1歳6カ月の子どもの成長を知ろう!大好きな遊びや食事の変化も紹介
1歳6カ月という時期は、赤ちゃんから少しずつ幼児へと移っていく大切な時期でしょう。また、各自治体では1歳半健診があるため、子どもの成長が気になるママも多いのではないでしょうか。ここでは、1歳6カ月の子どもの成長の様子や遊び方、食事などをご紹介します。
目次
- 1歳半の子どもの心と体の成長具合
- 身長は約80cm、体重は10kg前後に
- 奥歯が生えてきて虫歯対策を始めたい時期
- イヤイヤ期が徐々に始まる子も
- あんよやおしゃべりがどんどん上手に!
- 安定した1人歩きができるように
- 階段や低い場所からのジャンプにも挑戦
- 意味のある言葉の数は平均で約10個
- 1歳半の子どもにさせてあげたい遊びは?
- 身体を使ってダイナミックに
- 指先を使った細かな遊びも
- おままごとの前段階になる真似っこ遊び
- 1歳半の子に与えたい食事の量や味付けは?
- 1日3食規則正しい時間に食事を
- 摂取カロリーや1食分の食事量の目安
- 離乳食は卒業間近だけど薄味は意識したい
- 発達確認をする1歳半健診を受けよう
- 1歳半健診で確認することは?
- 発達に問題ないかチェックする時期
- 事前に子どもの成長を改めて確認しておこう
- まとめ
1歳半の子どもの心と体の成長具合
身長は約80cm、体重は10kg前後に
1歳6カ月の男の子の身長は、平均で75~85cmくらい、体重は8~12.5kgくらいです。女の子の場合は身長が平均で73~84cmくらい、体重は8~12kgくらいです。
赤ちゃんの頃はぽっちゃりしていた子どもでも、1人歩きなどで運動量が増えることによって体型がスリムになる子もいます。「1歳の頃よりも体重が減った」「何カ月も体重が同じ」という子もいるので、子どもの体重が減っていてもあまり心配しなくて大丈夫でしょう。
奥歯が生えてきて虫歯対策を始めたい時期
この時期の子どもは身体をたくさん使って遊ぶので、1日3回の食事では足りないことがあり、おやつを食べる子も多いですよね。おやつは決して悪いものではないですが、食べ方や食べるものによっては虫歯の原因になることがあります。
虫歯対策としては歯磨きをしっかりする、飴やチョコレート、ジュースなど、糖分の多いおやつを与えない、ダラダラ食べをしない(食事とおやつの時間は3時間は空けるようにする)、大人と同じお箸を使わないなどが効果的です。歯磨きは、パパやママが仕上げ磨きを細かくするように心がけましょう。
イヤイヤ期が徐々に始まる子も
イヤイヤ期の始まる時期や終わる時期、反抗の仕方などは子どもによって違います。しかし、長くても4歳頃までには落ち着く子が多いので、子どもの成長のためと思って冷静に対応することが大切ですよ。
イヤイヤ期が始まると何をするにも時間がかかり「もう、何回いったら分かるの」などとイライラするママも多いでしょう。しかし、ママがイライラしていると子どもに悪影響なので優しく接することが大切です。
あんよやおしゃべりがどんどん上手に!
安定した1人歩きができるように
1人でしっかり歩けるようになると、外出中も抱っこではなく歩きたいという子も多いでしょう。車や自転車がよくとおる道や、人通りの多いところでは1人で歩かせるのは危ないので、公園や広場についてからや、平日の人の少ない商業施設内を歩かせるなど、安全な場所で自由に歩かせるようにしましょう。
1人で歩けるようになると、ヨチヨチ歩きのときよりもさらに行動範囲が広くなります。ちょっと目を離したすきにどこかへ歩いて行くこともあるので、注意が必要ですよ。
階段や低い場所からのジャンプにも挑戦
平坦な場所だと、ジャンプをして転倒してもケガをする心配はありませんが、階段や段差などからジャンプをすると危ないときもありますよね。段差から子どもがジャンプをするときは、バランスを崩したときに支えられるように見守りましょう。
お家にソファを置いている方は注意が必要です。ソファの上でジャンプしたり、ソファからフローリングの床にジャンプしたりして転倒し、大ケガを負うこともありますよ。
意味のある言葉の数は平均で約10個
この時期の子どもが話せる意味のある言葉は、平均すると10個くらいといわれています。普段の生活でよく触れるものや、よく会う人など、子どもの生活によっていえる言葉はそれぞれ違うので、ほかの子の話せる言葉と比べてみると面白いかもしれませんね。
好奇心旺盛な時期なのでパパやママがたくさん話しかけるようにすると、子どもも言葉を覚えやすいでしょう。
1歳半の子どもにさせてあげたい遊びは?
身体を使ってダイナミックに
たとえば、子どもの脇の下を持ってブランコのように揺らしたり、うつぶせになった子どもを抱えて飛行機のように遊んだりなど、スリルが味わえるような遊びは小さな子どもに人気がありますよね。このような遊びは大人にとっても力がいるものなので、パパがすると動きがダイナミックになり楽しいでしょう。
ほかにも、身体全体を使ってダンスをするのも楽しいですよね。ダンスは運動機能を高めるだけでなくリズム感をつけることもできますよ。