、海の場合、波が強いと万が一、落ちたときに波にのまれてしまうこともあります。必ず釣りに行く当日の朝に天気予報をチェックするようにしたいですね。
今回行くことができなくても、釣りにはまたいつでも行くことができますよ。安全を優先にするようにしましょう。
子どもと一緒にさらに深く釣りを楽しむために
魚の名前を絵本や図鑑で確認
釣りに行く前に子ども向けの魚図鑑を本屋で探してみてくださいね。図鑑があれば、魚の名前や特徴、生態がわかるほか、図鑑の使い方を子どもが実践で学ぶこともできます。3歳だとまだ文字を読むのは難しいですが、子どもが興味を持った部分をママやパパが分かりやすく読み聞かせてみましょう。
釣りでとる魚は、場所だけでなく釣り方によってもその種類が変わってきます。たとえば堤防や防波堤などでサビキ釣りをするとアジやサバ、イワシなどがよく釣れるようです。
釣りをきっかけに、子どもが魚の名前に詳しくなるかもしれませんよ。
子どもが食べやすいようおいしく調理
魚が釣れると「今夜はどうやって調理しよう」と色々なメニューが浮かぶかもしれません。ママやパパの好きなメニューもよいですが、子どもは親と一緒に釣った魚を食べるのが誇らしいはずです。
子どもが難なく食べられるよう、おいしく食べられる方法を考えてみてくださいね。焼き魚のように、魚の形がそのままわかる状態だと、「魚がかわいそう」と子どもが感情移入して食べなくなるケースもあります。知人の子どもは魚の目がついているとかわいそうで食べられないそうです。
切り身にしてフライにしたり、魚のハンバーグにするのも名案ですね。
釣った魚を飼うためには釣り方に注意
釣った魚を飼育したいのであれば、なるべく魚を傷つけないよう、釣る段階から注意する必要があります。まず、釣り針はフックの数が多いルアー釣りではなく針がシンプルな餌釣りにしましょう。
シンプルな釣り針であれば、針を簡単に外すこともできます。魚が釣り針を飲み込んだり、えらを傷つけたりしている場合は、飼ってもすぐに死んでしまうので潔く調理したいですね。
釣った魚は極力素手で触らないようにしましょう。魚の体温は低く、人が触れただけで火傷を負ってしまいます。魚を傷つけないよう、釣ったらすぐに水の中へ入れるようにしましょう。
まとめ
釣りに行くときは、周囲の人への迷惑にならないように注意し、安全に気をつけながら家族で釣りを楽しみたいですね。自分で釣った魚なら、子どもも喜んでたくさん食べてくれるかもしれませんよ。