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妊活をはじめる前に知りたい!  基礎知識や病院受診に関すること

妊活をはじめる前に知りたい! 基礎知識や病院受診に関すること

いつかは子どもが欲しので妊活を始めようかな…。でも、そもそも妊活ってなに?病院に行かなくちゃいけない?など分からないことも多いですよね。妊活とは、心と体をしっかり整えて赤ちゃんを迎え入れる準備です。ここでは、妊活で知っておきたい基礎知識や病院受診の方法について紹介します。

知っておきたい妊活に関する基礎知識

妊活とはどういうもの?

妊活とは、妊娠の正しい知識を身につけ、妊娠のための心と身体の準備をする取り組みです。子どもが欲しいと思った女性が始めるものを「妊活」と考える人もいるかも知れませんが、現在はそれだけにとどまらず、「いますぐに子どもが欲しいわけではないけれど、将来的には妊娠したい」と考える女性や、パートナーとなる男性もこの妊活の対象者になります。

かつては、結婚すれば自然と子どもはできるもの、と考えられていましたが、現在では必ずしもそうではないということが増えてきました。女性を取りまく環境が変わり、ストレスやダイエットで知らぬ間に体に負担をかけてしまうことや晩婚化が原因にもなる不妊。

生活を見直して、健康的な暮らしをすることも妊活の目的です。

妊娠できる確率の目安

避妊をしないで性交渉をした場合、排卵日付近であれば受精する確率は80%になります。しかし、その受精卵が着床する確率は50%以下、着床したとしても継続して妊娠に至る確率は20%ほどです。

これだけでも、妊娠するということが奇跡的なことだとわかりますが、さらに確率を下げてしまう要因が卵子の老化です。

女性の年齢と妊娠の確率を表すデータによると、子づくりをして1周期(排卵から次の排卵まで)で妊娠する確率は30歳までの女性で25%から30%。35歳までで18%、40歳までになると5%といわれています。

さらに45歳以降その確率は1%にまで落ち込みます。35歳を過ぎると高齢出産といわれますが、妊娠もしにくくなるということが分かります。

妊活を始めるタイミング

妊活は、今すぐ妊娠したい人はもちろん、いつかは子どもが欲しいという人もすぐに始めることをおすすめします。妊活とは、妊娠しやすい生活と身体づくりをすることなので、長期的、継続的に行うことが必要だからです。

結婚のタイミングや仕事が落ち着いたタイミングなど、妊活を始めるきっかけは人それぞれですが女性の場合はタイムリミットがあることを知っておく必要があります。妊活をすることで妊娠についての知識が増えてくると自分の身体の状況を知ることになります。高齢出産のリスクを知り、始めるのが遅すぎたとがく然としてしまうことも。

早めの妊活により高齢出産のリスクを知ることができれば、結婚や出産への考え方に変化が出る、高齢出産に備えることができるなどメリットがあります。

まずは自宅でできる妊活を知ろう

基礎体温を測り自分の身体を知る

妊活でまず最初に取り組んでほしいのが基礎体温を測ること。基礎体温とは、女性の身体特有の体温変化で、これにより月経や排卵などのサイクルが分かるようになります。

基礎体温は普通の体温計では測ることができないので、専用の婦人体温計を使用します。毎朝、目が覚めてから起き上がる前に布団の中で基礎体温を測りグラフに記録していきます。

1カ月ほど計測すると、高温期と低温期がグラフに表れていきます。このグラフによって、妊娠しやすいタイミングが分かるだけでなく、自分の身体の状況についても詳しく知ることができるようになります。

病院での不妊相談でも必ず基礎体温の計測が必要になってきますので、妊活の第一歩として始めましょう。

妊娠しやすい身体づくりをする

年齢以外の条件でも妊娠しやすい、しにくいが決まってきます。では、妊娠しやすい身体とはどういったものでしょうか。

まず、妊娠をするためには排卵していることが必要です。この排卵に影響を与えるのが体型や栄養状態。

過酷なダイエットで栄養失調に陥っていたり、やせすぎたりしている女性は生理不順や排卵がないことがあります。反対に、太りすぎも排卵障害が起きやすく妊娠しにくくなります。

