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パン作りを趣味にしたい!道具や作り方、初心者向けのレシピ本を紹介

パン作りを趣味にしたい!道具や作り方、初心者向けのレシピ本を紹介

家じゅうに広がる焼きたてパンの香ばしい香り、冷めるのを待ち切れず割ったときの柔らかさ、ほわほわと立ち上る湯気…家族もとびきりの笑顔になるパン作り、いったい何をどう準備すればよい?材料、道具、最初に選ぶレシピ本は?しっかり準備してコツをつかんで、楽しいパンライフをスタートしましょう。

パン作りを趣味にしたいと思うわけ

焼きたてパンが食べられる

買った翌日のパン、まずくなっているわけではないけれど、なんだかパサついたり香ばしさが感じられなくなっていたり…。なんてこと、ありますよね。でも、ロールパンはトーストするとてっぺんだけが焦げてしまうなど悲しい結果になることもあります。おうちでパンを焼くことができれば、あったかいままほんわり柔らかいまま、テーブルに並べることができます。

ちょっとおしゃれなビーフシチューには皮もパリっと香ばしいバゲット、スモークサーモンにクリームチーズとあわせてベーグル、今日のおやつは焼きたてのまだ温かいシナモンロールにコーヒーというのも、自分で作れば夢ではありませんね。パン作りは、家族を笑顔にできる最高の趣味なのです。

添加物を使わないパンを作ることができる

一方で、買ったパンはいつまでもカビが生えない。賞味期限が異常に長かったり…不思議ですね。ドイツ系のライ麦パンなど、焼いた日よりも数日置いたほうがおいしくなるパンを除いて、通常そんなに日持ちがするものでしょうか。クリーム類が入ったものなど特に、そんなに日持ちがするはずはありません。

すべてが当てはまるわけではないでしょうが、パンの袋裏の表示を見ると、何なのかわからない原材料に不安になることもあります。特にアレルギーのある子どものママならそう感じる方も多いことと思います。

オーガニックの小麦粉や国産の材料、いずれは天然酵母にもチャレンジして…自分の目で確かめた材料で作るパン、家族の健康を考えて作るパン、何よりのごちそうですね。

パンをこねることでストレス発散になる

パンをこねるとき、麺台にこすりつけ、叩きつけ、結構体力のいる工程もあります。毎日充実しているママでも、やっぱり日々ストレスが溜まることはたくさんあります。そんなときにこねてストレス発散、しかも最後は家族の笑顔が見れるというおまけつき、パン作りってますます魅力的ですよね。

こねの工程は最低でも5分はかかります。基本のこね方をマスターしたら、無心になってただただパン生地をこねてみてください。生地が少し熱を持ってきたら、温度を下げるために生地を麺台にたたきつけます。このとき、投げつけるのではなく生地の中心部分に親指以外をひっかけるように持ち、叩きつけます。この繰り返しでパンは柔らかくおいしくなり、気持ちは落ち着いてくることでしょう。

初心者ママに知ってほしい、パン作りの基本

初心者にそろえてほしいパン作りの道具

さあ、何があればパンが作れるでしょう?最低限必要なものを見ていきましょう。

・デジタルスケール 
最低単位が0.1g、2kgまではかれるものがおすすめです。
・計量カップ 計量スプーン 
主に液体をはかるときに使用します。100円ショップのもので十分です。
・温度計 
パンを発酵させるイースト菌は生き物なので、温度管理も大切なポイントです。
・ボール 
生地をこねたり発酵させるときに使用します。大き目のものが二つあると便利。
・オーブンシート 
パンを焼くとき、天板に生地がくっつかないように敷くシート。
・麺棒 
お菓子作り用でも大丈夫ですが、購入するなら発酵した生地のガスを均一にならしながら伸ばせるガス抜き麺棒を選びましょう。

初心者向き!プチパンの作り方

お手元のレシピを参考に計量し、生地をこねていきます。生地の端を優しくひっぱり伸ばしてみて、薄い膜状に伸ばすことができればこねあがり。くっつかないようにオイルやバターを塗ったボールにとじ目を下にして丸めて入れ、乾燥防止にラップをして発酵させます。

オーブンの発酵機能などを活用し、2倍くらいに膨らんだら、生地の中央に粉を振り、指をそっとさしてみます。抜いた指の穴が縮まないくらいが発酵完了です。次に生地全体の重量をはかり、作りたい個数で割って1個当たりの重さを計算したら、生地を分割して丸め、ラップして二次発酵します。

発酵時、生地がラップにくっつかないように、お湯を入れたコップで高さを出してからラップをするなど工夫しましょう。

パン作りを失敗しないコツ

楽しいことずくめに見えるパン作りですが、失敗を最小限に抑えるためにも、ちょっとしたコツをおさえておきましょう。

・計量は正確に
計量が正確でないと毎回味が違ってしまいます。特にイーストの使用量は、ほんの数gです。アバウトにしてしまうと発酵しすぎたり逆に発酵が進まなかったり、全体のできを左右します。

・こねはしっかりと
ハード系など、あまりこねなくても大丈夫なパンもありますが、基本は薄い膜のようにのびるようになるまでしっかりとこねます。

・発酵は適切に、乾燥は大敵
発酵に適した室温は25~28℃です。ラップや濡れ布巾で乾燥を防ぎ、オーブンの発酵機能やお風呂場、こたつなどを利用して、気持ちよくのびのびと発酵させてあげましょう。
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