兼業主婦の一日のスケジュールとは?充実した生活を送るためのコツ
家事に仕事に育児に毎日悪戦苦闘しているママの中には「ほかの兼業主婦はどんな一日を過ごしているのだろう?」と気になったことがあるママもいるのではないでしょうか。ここでは、忙しい兼業主婦が充実した生活を送るためのコツについて、共通する悩みやお手本となる例をまじえてご紹介します。
兼業主婦の一日は忙しい!共通する悩みとは
朝夕の忙しい時間帯がワンオペ状態でつらい
朝は出勤の時間が決まっている中で子どもとママの身支度、朝食の準備などやるべきことが盛りだくさんです。帰宅後の時間帯はママ自身も疲れている状態で、寝かしつけ完了まで夕食やお風呂、子どもとのコミュニケーションなど休むことなく動き続けます。
しかも、朝は寝起きの悪さ、夕方は空腹や疲労によって子どもの機嫌が悪くなり、思うようにやるべきことが進まないこともママのストレスの原因となっています。
子どもと過ごす時間が少なくなってしまう
そのため、兼業主婦の多くが子どもと過ごす時間が少なくなってしまうことに対して罪悪感を抱いているようです。普段の生活の中で子どもと過ごす時間が少なくなるだけではなく、忙しさや疲労から子どもに厳しい態度をとってしまったり、子どもの体調が万全ではない中でも保育園に預けて仕事に行かなくてはならなかったりすることに罪悪感を抱いているママもいますよ。
溜まっていく家事に追い込まれることも
本当は部屋を清潔に保ち、子どもの栄養のことを考えて食事は十分な品数を手作りで用意したいのにも関わらず、時間のなさから思うように家事をこなすことができないと悩んでしまうことがあります。
平日は仕事があって子どもと過ごす時間が少ないからこそ、休日はなるべく子どもと過ごしたいですよね。しかし、休日は溜まった家事を片付けることに時間がかかり、思うように時間がとれなくなってしまいます。
完璧を求めずに適度に手を抜くことも大切ですが、それに慣れない兼業主婦のママは溜まっていく家事に追い込まれてしまうことがあるようですね。
お手本にしたい兼業主婦のスケジュール例
少しの早起きで朝の時間帯に夕食の作り置き
そこで、まだ家族が起きる前に少しだけ早起きをすることで自分のペースで家事を進めることができます。この時間に夕食の下ごしらえなどを行っておくことができると、帰宅後の忙しさが軽減されます。
予定していた朝の家事が早めに終わればゆっくりコーヒーを飲んで一休み、といったご褒美タイムを設けているママもいます。早起きをして朝方生活を送るママは、子どもと一緒に早めに寝てしまうことで睡眠時間を確保していることが多いようですよ。
帰宅後の隙間時間に洗濯や掃除
そんなママには、まとまった時間で一気に家事を進めるのではなく、隙間時間を有効活用して洗濯や家事を進めてみることをおすすめします。家事の優先順位を決めて、毎日家事をしっかりこなそうと思う必要はありません。
掃除機は何曜日にかける、などあらかじめ決めておくのもよいでしょう。一日5分や10分だけだとしても、洗面台を軽く掃除したり料理のついでに軽くコンロを掃除したりすることもできます。
例えば洗濯一つとっても、保育園の汚れものをママが軽く手洗いしておき、帰宅したパパがまとめて洗濯機を回して干すなど、細かく家事を分けるようにするとよいですよ。
週末に1週間分の食事の買い物や下準備
多くのママが取り入れているのが、週末のまとめ買いと作り置きです。平日、仕事帰りに子どもと一緒に買い物に行くとあれ買ってこれ買ってとせがまれ、時間がかかってしまうことがありますよね。そこで、まとめ買いをしておくことで平日の買い物の時間をカットすることができます。
平日の料理時間を短縮するためには、作り置きや下味冷凍が便利です。日持ちのする料理を休日にまとめて作っておくことで平日は温めるだけで済ますことができます。下味冷凍は、食材をカットし下味をつけた状態で冷凍することで平日は解凍した食材を炒めるだけで完成させることができて便利ですよ。
兼業主婦が充実した一日を過ごすには
時短を取り入れながら効率的に家事を進める
近年では、時短に役立つ便利な家電が多くあります。中でも、食器洗い洗浄機や洗濯乾燥機は毎日発生する家事を自動化することで時短効果が期待できます。家電の使い方さえ覚えてしまえば、家事に慣れていないパパでも洗い物や洗濯ができるようになるのも嬉しいですね。
ほかにも、手間のかかるみじん切りにフードプロセッサーを活用したり、圧力鍋を使って時間のかかる煮込み料理の調理時間を短縮したりすることができます。
時短家電を揃える費用は必要になりますが、「時間をお金で買う」という考え方も兼業主婦には大切ですよ。