ノンカフェインのメリットとは?ママや子どもにおすすめの商品を紹介
コーヒーや紅茶が大好きで、一日に何回かは飲みたいというママも少なくないでしょう。しかし、妊婦や幼い子どもにとって「カフェイン」を摂取することはあまりよくないとされていますね。そもそもカフェインとはどういったものなのでしょうか。ママと子どもにおすすめのノンカフェイン商品とともに紹介していきます。
目次
- カフェインとノンカフェインの違いとは
- カフェインは医薬品にも使われる化学物質
- 眠気覚まし以外にも日常生活によい効能が
- ノンカフェインは様々な言い方がある
- ノンカフェインを子どもに薦める理由
- カフェインの中毒症を避けられる
- カフェインによる集中力の低下を防げる
- 脱水症状や成長に必要な栄養の排出を防ぐ
- 意外に知らない子どもが口にするカフェイン
- 子どもも大人も大好きなチョコレート
- 抹茶アイスなど抹茶を使用したお菓子
- 子ども用の薬にもカフェイン入りがある
- 栄養価の高いノンカフェインの代用コーヒー
- デトックス効果が期待できる穀物コーヒー
- 疲労回復にも効果的なたんぽぽコーヒー
- ホルモンバランスを整える大豆コーヒー
- 手軽に買えるノンカフェインのお茶を紹介
- 赤ちゃんも安心「健康ミネラルむぎ茶」
- 25種の植物素材からできた「爽健美茶」
- 東洋健康思想の素材をブレンド「十六茶」
- まとめ
カフェインとノンカフェインの違いとは
カフェインは医薬品にも使われる化学物質
また、解熱鎮痛作用もあるため、総合感冒薬(いわゆる風邪薬)や鎮痛剤などの医薬品にも使用されています。医薬品以外にも、眠気覚ましや倦怠感を改善するためのエナジードリンクにカフェインが含まれていることもあります。
こう聞くと、妊娠中のママや小さな子どもが摂取することは、リスクがあるようにも感じますね。コーラや煎茶やココアなどカフェインを含んだ飲料は多いので、気にしてみるとよいかもしれません。
眠気覚まし以外にも日常生活によい効能が
〈カフェインの効能〉
・疲労回復と集中力の向上
・運動能力の向上
・記憶力や思考力の向上
・消化改善
・利尿効果によるむくみ改善
・二日酔いの改善 など
さらに、自律神経の働きが改善されることによって、脂肪燃焼効果が期待できるともいわれています。好きな飲み物を飲んでダイエット効果が得られるなら嬉しいですよね。
しかし、様々な効能が期待できるカフェインですが、効き方には個人差があるため、必ずしも効果が発揮されるとは限りません。寝る前にコーヒーを飲んでもすぐに眠れる人は少なくないようです。
ノンカフェインは様々な言い方がある
・ノンカフェイン
・カフェインゼロ
・カフェインレス
・デカフェ
など、様々な言い方があります。一般的に、カフェインをまったく含まない飲料のことを「ノンカフェイン」「カフェインゼロ」と呼んでいます。「カフェインレス」「デカフェ」は元々カフェインを含んでいる飲料からカフェインを取り除いたものをいい、少ないながらもカフェインを含んでいる飲料となります。
摂取するものに特に気をつけたい妊娠時期や授乳中は「ノンカフェイン」「カフェインゼロ」を選びたいですね。
ノンカフェインを子どもに薦める理由
カフェインの中毒症を避けられる
体の機能が未熟な幼児期の子どもは、カフェインを摂取しても大人のように消化や分解ができません。そのためカフェインが体内に長くとどまることになり、体に負担がかかってしまいます。
急性カフェイン中毒を引き起こすと、頭痛やめまい、吐き気、手足の震えなどが起こります。そこまで至らずとも、興奮して眠れなかったり、機嫌が悪くなったりすることもあるため、子どもの飲料を選ぶ際は注意が必要でしょう。
カフェインによる集中力の低下を防げる
乳幼児は、カフェインの覚醒作用が大人よりも顕著に現れます。特に影響が出やすいのが睡眠です。カフェインによって睡眠が阻害されることで、起きている間の集中力の低下を招いてしまうでしょう。
また、カフェインには脳を刺激して気分を高揚させる効果もあります。子どもが摂取すると、落ち着きが無くなったり、攻撃的になったりするなど、精神的に不安定になることもあるのです。そしてカフェインの効果が切れると、反動でやる気が無くなったり、体がだるくなったりしてしまうこともあるようです。
脱水症状や成長に必要な栄養の排出を防ぐ
夏の暑い日に緑茶でたっぷり水分補給したつもりが、知らぬ間に脱水症状になっていたという例もあるようです。水分が不足することで、便秘気味になる可能性もあります。
また、カフェインにはカルシウム、鉄、亜鉛などのミネラルを体から排出させる作用があります。成長期の子どもにとって、これらのミネラルは大切な栄養素です。継続的に摂取しなければ大きな影響はありませんが、子どもの健やかな成長のためにも、可能な限りノンカフェイン飲料を選びましょう。
意外に知らない子どもが口にするカフェイン
子どもも大人も大好きなチョコレート
その代表格が「チョコレート」です。チョコレートの原料となるカカオにカフェインが含まれています。そのため、カカオ含有量の多いダークチョコレート、ブラックチョコレート、ビターチョコレートなどは子どものお菓子としては避けた方がよいかもしれません。
乳成分の多いミルクチョコレートなどは比較的カフェイン含有量が少ないので、多量に食べなければ心配するほどの影響はないようです。子どもも大人も大好きなチョコレートですから、適度に食べておやつタイムを楽しみたいですよね。