また、月経や排卵などはすべてホルモンの働きで促されますので、ホルモンのバランスを整えるということも非常に重要です。疲労や睡眠不足、ストレスなどに注意します。

さらに、冷えは女性の大敵といわれますが、妊娠でも同様に改善しておきたいポイントです。

タイミング法をためす

なんとなく子どもができるかもしれない日に行っていた性交渉を、より確実に絞り込むのがタイミング法です。このときに必要になるのが妊活の基本、基礎体温です。

数カ月間、毎日基礎体温を計測していると、次の排卵日を予想することができるようになります。そこで予想した排卵日に合わせて性交渉をすれば、妊娠の確率はグンとアップします。とくに排卵日前日、前々日は排卵日当日の4倍の確率で受精します。

これは、精子の寿命が3日から7日と長いのに対し、卵子は排卵後24時間で寿命を迎えるだけでなく排卵直後から老化が進むことに関係しています。排卵してからより早く精子と出会うためには、精子が待ち構えている状態を目指すようにしましょう。

妊娠の確率を上げよう!パパも一緒に妊活を

適度な運動で男性機能アップ

妊娠はママだけの力で成立するものではありません。パパのコンディションもとても大切です。

パパに頑張ってもらうには、男性ホルモンのテストステロンの働きを活発にさせるのがポイントです。テストステロンは、男性機能や性衝動に影響を与える大事なホルモンですが、同時に筋肉を育て、たくましい身体にするという役割ももっています。

ここで注目なのが、テストステロンの働きで作られた筋肉が鍛えられることで、さらにテストステロンが増産されるということです。テストステロンの分泌量が増えれば、さらなる男性機能のアップに期待できます。

つまりは、運動をしてたくましい身体になれば男性としての機能をアップさせることにもつながるというわけです。もちろん、疲れ切るほどの運動はよくありませんので、少なくとも運動不足にはならない程度の運動を心がけましょう。

また、ストレスもホルモンの乱れや血流の低下による生殖機能低下を引き起こします。運動は血流アップやストレス解消にも効果的ですので、忙しくて疲れがたまりやすいパパにこそおすすめです。

温めず締め付けないのが基本

女性の冷えは妊娠にも悪影響ということでしたが、男性の場合はちょっと違います。男性の睾丸が体の中にないのは、睾丸自体が熱に弱いからということをご存知でしょうか?

睾丸は温めすぎると精子を作り出す能力が落ちてしまうため、妊活中はサウナや熱すぎるお風呂などは控えた方がよいでしょう。男性が大人になってから高熱を出すと不妊になるといわれるのもこのためです。

また、締め付けることも精巣の機能低下の原因になります。ぴったりしたジーンズやビキニパンツなどは毎日着用せずに、できるだけトランクスやゆったりしたパンツをはいてリラックスした状態を保つのがベター。

お風呂あがりにパパが裸でうろうろしていても、パパの妊活には適した行動なので、ときどきなら許してあげましょう。着るものだけでなく、自転車やバイクにまたがった状態が長時間続くことも睾丸の圧迫になりますので、サイクリングやツーリングが趣味というパパは気をつけてくださいね。

日ごろのパパの行動で気になるものがあれば、夫婦の妊活について話し合いながら改善していきましょう。

妊活に効果的な食材・避けたほうがよい食材

パパが摂りたい効果的な食材

パパのための妊活でポイントになるのが、やはり男性ホルモンのテストステロンです。このホルモンを作り出すために必要な栄養素が「亜鉛」です。

亜鉛を多く含む食べ物は、牡蠣や豚レバー、牛肉、煮干しなど。ほかにも毛ガニやカラスミなどにも多く含まれますが、妊活のためとはいえ日常的に食べるのは難しい食材ですね。

亜鉛は継続摂取をすることで効果を感じられますので、なるべく日々の食事に取り入れるように工夫します。1日の摂取量の目安は12mg、牡蠣なら約100gで摂取が可能です。

ただし、亜鉛はとりすぎることで急性中毒や貧血などを引き起こす恐れがあります。日常の食事で過剰摂取に陥ることはほぼありませんが、サプリメントでは気をつけましょう。

ママが摂りたい効果的な食材

ママが積極的に取りたい栄養素に「葉酸」があります。妊娠初期に必要な栄養素としても有名ですが、妊活時にも活躍します。

葉酸は、子宮の血流アップや、子宮内膜を強くするのに効果を発揮。妊活中はいつ妊娠してもおかしくない状況ですので、妊娠初期に必須といわれる葉酸を積極的に摂取しておくのはよいことです。

