出産の準備をしよう!産前に揃えるグッズ、知っておきたいパパの準備
赤ちゃんが生まれると、これまでの夫婦2人の生活とは一変します。初めての出産を迎えるママは、赤ちゃんのためにどんな準備が必要なのか気になっていると思います。今回は、産前に揃えておきたいベビーグッズの紹介と、パパにもして欲しい出産準備を解説していきます。
出産までに必ず準備したい赤ちゃん用品
買いすぎには注意!【ミルクとおむつ】
授乳には、「完全母乳」「完全ミルク」「母乳とミルクの混合」があります。完全母乳だとしても、ママが病気になったり、乳首裂傷などで直接授乳ができなくなったりする場合にそなえて、哺乳瓶と消毒剤、少量のミルクを準備しておくと安心です。
おむつも必需品ですが、赤ちゃんはすぐに大きくなるので「新生児用」サイズをまとめ買いするのは控えた方がよいでしょう。ミルクもおむつも必要最低限のみ準備して、足りなくなったら買い足すことをおすすめします。
生まれる季節に合わせる【衣料】
準備する際に注意したいのは、季節に合わせたベビーウエアを購入するということ。夏生まれと冬生まれの赤ちゃんでは、素材もアイテムも選ぶ際のポイントは変わります。
【夏生まれの赤ちゃん】
・通気性がよく、すぐに乾く素材
・汗をかくたび着替えるので、短肌着は多めに
・お散歩など、外出の際必要なUVカット素材
【冬生まれの赤ちゃん】
・足まですっぽり隠れる長肌着は多めに
・薄手の服を何枚か重ねると温かい
・外出用の温かいアウター
どの季節に生まれても、綿100%の柔らかい素材を選んであげたいですね。
住環境に合わせてセレクト【お風呂と寝具】
洗面台が大きくない場合は沐浴専用のベビーバスを準備する必要があります。プラスチック製もありますが、置く場所に困る場合は、空気を入れて膨らませるビニールタイプが便利です。
また、赤ちゃんのお布団は、室内で動物を飼っている場合などは「ベビーベッド」にすると安心です。バタバタとホコリがたたない環境で、1人目の赤ちゃんであれば、兄弟に踏まれたりすることもないので、ベビー布団で十分でしょう。
ママの入院セットと便利なグッズの必要性
入院セットは産院で用意してくれるものも
【入院グッズ】
・パジャマ
・授乳ブラジャー
・新生児服
・タオル
・産褥ショーツ
・産褥パット
・時計
・箱ティッシュ
・洗顔・歯磨きセット
・入浴セット
・スリッパ など
入院生活を想像して、必要になりそうなものをあらかじめ一つのカバンにまとめておきましょう。
一方で、「手ぶら入院」ができる産院も多くあります。上記のような必需品がすべて産院で用意されていて、自分で持っていくのは財布と保険証と母子手帳だけ、というのは助かりますね。
ベビーシートは退院時に必要かどうか
一般的に、「チャイルドシート」は子ども用カーシートの総称で、新生児から1歳頃まで使用するのが「ベビーシート」、1歳から4歳くらいまで使用するのが「チャイルドシート」、4歳以降に使用するのが「ジュニアシート」と呼ばれています。
新生児から使えるベビーシートは、比較的使用期間が短いものが多いので、いずれ買い替えることを想定して選ぶ必要があるでしょう。また、安全基準に適合している製品は「Eマーク」がついています。確認して購入すると安心です。
ベビーカーと抱っこ紐は生活に合わせて吟味
ママがお散歩好きで、長い時間歩くようであればしっかりとしたベビーカーがあると便利です。逆に車移動が多く、ベビーカーを積み下ろしすることが多ければ、コンパクトで軽いタイプがよいでしょう。
抱っこひもは腰で支えるタイプが一般的ですが、スリングタイプも人気です。外出時だけでなく、寝かしつけや家事の際にも活躍するので、実際に使い心地を店頭で試してみることをおすすめします。
出産までに知っておきたいパパのための準備
両親学級でパパになる心の準備をしよう
【両親学級で学ぶこと】
・妊婦さんの生活・注意点
・妊婦体験(妊婦ジャケットを着用して大変さを知る)
・先輩パパママから出産体験談を聞く
・赤ちゃんのお世話(沐浴・おむつ替え・ミルク・抱き方・あやし方など)
・産後ママの過ごし方 など
妊娠出産を経て親になるママと違って、身体的変化のないパパは親になる実感を持つのに時間がかかるといわれています。ベビー用品関連の企業などが主催するセミナーもたくさんあります。夫婦揃って赤ちゃんを迎える準備ができるといいですね。