つわりで仕事が辛いと感じる人へ!気が紛れる対処法を種類別に紹介
仕事中につわりの症状が出ると、仕事に集中できないので辛いですよね。さらに周りの人に気を使わせてしまってはいけないと思うと精神的にもしんどいものです。つわりには、おもに「吐きつわり」や「食べつわり」、「眠りつわり」の3種類がありますよ。その種類ごとの症状や対策を紹介しますので参考にしてくださいね。
匂いや水分も辛い「吐きつわり」の対処法
どんなときに吐きやすいのかメモしておく
仕事中に少しでも吐き気を感じないようにするためには、日頃から「どんなときに吐きやすいのか」ということをメモしておくとよいですよ。
たとえば「カレーを食べたら吐いてしまった」「コーヒーの匂いがしただけで吐き気がした」などわかりやすく書いておくと、つわりのときでも食べられるものや吐き気を感じてしまうものが把握できるようになります。
体調や天気なども記録しておくと、さらにわかりやすいでしょう。吐き気がしやすい日や食べ物がわかれば悪化するのを防げるかもしれません。
姿勢を変えたり軽く体を動かしたりする
休みを取りたくても無理なときは、勤務中でも体を動かして気分転換をしましょう。イスに座ったままの姿勢で、体勢を変える程度なら職場でも認められることでしょう。
妊娠中は腰への負担が大きいので、少しおなかを前に突き出すようなストレッチもよいですよ。深呼吸をしながら行うと気持ちよく、少しは気が紛れます。
デスクワークで、肩こりを感じたら肩を回すのもおすすめです。ゆっくりでも体を動かすと、血行がよくなりリフレッシュできます。
仕事中に吐き気を感じるときは、体を軽く動かして気分転換するのもよいですよ。
とにかく仕事に没頭する
つわりのときも、しんどいことばかり考えていると気が沈んでしまいます。そのため、つわりの辛さを忘れるために、仕事に没頭してみるのも一つの方法です。
つわりは赤ちゃんの成長とともに治まってくることが多いもの。永遠に続くものではありません。
なにかに集中しているときは辛さを忘れてしまうこともあります。また一つのことに没頭していると知らない間に時間が経っていることもあるものです。
つわりが辛いのに仕事を休むことができないときは、どんどん仕事をこなしていくのもよい方法です。
空腹が天敵「食べつわり」の対処法
サッと食べられる個包装のお菓子を活用する
「食べつわり」は、なにかを食べていなければ胃がムカムカして気分が悪くなってしまいます。そのため、いつでもいろいろなものをつまんでしまう危険があります。
妊婦さんは体重管理が大切で、食べ過ぎはよくないといわれています。しかし、食べなければ気分が悪くなるので、食べつわりの妊婦さんはついついご飯などを食べ過ぎてしまうのです。
大袋のお菓子は食べ過ぎてしまう可能性があるので、つまむなら個包装のものにしましょう。外出するときも、バッグに入れて持ち歩けるので便利です。
つわりのムカムカに効果アリ?炭酸水を飲む
つわりのときはさっぱりした飲み物を好む妊婦さんが多いです。妊娠中に炭酸飲料を飲むと胃のむかつきが和らいだと話す先輩ママもいますよ。
とはいえ、妊娠中にサイダーやコーラなどの炭酸飲料を飲むと体重の増加が心配です。甘い炭酸飲料にはたくさんの砂糖が含まれているからです。
甘くない炭酸水なら、砂糖を取り過ぎる心配はありません。炭酸水にレモン果汁を入れるとさらにさっぱりして飲みやすくなりますよ。
炭酸水にベリー系のシロップを少し加えて飲むのもおすすめです。甘さの調節ができるので市販のジュースより安心ですよ。
日光を浴びて脳内ホルモンの分泌量アップ
脳内ホルモンの分泌を促すには、午前中に日光を浴びることが効果的のようです。そのため散歩に出かけたり、日向ぼっこをしたりしましょう。
妊娠中は激しい運動ができないですし、おなかの赤ちゃんに気をつかって安静を意識すると運動不足になりがちです。無理のない程度にストレッチをしたりウォーキングをしたりして体を動かすことが大切です。
「食べつわり」は体重管理が気になるところです。日光を浴びながら体を動かすと、カロリー消費にもつながりますよ。さらに適度な運動は良質な睡眠にもつながります。
仕事に影響大「眠りつわり」の対処法
休憩時間にしっかり寝る
家にいるときはお昼寝をするという方法もありますが、仕事中は困ってしまいますね。勤務中に眠たくなると仕事が進まないので、上司からの視線も気になりますね。
仕事をしている間は眠ることは難しいですが、休憩時間はしっかりと眠るようにしましょう。横になれなくても大丈夫です。座ったまま目を閉じているだけでも休息になりますよ。
眠たいというのは、赤ちゃんが「ママ、休んで!」と伝えているのかもしれません。できるだけ体を休めるように心がけましょう。