共働きで残業のある日の夕食。素早く済ませるための対策とコツ
働くママにとって、帰宅してから子どもが寝るまでの時間はわずか数時間とはいえ毎日バタバタ。そんな毎日の中でも、特に負担が大きいのが食事の支度ではないでしょうか。献立を考え、買い物をして調理をして洗い物をして…。そんな負担の大きい夕食の準備を少しでも楽にする方法について紹介します。
夕食を早く済ませるための三つの方法
作り置き食材や料理キットでサッと自炊する
週末の負担は少し増えますが、時間のある週末にまとめて作り置きをしておくことで、平日がぐっと楽になります。最初から全部を作り置きしようとはせずに、副菜だけ作り置きをしておくのでも、平日に主菜を一品作るだけなので、時短になりますよ。
ほかにも、宅配サービスの料理キットを使う方法もあります。メニューを考える必要もなく、必要な食材がカットされて届くので、レシピのとおりにさっと調理するだけで、栄養満点の食事が作れます。
時間はかけられないけれど、なるべく自炊をしたいと考えるママにはおすすめですよ。
スーパーなどでお惣菜を買って来て中食する
中食とは、外で買ったお惣菜やお弁当を持ち帰り、自宅で食べることをいいます。外食と内食の間のイメージですね。外食となるとどうしてもメニューが偏ってしまうこともありますが、お惣菜であればメニューも豊富で子どもの好みと栄養バランスの双方を意識して選ぶことができますね。
また、おかずはお惣菜だけどお味噌汁だけは作るなど、お惣菜をうまく活用しながらも無理のない範囲で自炊をすることもできます。最近はスーパーのお惣菜も種類が豊富でヘルシーなものも増えてきていますよ。
洗い物も面倒!子どもと外食しちゃう
どうしても外食というと栄養バランスなどの面からも罪悪感をもってしまうママもいるかもしれません。しかし、その分朝食で品数を多くしたり、別の日に野菜を多く摂ったりと、1日の中または数日の中でバランスのとれた食事を心がければ問題はありません。
たまには無理せずに外食に頼ることで、ママの負担を軽減するだけでなく、帰宅後に家事に追われずに子どもとしっかりと向き合う時間がとれることも、外食のメリットといえます。
家で夕食を食べるときのアドバイス
常備菜や冷凍食材を準備しておこう
日持ちのする食材や、日持ちのする調理法をうまく活用して休日や比較的余裕のある平日に常備菜を準備しておくとよいでしょう。野菜を使った常備菜を用意しておき、平日はお肉や魚を焼くだけで立派な夕食の完成です。
冷凍食材も上手に活用していきましょう。スーパーなどで売っている冷凍食品をそのまま使ってももちろんよいですし、例えば冷凍チキンライスを使ってオムライスを作るなど、アレンジをしてもよいですね。そのほかにも、下味をつけたお肉や魚、野菜を冷凍しておいて、帰宅後に解凍して焼くだけの状態にしておくのもおすすめです。
缶詰は時短に欠かせない便利食材
まずは、「トマト缶」です。トマトは栄養豊富ですし、家にある野菜やお肉などと一緒に煮込むだけで、簡単に味が決まります。ほかにも、DHAが豊富な「サバ缶」もおすすめです。最初から作ろうと思うと下処理など意外と手間がかかりますが、缶詰ならば手軽に出すことができますね。
そのほかにも、「やきとり缶」や「ツナ缶」「鮭缶」なども手軽にアレンジしやすい缶詰ですので、ぜひ一度試してみてください。
料理キットを上手に利用しよう
主菜・副菜と栄養バランスのとれた献立が決められていて、しかも食材も必要な分だけがカットされた状態で届くのでママの負担は格段に楽になりますね。また、食材をカットする必要もなく、レシピもついているので、忙しいママのかわりにパパにもお願いしやすいのもメリットです。
生協やOisix、ヨシケイなど多くの会社で料理キットを提供しています。配達可能地域や献立の特徴、配達可能日時などは会社によって異なります。比較検討をしたうえで、それぞれの家庭にあった料理キットを探してみてください。
子どもと一緒に外食する際の注意点
子どもが行っても大丈夫な店を選ぼう
子どもが行っても問題がないお店というと、やはりフードコートやファミリーレストランが安心です。子ども用の椅子や食器が用意されているようなお店については、基本的に子どもと行っても大丈夫なお店と考えて問題ないでしょう。
子どもが行っても問題のないようなお店の場合、離乳食が売られていたり、子ども用のメニューがあったりすることが多いです。いざというときのために、お気に入りのお店を探しておくのもよいですね。