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子どもの残尿感と頻尿が気になる。考えられる原因と対処法

子どもの残尿感と頻尿が気になる。考えられる原因と対処法

さっきトイレに行ったはずなのにまた行きたくなる残尿感は大人だけに起きるものではありません。子どもでも、とくに女の子は注意する必要があります。放っておくと症状が重くなることもあるので、子どもが頻繁にトイレに行きたがるときの対処法について知っておきましょう。

子どもの残尿感と頻尿について知ろう

年齢別・普通のおしっこの回数は?

子どもが頻尿かどうか判断するには年齢も大きく関係してきます。1歳未満の乳児は1時間おきに排尿することもあり、1日トータルで20回程度になります。ですが、このころはほとんどの場合おむつ育児をしているので、頻尿かどうかはあまり気にしないはずです。

1歳前後で1日に15回、おむつが外れる2歳、3歳ごろになると、排尿回数は1日に5回から10回程度に落ち着いてきます。個人差もあり、トイレトレーニングの進み具合によっても回数は変わります。

また、水分をたくさんとった日は排尿回数も多くなり、汗をたくさんかけばトイレに行く回数もへります。幼児の場合はまだ外部の環境や体調、飲み物などに影響されやすいので、日常生活を普通に送れていれば大丈夫です。

頻尿の子のおしっこの回数はどれくらい?

大人も子どもも、1日に10回以上排尿する場合、就寝中に2回以上トイレのために起きる場合、頻尿という診断が下される場合があります。ですが、水分を多くとったときなどは立て続けにトイレに行きたくなることもあるので、子どもが何回トイレに行ったかよりもどのように行きたがっているかに注目しましょう。

例えば、今行ったはずなのにすぐにまた行きたがる、なかなかトイレから出てこられない、排尿時に痛がるなどは要注意です。さらに、機嫌が悪い、おもらしをする、排尿時に泣き出すなどいつもと違ったことがないかチェックしてみましょう。

もしもおまるなどで排尿の量がわかる場合は、どれくらいおしっこが出ているかも確認してください。

子どもの残尿感と頻尿の考えられる原因

「トイレに何度も行って変だな」と思ったら、ほかにどんな症状があるかチェックしてみてください。例えば痛がる素振りや下腹部あたりを押さえてもぞもぞしているときは不快感がある証拠で、細菌感染している可能性があります。

ナイーブな子どもは気になることがあったり、不安に感じたりすることで頻尿の症状が出ることもあります。緊張する場面では大人でも頻繁にトイレに行きたくなるものです。子どもも同じように、プレッシャーを感じて残尿感や頻尿が一時的に引き起こされる場合があります。

この場合は緊張が解かれればすぐに症状もなくなりますので心配いりません。ただし、痛みや熱がなくても2週間以上頻尿の症状が続く場合は、念のため医師の診察を受けましょう。

考えられる病気と病院受診の目安・タイミング

何科を受診すればいいの?

子どもの体調がおかしいと感じたら、とりあえずかかりつけの小児科を受診しましょう。小児科は子どもの症状を熟知しているため、ママには気が付かなかった症状もみつけてくれる可能性があります。

何より、子どもも雰囲気に慣れているため安心です。小児科でも細菌感染による頻尿の治療ができますので心配することはありませんが、万が一ほかの病院での治療をすすめられたときも紹介状を書いてくれます。

かかりつけの病院が休診のときや、どうしても近くに小児科がないという場合は、泌尿器科や内科の受診もできます。

その1・膀胱炎と症状

女性がなりやすい疾患として有名な膀胱炎は、赤ちゃんや幼児の場合女の子でも男の子でもかかることがあります。最初はおしっこが出にくくなり何度もトイレに行くことを繰り返しますが、症状が進むと排尿痛や血尿などが出始めます。

赤ちゃんの場合は機嫌が悪くなり、熱が出るなど膀胱炎とは気が付かない症状で見逃してしまうこともよくあります。医師に処方された抗生物質を決められた期間しっかり飲めば完治しますが、膀胱炎はちょっとしたことでかかりやすくなるので、生活習慣を改める必要もあります。

