
子育て世代の家づくり!後悔しない理想のマイホームを建てよう
家族が住みやすい家を建てたいと思っても、 初めての家づくりの場合は、わからないことが多く困ってしまいますよね。子育てがしやすく満足できる家にするためには、どのようなことに気を付ければよいのでしょうか?後悔しない、理想のマイホームを手に入れるためのポイントを紹介します。
家が完成するまでの大まかな3ステップ

住宅展示場や情報誌で家づくりの情報収集
まずは住宅の情報誌や展示場で情報収集をしましょう。情報誌には、地域のお得情報や、実際に家を建てた人の実例が載っています。
住宅展示場では最新住宅の中に入って、部屋や廊下の広さ、天井の高さを確かめることができますよ。壁紙や床の色も確認できるのでおすすめです。
ただし住宅展示場は最高のグレードになっている場合がほとんどです。標準の仕様がどこまでの範囲なのかを確かめておきましょう。
複数のメーカーの展示場をまわると、違いが比較できるのでよいですよ。
メーカーや工務店を探して契約する
工務店を探す場合は、住宅情報誌か、ネット検索が便利です。 住宅情報誌は無料でスーパーやコンビニの雑誌コーナーなどに置いている地域もありますよ。
ネット検索をすれば、工務店のホームページから資料請求ができると思います。気になる工務店が多いときは、資料を一括で請求できるサイトを利用すると便利ですよ。
理想のマイホームを建てるためには、メーカーや工務店の口コミを見ておくことも大切です。 メリットやデメリットを知り納得した上で、家族の要望を叶えてくれそうな住宅メーカーや工務店に建築を依頼しましょう。
間取りや見積もりを検討してから家を建てる
メーカーが提案してくれた間取りや見積書が、イメージどおりだったとしても、よく確認してから契約するようにしましょう。間取り図は、部屋の数や大きさだけでなく、窓やコンセントの位置も確認しておきたいものです。
見積書の内容をしっかりと把握しておくのも大切ですよ。一般的に見積書は値引き額が表示されている場合が多いです。「◯◯もつけるとこれだけ値引きができます」「キャンペーンで、この設備は割引になります」といわれるとお得な感じがしてしまいますが、本当に必要なのかどうかよく検討しましょう。
理想の家づくりをするためのアドバイス

最初に予算を決めておいて流されないこと
例えば、家を建てる前に地鎮祭をする場合は別途費用がかかりますし、書類の登録費用や保険料なども必要になるでしょう。オプションで収納や窓の大きさ、キッチンのデザインなどを変えるかもしれませんよね。間取りに合わせた家具やカーテン、照明器具などの購入費用もかかるでしょう。
見積書は仮の金額なので、一般的な数字を記載しているメーカーが多いです。 見積書の数字に流されず、「現状では決められないが、実際に建設するときにかかるかもしれない費用」がどれくらいあるのか把握しておく方がよいですよ。
絶対に譲れない設備など優先順位を決める
例えば子どもを遊ばせる庭が欲しいと思っていても、建物の面積が大きすぎて庭のスペースが取れなかったらどうでしょうか。家が完成した後で「本当は庭が欲しかったのに」とモヤモヤした気持ちになってしまいますよね。
庭が欲しいのに、予算の関係などで狭い土地しか購入できなかったら、屋上に庭を作ることもできるはずです。優先順位を付けておくと、できる範囲で要望を叶える提案をしてもらえるでしょう。
「なんのために家を建てるか」という目的を見失わないようにして、計画を立てておきたいですね。
子どもが巣立った後のことも考えておこう
子どもが家を出ると、パパとママだけで住むようになります 。2人で一軒家に住むのは部屋数が多く広すぎるかもしれませんね。
おそらく2階の部屋は使わなくなり、1階だけで生活するようになるでしょう。そのため1階に水回りを集めて、リビングと寝室になるような部屋を作っておくとよいですよ。
歳をとるとちょっとした段差でもつまずきやすいものです。バリアフリーにして、玄関にスリープを付けておくとよいですよ。階段より登りやすいですし、子育て中はベビーカーが通れるので便利です。
子育て世帯が取り入れたい間取りのアイデア

家族が仲よく暮らせる間取りを意識しよう
対面キッチンは、夕飯の支度をしながら子どもがお絵かきなどしている様子を見ることができます。小学生になれば、宿題のチェックもできますよ。子どもと向かい合って、会話を楽しみながら家事ができるので便利です。
リビングの中に階段がある間取りも増えています。 これなら子どもが大きくなったとき、玄関から帰ってきて、パパやママが知らないうちに2階の部屋に上がっていたということがありませんね。
「ただいま」と帰ってきたら、リビングにいる家族が「おかえり」と声をかけられるようになっているのです。