葉酸が多い食材はブロッコリー、ホウレン草、納豆、イチゴなどです。どれも日常的に手に入れやすい食材ですが、調理工程が多くなるほど葉酸は失われがちなので、シンプルな調理方法で食べるようにしましょう。

ただ、妊婦や妊娠を望む女性に推奨される葉酸の量はとても多く、食べ物だけで摂取するのは難しいので、妊活女性向けの葉酸サプリメントもおすすめです。

避けたほうがよい食材

妊活中の女性は常に妊娠の可能性があるため、妊娠中に避けたほうがよいものは基本的に食べないようにします。

まず、生肉には胎児に先天性異常を引き起こす可能性のあるトキソプラズマが付着している場合があるので、レアのステーキや生ハムなども避けた方が安心です。焼肉なども、生肉を触ったトングで焼けた肉を触らないように注意します。

ほかには、レバーやうなぎには過剰摂取をすると奇形児の発症を高めるビタミンAが豊富に含まれているため食べ過ぎないように気をつけてください。また、食べ物ではありませんが、カフェインを多く含むコーヒーや紅茶は控えめに、アルコールやたばこは妊娠を望む場合は控えたほうがよいでしょう。

これらは妊活中でなくても、心がけたいものですよね。

時期を見て病院を受診するという選択肢

病院に行くのはいつがよいのか

避妊をせずに1年以上妊娠しなかった場合、不妊の可能性があります。もしも、赤ちゃんが欲しいのになかなかできないと感じているならばなるべく早く病院に相談に行きましょう。

とくに35歳以上の場合は遅くなればなるほど妊娠しにくくなりますので、とくに不安がなくても一度検査に行くことをおすすめします。ほかにも、基礎体温を計測していて、グラフに乱れがあり高温期と低温期が定まらない場合などは排卵がうまくいっていない可能性があるので早めに病院へ。

不妊治療には長い時間がかかることが予想されます。早い段階で相談しておけば、万が一不妊と診断されても時間を有効に使うことができます。子どもを授かる可能性も高まりますので、ためらわずに相談に行きましょう。

自分たちに合った病院を選ぶポイント

不妊相談に行く場合、婦人科か不妊専門外来にいくか迷うところです。かかりつけの婦人科があれば、まずそこへ相談してから専門医を紹介してもらうことも可能です。

年齢が35歳を超えていて、不妊かも知れないと感じているならば最初から不妊外来にいってもよいでしょう。治療を早く始めることができますし、不妊専門であれば周りの目を気にすることなく受診できます。

最初のころは感じないかもしれませんが、婦人科に産科などが併設されている場合、妊婦さんや赤ちゃんが待合室にいることでつらい思いをすることもあるので不妊専門がいいという人もいます。

不妊治療には長い期間が必要な場合もあるので、家から通いやすいか、評判はよいかなども合わせて判断しましょう。

病院でかかる治療費の目安

不妊治療を始める際に気になるのが費用の問題です。基本的な治療をしても妊娠に至らない場合、より高度な技術を使って妊娠に臨むため、時間がかかればかかるほど高額になっていくのも不妊治療の特徴です。

一般的な不妊治療であるタイミング法は、クリニックにもよりますが、3,000円から20,000円程度。卵子の排卵を促す排卵誘発剤は500円から3,000円、自己注射という方法だと10,000円程度かかります。

また、人工授精は15,000円から30,000円、体外受精や顕微授精になると300,000円から600,000円ほどの費用がかかります。妊娠するまでに最終的にかかった費用の平均は約1,400,000円、期間は25カ月というデータもあります。

まとめ

妊活は女性として自分の身体に興味を持つ、女性の身体の仕組みについての知識を得る、という点でとてもよい取り組みです。子どもを持ちたいと思ってはじめて、基礎体温を測ったり、月経について考えるという人も多いのではないでしょうか。

そこで得る知識は、将来子どもを産む、産まないに関わらずきっと役立つはずです。妊活は自分の身体をいたわることにもつながりますので、正しい知識で取り組みながら将来に備えましょう。

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