その2・尿路感染症と症状

おしっこが出る部分から細菌が侵入し膀胱に到達して繁殖、炎症が起きると膀胱炎、その前の尿道で菌が繁殖し炎症を起こすと尿路感染症となります。女の子は尿道が短いため膀胱炎になりやすく、男の子は尿道が長いため尿路感染症になりやすいといわれますが、子どもの場合は膀胱炎も含めて尿路感染症と呼ばれることもあります。

症状は膀胱炎と同じく頻尿と排尿痛が主なものですが、赤ちゃんの場合は発熱だけの場合もあり見極めが難しいことがあります。抗生物質を飲むことで治療できます。

その3・過活動膀胱と症状

お年寄りの病気として近年知られるようになった過活動膀胱ですが、子どもの場合は、膀胱の機能が未発達なため起こる症状で、成長によって自然に治ると考えられています。

過活動膀胱の症状は、膀胱に尿が少しでもたまると強い尿意を感じたり、予期せぬ瞬間に尿が出てしまうというものです。子どもの場合、おねしょやおもらしなども症状発見のサインになります。

ストレスも過活動膀胱の原因になり、トイレの失敗を繰り返すことによってさらにストレスになるという悪循環がうまれることもあります。

心因性頻尿が原因とわかった時の対処法

精神的、環境的なストレスからも

子どもも強いストレスを感じる時代。それによって引き起こされる症状もたくさんあります。頻尿は心因性の場合が多くあり、気になることや心配事、怒られるかもという恐怖感などさまざまな要因で発症することがあります。

症状も長く続くものから数時間でおさまるものなど、ストレスの原因によっても違ってきます。幼稚園でのできごとや家庭内のことなどちょっとしたことがきっかけになっていることもあるので、普段から子どもの様子をよくみるということも大事です。

子どもが何を感じて、どんなことを思っているのか、頻尿が身体と心の叫びとなっている場合もありますので、注意深く見守り、必要に応じて手助けしてあげることが大事です。

心因性頻尿、家庭での対処法

病院の尿検査でも細菌が確認されず、心因性の頻尿であると診断された場合は家庭での対処が大事になります。「気のせいだからトイレに行く必要はない」といった極端な対応は逆効果。

小さな子どもにとってはまだトイレに行きたくなる理由とストレスなどは結びつきません。子ども自身も何回もトイレに行くことに不安を感じているはずです。

気がまぎれる遊びや夢中になれることに促してあげるようにすると尿意そのものを忘れるということがあります。もちろん、行きたいというときは行かせてあげるようにしましょう。

繊細な子どもに多いといわれる心因性の頻尿。頻尿を責めずにあたたかく見守り、子どもが安心して過ごせるようにしてあげましょう。

治ると信じて、親も見守りましょう

細菌が原因の頻尿であれば、1週間ほど抗生物質を飲み、再検査をして菌がなくなっていれば完治となります。免疫力を高めれば、尿路感染症にはかかりにくくなります。

しかし心因性の場合、親が心配し過ぎると子どもも気になっていつまでも治らないことがあります。そんなとき「トイレに行きたくなったらいつでも行っていいよ」など、親が子どもに安心感を与えるひと言をかけると頻尿を遠ざける魔法の言葉になることもあります。

ママがゆったりした気持ちで構えていれば、自然と子どもにも伝わります。頻尿は恥ずかしいことではありません。治ると信じて見守ることも大事です。

もちろん、子どもがつらそうにしていたら専門医の力を借りることもためらわないでくださいね。

まとめ

膀胱炎を体験したことがあるママなら、その大変さを知っているため子どもの症状を早くなんとかしてあげたいとあせってしまう気持ちもわかります。ですが、子どもの膀胱炎の症状は軽いことも多く、細菌ではなくストレスが原因ということもよくあります。

細菌がみつかった場合は、しっかりと抗生物質を飲めば完治しますのであせらず対処することが大事です。心因性の場合は子どもに心配をかけていないか生活や態度を見直し、ストレスが軽減するように努めましょう。

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