マタニティライフの楽しみ方とは?辛い日々を楽しい日々に変える方法
赤ちゃんを授かった喜びでスタートするマタニティライフは、赤ちゃんの成長を実感できる幸せなひとときです。しかし、ママにとってはつわりや食事制限などの辛い期間でもありますよね。そこで、マタニティライフを楽しめないママの悩みと、辛い日々を楽しい毎日に変える方法についてご紹介します。
マタニティライフを楽しめないママの悩み
体調不良やメンタルの不調が辛い
妊娠中の体調不良といえば、つわりでしょう。個人差はあるものの、妊娠初期に始まって臨月まで続くママもいます。重症化して点滴治療や入院を経験するケースも珍しくはありません。
つわりのほかにも腰痛や胸焼け、頻尿で苦しむママも多いようです。訳もなく突然涙があふれてきたり、脱力感や気持ちが落ち込んだりすることも、妊娠中に多い症状です。
妊娠中はお腹の赤ちゃんと一緒にゆっくりしようと考えていたのに、実際はマタニティライフを楽しめないのが多くのママの悩みではないでしょうか。
体重管理と食事制限にストレスを感じる
病院の指示に従って体重管理や食事制限に取り組んでいるのに、体重が増えていくばかりのママもいます。毎日体重計に乗っては数値とにらめっこ。お腹の赤ちゃんのためだとわかっていても、ストレスは増すばかりです。
確かに、妊娠中に体重が増えすぎると出産リスクが高まります。赤ちゃんにとってもママにとっても、体重管理と食事制限は欠かすことはできないでしょう。
しかし、我慢ばかりでは気持ちが落ち込んでしまいますよね。ママのストレスが、赤ちゃんにとってもよくないようです。
とにかく暇!時間を持て余す
妊娠初期はつわりなどで横になることが多くなり、何も手につかなかったというママがいました。妊娠後期にはお腹の張りと足腰への負担が増して、けだるさや息苦しさでやる気が出なくなってしまったのだとか。
妊娠前はずっと働いていたママにとって、産休は暇で何をしてよいのかわからなくなることもあります。パパの帰りが遅いときにも、時間を持て余しますよね。
また、里帰り出産のために実家で過ごすようになったママの中には、手元に大好きな本がなかったりインターネットに接続できなかったりして困ったというケースもあります。
マタニティライフを楽しむための辛さ対策
妊娠中は無理をしないことが大切
妊娠初期は体温が上がって、疲れやすくなるものです。常に眠気が襲ってくるのも特徴です。体調の変化を感じたら横になるなど、ゆっくりと体を休めてください。
妊娠後期はお腹の膨らみと同時に少し動いただけで激しい動悸に襲われることもあります。車での遠いお出かけは極力控え、買い物なども途中で休憩するように心がけた方がベターです。
食事の仕度や掃除、洗濯などの家事が辛くなることもあります。このようなときにはひとりで無理せずに、パパに協力してもらいましょう。辛い気持ちをパパに吐き出すのもよいですね。
おいしい糖質制限食や運動でストレスケア
お菓子や甘いジュース、ご飯、パン、麺類などは糖質を多く含んでいるので、食べ過ぎに注意した方がよいでしょう。最近ではおいしい糖質制限食があるので、上手に活用してください。
また、妊娠中の運動は体重増加を防ぐだけではなく、ストレスの発散にも効果的です。マタニティヨガやストレッチを取り入れている妊婦さんもよくいます。ウォーキングやアクアエクササイズでストレスを発散するのもおすすめです。
なお、妊娠中に糖質制限食や運動を取り入れるときには、かかりつけのお医者さんに相談しましょう。くれぐれも無理は禁物ですよ。
暇なのは今だけ!時間を有効活用する
パパと2人きりで旅行に出かけるのもよいでしょう。ホテルや旅館のマタニティプランを使えば、快適に旅行を楽しむことができます。カップル席での食事デートも素敵ですよ。
せっかくなら、これまでチャレンジできなかった資格を取得してみてはいかがでしょうか。ジュニア野菜ソムリエや整理収納アドバイザーなら、出産後の生活にも活かせます。
それほどまとまった時間が取れないときには、生まれてくる赤ちゃんの名前を考えたり、子どもを連れてお出かけできる観光スポットを探したりするのも楽しいですよ。
妊娠中にしかできないことを楽しもう
胎教を通じて赤ちゃんとコミュニケーション
胎教の基本は、お腹の赤ちゃんに話しかけることです。朝起きて「おはよう!」、睡眠前に「おやすみ!」の挨拶に始まり、日常生活でママが感じたことを優しく話しかけましょう。このとき、お腹を優しく撫でながら語りかけると、イメージしやすくなります。
お腹の赤ちゃんと一緒に音楽を聴くのもよいでしょう。ママの好きな曲で構いません。クラシックや自然の音など、胎教によい音楽CDも販売されています。お腹の中で聴いた音楽を出産後泣いたときに流すと、泣き止む赤ちゃんもいるようです。