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双子の子育ては大変?楽しいことが増えていくためのコツを紹介

双子の子育ては大変?楽しいことが増えていくためのコツを紹介

街なかで見かける双子ちゃん。おそろいのお洋服を着ていたりして、かわいくてついつい目がいってしまうもの。でもいざ自分が育てるとなると、かわいいだけではすまされないこともいっぱい!いつまでこんなに大変なの?とちょっぴり辛い気持ちになりがちな双子ママへ、毎日を楽しく過ごすコツをご紹介します。

双子の子育ての大変さは2倍ってホント?

双子の子育てで一番の山場は0歳のころ

妊婦健診で「双子ですね」といわれたときから、なんとなくは覚悟していた双子育児の大変さ。周りからは「同時に2人も産めていいな」なんてうらやましがられることも多かったかもしれません。

双子の場合は単胎児の妊娠よりも母体に負荷がかかり、トラブルもおこりがち。そんな大変なマタニティライフを無事に終え、この手に我が子を一度に2人も抱ける幸せは何にも代えがたいものです。

しかし子育ては待ったなしです。妊娠、出産の体へのダメージを癒す間もなく退院と同時に始まるお世話は、赤ちゃん1人でも相当な負担です。

双子の場合はその労力が2倍以上で、育児の一番の山場は0歳の頃といわれています。初産のママであれば慣れない育児で「もう無理!」となるのも当然のことなのです。

体力も精神も大変な2人同時の授乳と夜泣き

双子育児の大変さは、抱っこも2人分、授乳も2人分、と単に手間が2倍、というだけではありません。同じママから同じ日に産まれた双子ではあっても、別の人格、別の個体であり、個性もそれぞれなのです。

つまり、同時にお昼寝をして、同時に空腹になり、同時に排泄をする、ということはほぼありえないということ。片方が眠くてぐずりだし、やっとの思いで寝かしつけたらもう片方が空腹で泣き出し、その泣き声で最初に寝ていた赤ちゃんが起きだし、また泣きだす。

するとまた一方が今度はうんちをして、泣き出す。おむつ替えをしなければ、と抱っこしていた赤ちゃんを床におろすとまた泣いて…。これが24時間続く、それが双子育児の現実なのです。

双子を連れて一緒にお出かけ

お世話そのものも大変な双子育児ですが、もう一つ双子ママの頭を悩ませるのが「お出かけ」です。ただでさえ乳児連れは荷物も多く、周囲にも気を遣うのでママにとってはハードルの高いものですが、赤ちゃん2人を連れ歩く双子ママにとってはさらに難関です。

同時に泣きだしたら、おむつ替えになったら、と考えれば考えるほど憂鬱になってしまい、パパやおばあちゃんが一緒のとき以外は極力外出しなかった、という双子ママも多いもの。とはいえ健診や予防接種、急病などでは外出せざるを得ない状況も当然おこります。

ちなみに移動手段は

・抱っこ+おんぶ紐
・抱っこ+ベビーカー
・双子用ベビーカー

などバリエーション豊か。当然、車の場合はチャイルドシートも2台装着する必要があります。

双子の子育ての楽しさかわいさは2倍以上!

双子が一緒の姿にママも癒される

双子育児の醍醐味はやはり文字どおり「瓜二つ」なかわいさ。性別や、一卵性か二卵性かによっても多少の違いはあるものの、同じ親から産まれた兄弟姉妹ですのでその姿はよく似ています。

また当然のことながら月齢も同じです。顔も同じ、大きさも同じ。そんな小さな2人に四つの目でじっと見つめられたら、親でなくても癒されてしまいます。

産まれたての頃はお互いに対して無反応であっても、4カ月頃になってくると意識しあっているような行動がでてきます。ちょうど喃語(なんご)がでてくる時期なので、「あーうー」と相手に声をかけてみたり、それに返事をしてみたり。

表情もでてくるので、あやせば2人同時に笑い声をあげたりするようになるのもこの時期です。まさに2倍以上の楽しさですね。

一緒に育つから2人でできることがいっぱい

「乳児期を過ぎたら少し楽になった」というのは双子ママからよく聞きます。それまでの赤ちゃん時代の苦労が壮絶だったということでもあるのでしょうが…。

その理由の一つには同じ月齢の2人が一緒に遊んでくれるようになり、ママが遊び相手から多少は解放されるということがあります。もちろん毎回仲よく遊ぶわけではなく、そこには絶え間ないケンカがあるとしても、ほんの一瞬でも2人で楽しそうに過ごしてくれるのはママにとってはホッとしますよね。

もう一つは同じ月齢で興味関心の対象が似かよっているので、購入する本やおもちゃ、連れて行く場所などもどちらか一方に合わせ、一方が我慢する、ということが起きにくいということがあります。年の離れた兄弟姉妹ではこうはいきませんよね。

双子のおそろいファッションがかわいい

これこそが双子をもつママの楽しみどころ!ではないでしょうか。年の離れた兄弟姉妹コーデももちろんかわいいですが、瓜二つの2人がおそろいの服を着ている姿には、なかなかかないません。

特にねんねやおすわりの赤ちゃん時代は毎日写真に収めたいほどのかわいさ。兄弟姉妹なのにお下がりが一切できない、常に新品を2着購入しなければならない、というお財布へのダメージはあるものの、育児疲れを吹き飛ばすほどの癒しがあります。

ただし歩き始めるようになった後は、完全なおそろいは避けたほうがよいようです。公園などでそれぞれが別方向に歩きだしてしまったときなどに、後姿だけでは親とはいえども、どちらがどちらかを判別できないことがあるそうですよ。

双子の子育てをもっと楽しむためのコツ

双子育児用の支援に頼ろう

通常のファミリーサポートや子育て支援のサービスはもちろんですが、特に双子ママを対象としたサポートもあるのでぜひ利用してみましょう。

まずは地域の子育て支援センターなどには大抵の場合「双子ママサークル」があります。サークルメンバーにならないまでも、気軽に参加してみましょう。

当然のことながらメンバーはみんな双子や、それ以上の多胎児を育てているママです。なかには経験豊富なベテランママもいれば、初めての子育てが双子育児で途方にくれているママもいるかもしれません。

きっと同じような苦労があり、悩みがあり、喜びがある、そんな同志です。ちょとした不安や愚痴も分かち合いやすいですし、情報交換の場としてもメリットがあるのでおすすめです。
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