30代の子育てママの仕事事情!働きやすい仕事や求人の探し方のコツ
子どもが保育園や幼稚園に通うようになったことを機に、30代の子育てママが仕事を始めようと仕事を探す方もいるでしょう。仕事を選ぶ際に、ブランクもあるのでどのような仕事を選べばよいか悩んでしまいますよね。ここでは、家庭との両立を目指す30代ママにおすすめの仕事について紹介します。
子育てママたちが働きやすい仕事3選
主婦が多くて融通が利くスーパーの仕事
スーパーの仕事は、レジ打ち・惣菜調理・品出しなど、仕事内容は様々です。勤務先によって完全に分業制のところから、複数の仕事を担当するところもあるようです。
この仕事が主婦におすすめの理由は、同じように子育てをしているママが多く働いているためです。勤務時間などが子育てママに向いていることや、子どもの体調不良などで急な休みが必要なときやシフトの調整など、子育てママが多いとお互いさまの精神で融通を利かせられて助かりますよ。
短時間勤務ができるレストランや調理場
レストランの場合は、調理スタッフとホールスタッフの二つの仕事があります。希望がある場合は、事前に伝えるようにしましょう。また、仕事の後には、まかないとして割安で食事ができるところが多いのもこの仕事の魅力です。
調理場スタッフの場合、勤務内容や時間等の条件にもよりますが、調理師免許の受験資格を獲得することもできます。食に興味があり、将来的にステップアップしたいと思っているママにとっては大きなメリットになりますね。
長く働きたいママに人気の事務職
仕事の後も家事に子育てに忙しいママは、デスクワークを選択することで体力的な負担を軽くできるでしょう。また、事務職の場合、スキルや経験を積んでいくことで、子どもが大きくなったときに転職やステップアップなどを目指すこともできます。
事務職は、会社によって勤務時間や子育てママへのフォローの手厚さは大きく異なります。中には短時間勤務が難しい会社や、残業が必要な会社もあります。職場に子育てママが多い職場は比較的理解がある職場と考えられます。まずは働きやすさを優先して仕事を選ぶと安心ですね。
仕事を探す前にしておきたいこと
子どもの預け先が確保できるか確認しよう
幼稚園であれば、ママが仕事をしていなくても入園は可能です。しかし、幼稚園は預かり時間が短いので、フルタイムでの仕事は難しいこともあります。フルタイムでの勤務を希望する場合、延長保育の利用可否について確認しておきましょう。
保育園の場合、すでに仕事をしているママが優先的に入園できる仕組みになっています。求職中、または勤務内定の場合、保育園入園が可能かどうか、あらかじめ住んでいる地域の役所に確認をしてくださいね。
求職中に保育園に入園した場合でも、入園後一定期間内に仕事が見つからないと退園となることがあります。仕事と子どもの預け先は、同時進行で探す必要があるでしょう。
どんな働き方をしたいか再確認しよう
あくまでも家庭をメインに働くのであれば、融通の利く派遣やパートの仕事がよいでしょう。収入面も重視したい場合は、正社員の仕事を探す必要があります。
仕事を選ぶ際に意識したいのが、「パパの扶養の範囲内で働くのか」という点です。パパが社会保険に加入している場合は、ママの年収が130万円以内であれば扶養控除を受けることができます。しかし、扶養控除の額はパパの年収によって大きな差があるので、パパの年収の控除額を確認して、どの範囲内で働きたいかを考えるとよいですね。
収入アップを目指すなら資格取得もあり!
一般事務職の仕事を希望するママが取っておきたい資格が、簿記検定です。3級から勉強を始め、2級の取得を目指しましょう。次におすすめの資格が、PCの基本的なスキルを示すMOS検定です。これらの資格を保有することで、一般事務の基本的なスキルがあることをアピールできます。
ほかにも、医療事務や介護関連の資格、保育士資格など、専門的な資格を持っていると、仕事探しにおいて有利に働きます。これらの資格は通信教育などで勉強することができるので、子育て中の30代のママでも挑戦しやすいですね。
仕事の探し方と受かるためのアドバイス
ママが仕事を探すための方法
まずは、求人誌や求人サイトを利用することです。特に求人サイトの場合は、希望の条件を入力すると、その条件にあった求人をピックアップしてくれるので効率的です。また、事務の仕事に強いサイトや飲食の仕事に強いサイトなど、求人サイトによって特色があるので、複数のサイトに登録してみることをおすすめします。
ほかにも、子育て中のママの求人に特化したものとして、マザーズハローワークがあります。ハローワーク内に設けられており、子ども連れで行って求人を探すことができる上に、再就職セミナーを開催するなど、子育てママの再就職を積極的に後押ししてくれます。